成山堂書店の書籍紹介
タイタニックから飛鳥2へ−客船からクルーズ船への歴史− 交通ブックス217
竹野弘之 著
歴史への招待状
クルーズ客船史、豪華300頁の旅!
・約150枚におよぶ豊富な船の写真と、客船史研究の第一人者による明解な解説!
・戦争や海難事故、船会社の熾烈な争いなど、客船史にまつわるドラマティックな出来事も多数収録。
・船に関する緻密なデータ(トン数、造船所、船会社の変遷など)を満載!
・資料的価値が高く、客船史の初学者や船会社の社員教育にも最適な一冊。
19世紀、欧米では大西洋航路を最速で横断した船に贈られる「ブルー・リボン」獲得のため、有力船主による壮烈なスピード競争が繰り広げられていました。航海速力を重視す……
蒸気機関車の技術史(改訂増補版) 交通ブックス117
齋藤 晃 著
元鉄研三田会会長がまとめた蒸気機関車の歴史書
誕生から200年でその使命を終えた蒸気機関車。しかし、第一次機械文明の星として近代社会の発展に貢献した役割は計り知れない。
表舞台から去った今も人々に愛され続けている。力強く、より早く走ることをめざした開発の努力ーそこには人類の英知が結集された。本書は、その技術の側面にスポットをあて生涯をたどった。
改訂増補版では、列車の速度や重量を増加させるのに欠かせないブレーキの技術についての章を追加。有効なブレーキの普及に100年以上の年月を要した。その歴史に埋もれそうな技術を紹介。
【……
新訂 空港のはなし 交通ブックス307
岩見宣治・長谷川武 共著
空の旅の玄関口“空港”はどのような施設か?安全で快適な空港を作るためにどのような工夫がなされているのか?そんな空港の基礎が体系的にわかる本です。これを読むと空港に行くのが楽しくなります。
●ひと口に空港といっても種々様々、内外の空港事例を紹介。
●空港は色んな施設の組み合わせ、その成り立ちをわかりやすく解説。
●空港の計画・建設から管理・運用にいたるまで、各段階の知識を網羅。
●わが国の航空と空港の歴史を振り返り、これからの空港を考える。
【新訂まえがき】より
戦後わが国の経済発展を支えた空港は,一時期他の公共事業と同……
列車ダイヤと運行管理(2訂版) 交通ブックス116
列車ダイヤ研究会 編著
鉄道会社の輸送のプロの教科書にもなり得るとともに、「鉄道」に興味をお持ちの方々の入門書としても最適です!
部門の連携を図り、鉄道運行を支える列車ダイヤ。ダイヤ作成には、需要予測、列車計画の諸条件や仕組みなどへの理解が必要です。日々の運行のためにダイヤはどのように構築されているのか?ダイヤ作りと運行管理の実際がわかる1冊です。
◆以下の情報を盛り込んだ2訂版!◆
・上野東京ライン、北陸新幹線、北海道新幹線開業のダイヤ改正まで対応した2訂版
・執筆はJR東日本運輸車両部所属の方たち
・列車を自国と位置で表し、安全・正確な輸送……
貝殻・貝の歯・ゴカイの歯 ベルソーブックス008
大越健嗣 著
貝殻は身を守るためにある?。歯はものを噛むためにある?。ホントにそれだけ?貝殻や貝の歯に秘められた様々な役割、ふしぎな現象、有効利用法に目を向けてみよう!
【はじめに】
ちょっと乱暴な言い方だが、生物の体は硬い部分と軟らかい部分でできている。ウイルスなどのきわめて微小な生物を除いて、骨や歯、貝殻、甲羅(甲殻)、サンゴなど、ほとんどの生物は何か硬いものを体のどこかにもっている。それなのに一般の関心は軟らかい部分にかたよっているし、軟らかい部分を研究している人の数もはるかに多い。
たしかに、DNA、RNA、タンパク質、糖、脂質といった軟……
江戸の俳諧にみる魚食文化 ベルソーブックス024
磯 直道 著
時は江戸。後世に名を残した芭蕉や一茶、蕪村など、魚介類を味わいつつ、句に庶民の生活や時の流れを綴っていた。
その多くの俳諧から、魚食にまつわる文化を眺めてみよう。
【目次】
第1章 春
1-1 真鯛(まだい)
1-2 鰊・鯡(にしん)
1-3 鰆(さわら)
1-4 針魚・?(さより)
1-5 白魚(しらうお)
1-6 鮎並(あいなめ)
1-7 鱒(ます)
1-8 諸子魚(もろこ)
1-9 鮠(はや)
1-10 伊勢海老(いせえび)
1-11 鮒(ふな)
1-12 鮑(あわび)
1-13 蛤(はまぐり)
1……
本州四国連絡橋のはなし−長大橋を架ける− 交通ブックス112
藤川寛之
行き来しやすくなった本州四国連絡橋。その建設の裏舞台を覗いてみませんか?世界最長の吊橋「明石海峡大橋」等、壮大なスケールの本四連絡橋を実現させた、世界に誇る日本の最先端技術を詳しく紹介。
【まえがき】より
本四架橋ができる前には、四国の住民にとって「四国が離島である」と実感するときが再々あった。それは、霧や風で船が出航できず毎朝配達されるはずの新聞が届けられないとき、本州に行く際に大きな荷物を持って長い桟橋を渡って連絡橋に乗り換えるときなどであったと思う。
多くの犠牲者を出した紫雲丸の悲惨な事故が契機となって、「早く架橋を実現して……
混乗船のための英語マニュアル
日本郵船(株)海務部 編
船内で明確な指示を出し、円滑なコミュニケーションをはかるため、場面別オーダーの要点、類義語の使い分け等多数例示。好評ポケット判。
【まえがき】より
異文化・異言語を持つ乗組員同士が同一の船に乗船する混乗船では、日常業務を遂行する上で、コミュニケーションがきわめて重要な役割を果たしていることは、疑う余地もありません。最近の混乗船で発生するトラブルの主因として、このコミュニケーション不足が挙げられており、その対策を講ずることが急務との認識に立ち、1992年9月、弊社海務部内関係チームおよび船員研修所等により「混乗船対象実務英語マニュア……
LNG船がわかる本 【新訂版】
糸山直之 著
高熱量・低公害という優れた性質を持つLNG(液化天然ガス)は、近年ますます注目を集め、それに伴い猛烈な勢いでLNG船が建造されています。必然的に、新たにLNG船に携わる人や船舶の絶対数が急増するため、関係者はこれまで以上にLNG船に関する知識をおさえておかなければなりません。
本書は、LNG船の開発を長年手がけてきた著者の知識と経験をもとに、高度な建造・運航技術を必要とするLNG船の概要をわかりやすくまとめたものです。内容は、LNGの物性・特質に触れながら、超低温貨物を輸送するためのタンクがいかに開発され、発展してきたのかを技術的見……