成山堂書店の書籍紹介

船舶安全法関係用語事典(第2版)

上村 宰 編

船舶用語の基礎知識12年ぶりの改訂版 ★船舶安全法を中心とする、船舶管理の理解に欠かせない重要語1800件に解説をつけた  画期的な用語事典です。 ★各用語の根拠条文や関連事項も明記しました。 ★収録語を見直し、新たに400語を追加。AISやBNWAS、LRITなどの  新しい設備にも対応しました。 ★船舶の検査や管理担当者必携の事典です。 (海事図書)

ISMコードの解説と検査の実際−国際安全管理規則がよくわかる本−【3訂版】

国士交通省海事局検査測度課 監修

ISMコード(国際安全管理規則)はヒューマンエラー(人為的ミス)による海難事故を防止するために作成され、船舶・陸上を含めた全社的な「安全管理システム」の構築と、その確実な実施を義務づけたものです。 船上におけるコミュニケーションを「マニュアル化」「システム化」して、国際的な安全管理基準に合わせることにより、誰が担当になっても、一定に安全を維持できるようにすることがISMコードの目的です。 本書は、ISMコードの概念から、安全管理システムの構築方法、受検までの準備、実際の受検の流れ、判定のポイント、ISMコードに関するQ&Aなどを船舶所……

船舶通信の基礎知識(3訂増補版)

鈴木 治 著

船舶運航上、GMDSSをはじめとする重要な役割を持つ船舶通信。その内容を、運航場面別に豊富な図・写真をを用いてやさしく解説しました。無線従事者国家試験を目指す受験生、船舶通信を学ぶ学生、船会社の初級乗組員ほか、船舶通信に携わる関係者すべての方に最適の入門概説書です。 [toc] 【はじめに】 これまで船員にとっての無線に関する知識は、通信士や経験豊富な船員から仕事をしながら聞いて得たものでした。しかし日本人船員が少なくなり、また通信士の乗船していない船がほとんどとなった今では、そうもいきません。 本書は、乗船経験のない学生……

ロープの扱い方・結び方

堀越 清・橋本幸一 共著

ロープ作業をする場合の正しい扱い方、並びに結び方に力点を置き、著者の豊富な海上経験をもとにわかりやすく図版中心に解説。 【はしがき】より  ロープ作業の要旨(こつ)は、使用するロープの性格をよく把握し、懸る力と摩擦力を、有効に利用することである。そこには理に適った“扱い方”、“結び方”がおのずから存在し、何世紀もの昔から研究され、工夫され、そして使用されて来たものがある。しかし時勢は刻々推移し、使用される物も対象も変わりつつあり、特に最近は科学の進歩により、合成繊維のロープが登場し、従来のロープ作業の感覚にも、かなり修正が加えられる……

詳説 舶用蒸気タービン 【上巻】−SIと重力単位系併記−【4訂版】

古川 守・杉田英昭 共著

熱及び蒸気の性質について基礎から解説し、蒸気タービンの性能までを平易な記述で説明。 【4訂版発行に当たって】 本書が1984 年(昭和59 年)に発行されて今年で35年,3訂版が2007年(平成19年)に発行されてからも12年になります。最初に本書改訂版が発行された1996年(平成8年)は,舶用蒸気タービンがLNGタンクから漏れ出すボイル・オフ・ガスBOGを有効活用でき,またそれを有効に処理できる最も適した主機関として,LNG船に独占的に採用されていた時代でした。 しかし,2010年頃から燃料価格が高騰し,主機関の燃料消費率……

現代物流概論 【2訂版】

國領英雄 編著

サプライチェーン、サードパーティ・ロジスティクスなど最新の動向をとらえ、企業物流を中心に現代の物流を広く解説。学生・実務者向。 目次 第1章 物流とはなにか 1-1 物流とは  (1)モノの流れ  (2)物流の意義  (3)物流の経済的性格 1-2 物流の役割  (1)経済活動と物流  (2)経済生活と物流  (3)商流と物流 1-3 物流は誰のものか−物流の視点−  (1)物流過程と物流主体  (2)誰が物流を担っているか 第2章 物流の生成と発展 2-1 流通活動の発生と物流の諸活動  (1……

実践 鉄道RAMS−鉄道ビジネスの新しいシステム評価法−

溝口正仁・佐藤芳彦 監修 日本鉄道車輌工業会RAMS懇話会 編

【まえがき】より 〔社会資本の信頼性と安全性確保の重要性〕  近年、科学技術の革新と社会構造の複雑化が進展するなかで、社会資本といわれる大型プラント、原子力発電設備、宇宙ロケット、航空機、鉄道車両等はシステムとして複雑かつ高度化するとともに巨大化する傾向がみられる。これら社会資本が事故を起こした場合、極めて深刻な事態を招くことはこれまでの各種事故の実例が示すところである。それらの信頼性と安全性の確保が現代社会の大きな課題となっている。 〔信頼性と安全性の評価法RAMSの発展と適用範囲の拡大〕  1950年代後半より、信頼性……

海が日本の将来を決める

村田良平 著

近年、わが国周辺海域を舞台に日本の国運に係わる大きい問題がいくつも発生しています。外国軍艦による領海侵犯、工作船の活動、東シナ海の石油・ガス開発、密漁、海賊問題と大きく報道された事件だけでも枚挙に暇がありません。しかしながら、依然としてわが国には政府として一元的に海洋問題に取り組む組織は無く、国民全体としても海洋国家としては、海に対する意識が低いと言わざるをえない状況が続いています。このよう折、改めてわが国にとっての海の重要性を説き、海との関わり方はどうあるべきなのかを示した本書を発行しました。 著者の村田良平氏は、外務省出身で、駐米……

台風と闘った観測船 気象ブックス013

饒村 曜 著

日本の台風災害の軽減に多大な貢献をした定点観測船の活躍を中心に描く。苛酷な環境下の興味深いエピソードや貴重な資料を交えて綴る。 【まえがき】より 一九一二年(明治四五年)四月一〇日に北西大西洋で起こったタイタニック号の海難は、一四九〇名が亡くなったことが強調して語られている。しかし、全員が死亡していたかもしれないところを、積んでいた最新機器の無線通信機によって、七一一名が救助されている。このため、無線通信機を積む船が増え、船で観測したデータをすばやく気象台等に送り、逆に気象台等から危険な状態にあう可能性があるかどうかの情報をす……

鯨と海のものがたり−地球最大の動物賛歌−【増補版】

奈須敬二 著

鯨に魅せられた故奈須博士の名著に、捕鯨問題に詳しい水産ジャーナリスト梅崎義人氏による「政治に利用された鯨」を増補しての復刊。 【目次】 1.鯨とは  鯨地球にあらわれる  鯨海へうつる  鯨のからだ 2.鯨のなかま  ひげ鯨と歯鯨  セミクジラとホッキョククジラ  コククジラ  シロナガスクジラ  ナガスクジラ  イワシクジラ  ニタリクジラ  ザトウクジラ  ミンククジラ  マッコウクジラ 3.鯨の由来  鯨の語源  イサナの語源 4.海とは  地球の誕生  海の誕生  海のすがた  生命の誕生 5.鯨と海の流れ ……
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