カテゴリー「海事」図書一覧

航海計器シリーズ1 基礎航海計器【改訂版】

六分儀、電磁ログ、ドップラーソナー、音響測深機、磁気コンパス、自差、傾船差等の原理構成・取扱いについて平易に解説。 【はしがき】より  前回改訂を試みてから11年経過したことになる。その間も商船の技術革新は留まることなく進展し、それを扱い乗組員の態勢もずいぶん変化してきている。航海計器もどんどん新しくなっているが、ここで対象となっているいわゆる基礎航海計器は、そんなに大きく変化したわけではない。しかし、すでに使用されなくなっているものも明確となったので、これらを整理することにした。  六分儀や磁気コンパスなどは、今でも使用もされず古くらい計器であると考えている方もおられるかもしれないが、これらを使用した航法こそ航海の原点をなすものであり、このための基礎となる計器をしっかりと掌握することによって優れた航法、航海計器が開発されるものである。  いわゆる自動化に結びつく航海計器といえ……

機関科一・二・三級執務一般(改訂版)−英語・法規も完全収録−

機関科一・二・三級の執務一般に関する科目について海技試験科目細目に準拠しわかりやすく解説。英語や法規(口述試験)問題にも対応。 著者からこの本を読まれる方へ(「はしがき」より)  「合格」というゴールをめざす受験勉強とは、「力と技」の習得です。  まず「力」とは基礎学力です。これは、基礎知識の積み重ねを日々精進することによって得ることができます。しかしながら、それだけでは、ややもすると応用力に欠け「合格」というゴールに到達することは困難です。  このため、「技」すなわち受験技術を身につける必要があります。受験技術とは、実際に出題された試験問題に沿った勉強で、習得知識の盲点を補い、縦横の連携を緊密にし、解答の要点を押える技術です。  この「力と技」の習得をお手伝いするのが受験参考書といえます。  本書が『一・ニ・三級海技士 執務一般』として編著されてから、10年余が経過しまし……

金属材料の腐食と防食の基礎

金属の腐食解明と防食対策に取り組む際に必要な概念や用語等の基礎知識を数式もまじえて、丁寧にわかりやすく解説した入門書。 【序文】より  本書は「腐食はどうもわからん!」と思っている方のために書かれた本である。特に、材料学や化学が得意でない技術者のために書かれたものである。  著者自身、企業の技術者として腐食防食の問題に直面し、困って独学した経験がある。アノードとカソード、陽極と陰極、正極と負極、電位と電極電位・・・等の専門用語に悩まされ、『電位の低い電極から高い電極へ腐食電流は流れる』と言った記述に「逆ではないのか?」と混乱した経験がある。会社の研究所に相談したり学協会の講習会に参加したりして勉強したが、学際分野である腐食・防食学は、現象的には記述されていたにもかかわらず、まだ体系だって整理はされていなかった。最近は専門的な参考書が出版され、随分改善されてきてはいる。しかし改めて仔細に読……

宇高連絡船78年の歩み

瀬戸大橋開通により、その歴史に幕を下ろした“海を航く鉄道宇高連絡船の生涯を(元)船長が緻密な調査と豊富な資料・写真の下に編集執筆。 【目次】 第1章 旅客輸送  1.はじめに  2.明治以前  3.明治時代  4.岡山〜高松間四国連絡航路時代  5.鉄道の国有化  6.宇高航路の開設  7.臨時運行のはじまり  8.貨車航送はじまる  9.中型船時代へ(山陽丸から日華事変まで)  10.戦時航送と輸送統制  11.終戦後の混乱  12.大型化する貨車航送船  13.東海道新幹線の開業  14.新造船時代の到来  15.瀬戸大橋時代へ  16.国鉄の分割・民営化 第2章 貨物輸送  1.はしけ’ばら積み時代  2.貨車航送時代  3.渡艀から自航船へ  4.大型船時代 第3章 宇高航路の変遷  1.小型船時代   (1)常用航路   (2)変則航路  2.紫雲丸型船時代   (1)……

航空機の運航ABC【改訂版】

航空機の安全運航に必要な、航法・法規・性能・気象・通信・飛行計画の基礎的な知識を網羅。図表を多用したわかりやすい内容。 【はじめに】より ライト兄弟の飛行機が、初めて1903年12月17日に飛んだ。この日の記録は、滞空時間12秒、飛行距離36メートル、高度3メートルであった。それから96年経過した。現在航空機の性能は、著しく向上している。 飛行機は、人間や他の動物、そして物資を運ぶ道具から、今や大量輸送の交通手段として輸送産業の一翼を担い、ますます発達しつつある。しかし、同時にひとつの事故が及ぼす影響は、計り知れない時代となっている。航空機の大型化、高速化、自動化やサービスの向上を進めるとともに、安全を考えなければならない。 空運事業の一端を担う運航管理業務は、航空法で定められた運航管理者によって実施されている。私自身、運航管理者として、常に航空機の安全を支える最前線にいるという責任の重……

海と海洋建築−21世紀はどこに住むのか−

海洋建築を知るための海洋、港湾、建築の基礎を網羅したテキスト。持続的発展、環境保全などを踏まえた海洋開発の入門テキスト! 【まえがき】より  本書は、海洋建築に初めて接する大学1年生に、海洋建築はどのようなものかを知ってもらうことを念頭においてまとめたものです。また他分野の技術者で、海洋建築の概要を知りたい方にも参考となるよう心掛けました。執筆者は、新進気鋭の海洋建築の若手研究者です。  内容は、「海洋建築から見た海洋」について、次いで「海洋建築から見た建築」について、最後に「海洋建築の造り方」の3部から構成され、わかり易さをモットーに解説したものです。内容については、重要事項を押さえ、質の高いものとするように心掛けました。また文章は、極力数式を避け、平易にして理解し易いものを心掛けました。より深く勉強したい読者のために、参考文献を充実させました。また海洋情報ネットワークの足が……

気象のことば 科学のこころ 気象ブックス017

気象学を含む自然科学を人類文化の一形態としてとらえ、その歴史と考え方を古今東西の言葉を手がかりに考察したユニークな科学随筆集。 【まえがき】より  なにごとによらず、自分の目で物事を見つめそれについて様々な思いを巡らせるのは本当に楽しいことである。或いはいろいろな本を読んだり他人の話を聞いたりして、自分が今までに知らなかった世界に触れるのも知的好奇心を大いに満足させてくれる。そしてさらに、このように時間をかけて貯えてきた数多くの知識や経験を、もう一度自分の好みに合った方法で組み立て直してみると、そこにはこころ豊かな新しい世界が生まれてくる。  この場合、哲学などといえばいかにも大袈裟に聞こえるが、そもそも日本語で哲学と訳された言葉の本来の意味は、ギリシャ語で「考えること(sophy)が好き(phil)」というきわめてわかりやすいものだったはずである。  この事情は科学についても……

世界の海洋と漁業資源−海洋と大気と魚−

藻場の海藻と造成技術

 藻場は、魚介類のゆりかごとして、また沿岸の環境を保全する上で、きわめて重要な役割を果たしています。しかしながら、高度経済成長期から現代にかけて埋立て等による沿岸開発が進められた結果、数多くの藻場が消失してしまいました。現在全国各地で“藻場再生プロジェクト”が進行しているが、思うような成果が上がらない場合も多い。  本書は「藻場の造成は真に科学的、生物学的な認識や十分な根拠を基礎として行われるべきである」として、藻場を構成する海藻の生物特性とそれを造成技術にどのように応用すべきかを示したものです。  内容は、ホンダワラ類、コンブ類、アラメ・カジメ類等の繁殖や群落の生態的特性について、豊富な写真・図表を用いて解説し、その上で有効な藻場の造成技術や管理手法を示しています。  現在、藻場の重要性については多くの人々に理解されており、藻場造成の関係者は幅広い分野に及んでいます。それゆえ、基本事項の……

水産経済学−政策的接近−

欧米での健康志向の高まりや中国における魚消費量の増加などから今後は世界的に水産物の価値が高まると予測されています。 そうした中、豊かな漁場環境に恵まれ、世界有数の水産大国である日本の水産業も単なる食糧生産産業の枠を超え、海そのものの利用、保全をも包括した新たな産業としての発展が政策課題となっています。 本書は、水産政策審議会会長として、そうした水産政策の審議に長年携わってきた著者のこれまでの研究の集大成となっています。  最近注目のマグロ漁業の話題にはじまり、養殖業、水産物流通、水産基本法の検討、さらには近年注目されている漁村活性化や水産業の多面的機能まで、主要なトピックスを網羅し、政策的・経済的な視点から近代日本水産業の動向を分析しています。 水産基本法の見直しや海洋基本法の制定が叫ばれるいま、今後の水産政策を考える際の基本図書として必携の一冊です。 【はしがき】より 21世紀の日本の……
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