成山堂書店の書籍紹介

グローバルエアラインの経営と実務 AIRLINE OPERATIONS AND MANAGEMENT

Gerald N.Cook and Bruce G.Billing 共著/上甲哲也 監訳

航空業界について経営的な観点から概説したテキストブック。 経済、オペレーション、ファイナンスなど、経営学の主要分野の基礎理論を適用し、それらを組み合わせて業界を俯瞰しています。また、戦略的なマネジメントではなく、航空業界に特徴的に見られる戦術的なマネジメントに焦点を当てて解説しています。 【監訳者はしがき】 本書は、主に米国や欧州の航空会社を題材として、航空会社の経営理論と実践的な戦術を、豊富な事例を織り交ぜながら解説しています。我が国の航空会社の経営について学びたい、研究したいとお考えの読者には的外れかと言えば、そうではあ……

気象学の教科書 気象ブックス047

稲津 將 著

気象に興味を持った人が最初に読んで欲しい1冊。 気象学を学ぶ大学生や気象予報士を目指している人のために、平易な説明と多くの事例、日頃役立つ天気のコラムなどを盛り込んで、わかりやすく解説しています。 気象学者の「荒木健太郎さん」も推薦。 以下のコメントを帯に掲載しています。 「知れば知るほど楽しくなる。 気象学を志すすべての方にオススメしたい、 空の教科書の決定版!」 [toc] はじめに 「太古」ギリシアのイカロスは、蝋ろうで固めた鳥の羽を持ち、太陽に向かって飛び立ちました。太陽に近づいたイカロスは熱……

北朝鮮工作船がわかる本

海上治安研究会 編

日本の船員と海運のあゆみ ー戦後復興からグローバル経済下の船員社会ー

藤丸 徹 著

「船員という職業集団のリアルな貢献と歴史を残したい」という著者の真摯な思いが詰まった1冊! 敗戦占領下・戦後復興、船員教育の改変、海運再編・集約、中東戦争やベトナム戦争、イラン・イラク戦争、便宜置籍船・混乗船・近代化船、緊急雇用対策など、海事業界の船員に関する大きな変化を追いながら、その時々に実際の船員の働く現場で起こった具体的な出来事、エピソードを現場目線で紹介。敗戦からの復興、繁栄、衰退の船員を描いた"激動の昭和"を生き抜いた船員の姿を紹介。 【はじめに】 本書は,戦後から昭和の終わりまでの外航船に乗り組んだ船員の記……

人が活躍するツーリズム産業の価値共創

島川 崇・神田 達哉・青木 昌城・矢嶋 敏朗 共著

ツーリズムに関わるすべての人が、それを喜びとし、価値をともに創発していける環境を作らなければ、この業界は確実に衰退する。大切なのは、価値を「共創」することである。観光客も、経営者も、一人ひとりの従業員も、観光地で観光客と接する業に従事している人も、観光地の地元住民まで、ツーリズムに関わる皆が喜びを感じ、その果実の正当な分配を受けることができる環境の構築である。 この問題意識を共有した4 名の執筆陣が、ツーリズム産業の価値共創のため議論を展開、スーパーガイド、カリスマ添乗員と呼ばれる卓越したプロたちや「価値共創」が実現できている他産業……

鉄道車両・保守設備プロジェクトマニュアル(RAMS規格対応)

佐藤芳彦 著

国内外の鉄道プロジェクトに必須な情報を1冊にまとめました! 海外に鉄道技術を展開するためには、「RAMS」という世界基準になりつつある規格に、対応することが求められています。 それにどう対応すればよいかを記した、唯一無二のマニュアル本。 鉄道従事者はもちろんのこと、鉄道ファンの方も興味を持つ内容です。 RAMSとは? Reliability(信頼性)、Availability(アベラビリティー)、Maintainability(保全性)、及びSafety(安全性)の4つの頭文字をとった新しい概念を現した用語です。 ……

英和対訳 2021年STCW条約【正訳】 1978年の船員の訓練及び資格証明並びに当直の基準に関する国際条約の改正

国土交通省海事局 監修

2010年マニラ改正以降の5回の条約改正(旗国監査制度・ガス燃料船・極域航行船・旅客船についてなど)を反映しています。 「2021年STCW 条約〔正訳〕」発刊にあたって 船舶の運航に従事する船員は,航海士,機関士等,それぞれ船内の職務に応じて所要の教育訓練や資格の保有が国際条約上求められています。こうした船員の訓練・資格に関する国際基準を規定したのが,STCW 条約(1978年の船員の訓練及び資格証明並びに当直の基準に関する国際条約; International Convention on Standards of Trai……

雷の疑問56 みんなが知りたいシリーズ16

鴨川 仁・吉田 智・森本健志 共著

「ゴロゴロ」と雷鳴轟き、「ピカッ」と稲光でお馴染みの雷に関する56のクエスチョンに、雷研究の最前線にいる3 名がわかりやすく回答します。雷の性質や特徴、その多様さから、体・モノを守る手段や利用する技術、文化的なアプローチまで、雷のすべてがわかります。 本書において下記のとおり、誤りがありました。訂正してお詫び申し上げます。 *巻頭カラー口絵5 ページ「口絵10」のキャプション (誤) 上:夏 6 ~ 8 月・下:冬 11 ~ 1 月(2018~2020 年のデータを使用) (正) 上:冬 ……

概説 改正漁業法

小松正之 監修/有薗眞琴 著

水産改革の端緒となった70年ぶりの改正「改正漁業法」の要点をわかりやすく記した解説書。江戸時代の漁業制度に由来する「明治漁業法」、昭和の「漁業法」など日本の漁業制度の歴史と水産政策の変遷を検証。漁獲可能量による管理と個別割り当てを基本とする資源管理方式を導入し、漁業権における優先順位制を廃止して新規参入を促すなど、今回の「改正漁業法」の評価される点と、水産資源を「国民の共有財産」とせず公的管理の徹底が十分でないなど、今後の課題についても提言する。 【監修にあたって】 著者の有薗眞琴氏とは、私が水産庁に奉職していた時代に氏が山口……

北海道の鉄道開拓者ー鉄道技師・大村卓一の功績ー

高津俊司

北海道の開拓・発展の大きな原動力となった「鉄道」。その鉄道網の拡充に尽力した鉄道技術者の一人である大村卓一の功績と共に北海道鉄道の発展を振り返る。 [toc] 【はじめに】 2018年9月、北海道開拓使が置かれてから150 年を迎える記念行事が催され、2020年は北海道に鉄道が開業して140年目の節目の年であった。多くの先人たちが厳しい自然と闘い、苦労を重ねて北海道を開拓して産業、経済、文化を発展させてきた。その開拓の大きな原動力となったのが鉄道である。1880年に手宮・札幌間に開業した幌内鉄道は、外国人技術者クロフォードや……
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