成山堂書店の書籍紹介

防衛医科大学校看護学科 2019年版【2014〜2018年実施問題収録】 最近5か年 自衛官採用試験問題解答集

防衛協力会 編

防衛医科大学校医学教育学部看護学科の自衛官候補看護学生(自衛官コース)と技官候補看護学生(技官コース)、の2014年〜2018年分の問題を収録。 【はじめに】より 本書は、将来、保険師・看護師である幹部自衛官をめざして、2013年から募集が始まった防衛医科大学校医学教育学部看護学科(自衛官候補看護学生)と技官候補看護学生(技官コース)を受験する人のための問題解答集です(「自衛官コース」と「技官コース」は共通の試験問題です)。2014〜2018年に実施された1次試験の問題と解答・解説を収録したものです。 解答には、模範解答と必……

都市を冷やすフラクタル日除け−面白くなくちゃ科学じゃない−気象ブックス037

酒井 敏 著

雨風をしのげない不思議な日除け、一見、役立たずに見えるが・・・。 樹木の形状を模したまったく新しい形の日除け。 隙間だらけのスカスカの構造が、木陰のような 涼しく爽やかな空間を創り出す! 都市を暑くするヒートアイランド対策の救世主 ともいうべきフラクタル日除けにたどりついた 京大ならではの発想と、「科学する」ことの 楽しさがぎゅっと詰まった一冊。 組み立ててフラクタル日除けを実感できる 「シェルピンスキー四面体」のペーパークラフト付き! 【はじめに】より 「フラクタル日除け」は、樹木の形状を模した全く新しい形……

海洋構造物 船舶海洋工学シリーズ12

飯島一博・鈴木英之・井上俊司・高木健・岡田真三・前田克弥・尾崎雅彦・正信聡太郎・神田雅光・松浦正己・和田良太・平林紳一郎・武内崇晃

海洋開発の基礎技術が1冊に! 資源開発、環境対策で注目される海洋開発に用いられる機器や設備を、海洋の波、風、流れ、水圧など厳しい環境下で保持し、安全に機能させるための基盤技術として、海洋構造物の基本的概念から力学的特徴、設計の考え方について紹介する。 【改訂版発行にあたって】 2013年に本書の初版を発行以来、学生・設計者をはじめ多くの関係者にご利用いただいた。そして,10 年を経て改訂のタイミングとなった。10年前の当時、学生でこの教科書を手に取った元学生はベテランに差し掛かる頃である。彼らは10年の間、いろいろな専門書を読……

船舶性能設計 船舶海洋工学シリーズ11

荻原誠功・山崎正三郎・芳村康男・足達宏之

船舶流体力学を基礎とする船舶性能に関する理論を紹介。船体の抵抗成分と船型設計の考え方、プロペラ推進に基づいた船尾形状設計法、スクリュープロペラの特性とその設計法、操縦運動を制御する操縦装置の設計、船舶に装着される省エネ装置の原理とその結果、就航後の船舶性能の解析手法などについて実例を示しながら解説した。 【まえがき】より  近年の船舶系の大学での履修状況は、造船工学に関する基本的あるいは実務的な履修に多くの時間を割くことが難しくなり、その内容は必ずしも以前のような形態がとられていません。また、船舶系の学科の卒業者数が減少し、造船産業……

船体運動(耐航性能 初級編) 船舶海洋工学シリーズ5

池田良穂・梅田直哉・慎燦益・内藤林

耐航性能の初級知識を徹底管理! 荒れた海の中でも船体、機関、積荷などに損傷を受けることなく予定通り航行できる能力を「耐航性能」という。本書では、この船舶の耐航性についての基礎として学んでおくべき基本的な事項、理論的アプローチなどについてわかりやすくまとめた。船舶の耐航性能の初級の知識を徹底整理する上で最適な1冊。 【まえがき】より  大洋を航海する船舶にとって、荒天でも本来の機能を発揮することがもっとも重要である。荒れた海の中でも船体、機関、積荷などに損傷を受けることなく予定通り航行できる能力を耐航性能という。本書では、この船……

船体構造(振動編) 船舶海洋工学シリーズ8

荒井誠・遠山泰美・渋江唯司・修理英幸・深沢塔一

接水振動や防振対策、波浪中での船舶の動的応答についても詳しく解説した振動学の新定番!振動に関する基礎知識、基礎理論から、船体振動問題への応用について学習でき、とくに一般的な振動学の教科書にはない、梁や板の振動理論、接水振動いついては詳しく解説した。 【まえがき】より  大学の機械系学科においては、基礎科目として振動学の講義が開催されており、多くの優れた教科書や参考書が出版されている。本書も振動学の教科書であるため当然のことながら振動の基礎知識をまとめており、既存の書物と共通した内容の記述も多い。しかしながら、本書は船舶海洋工学系の学……

日本交通政策研究会研究双書26 シニア社会の交通政策−高齢化時代のモビリティを考える−

高田 邦道 編著

日本の高齢者人口は、65歳以上が3,000万人強、80歳以上が900万人にものぼる。総人口に占める割合は24%。これからも高齢化は進み、更なる高齢社会となっていく。これに比例するかのように、高齢者の交通事故件数は、増加し続けており、高齢者偏重の「シニア社会」では、安全・安心な車社会の構築が急務となっている。本書では、「シニア社会」における交通の構造や実態を解析するとともに、よりよい交通政策・交通環境づくりのための提言を行う。今後の指針となる一冊。 【序文】より  第二次世界大戦後のわが国の繁栄は目覚ましいものであった。それを支えてき……

高層気象の科学−基礎理論から観測技術まで−

廣田道夫・白木正規・八木正允 編著

 異常気象など気象に起因する自然災害や、地球温暖化など地球環境問題に関連して、気象や大気に関する社会の関心が以前にも増して高まっている。このような状況に対応して関連する書物が多数出版されているが、対流圏と成層圏を対象とした高層大気の観測については、専門的な内部資料が多く、一般向けに詳しく解説したものは少ない。  本書は、高層大気の物理的・化学的な基礎に加えて、高層大気の観測にも重点を置いて、全体を大きく3部にわけて解説した。 第1部は高層大気の物理的な基礎のほか、高層天気図の見方、身近な気象現象のメカニズムなど応用的な分野についても……

ズワイガニの漁業管理と世界市場

東村玲子 著

TAC(総漁獲可能量)による漁業管理が行われているズワイガニ。漁獲、加工、漁業管理など実態に基づき分析するとともに、その世界市場の構図を鳥瞰する。果たして、個別割当制度は機能するのか。海外事例の緻密な分析により検証する。 【はじめに】より 今日、世界における水産資源の利用は、ローカルとグローバルの両面を持って展開している。すなわち、海洋生物資源の多くは排他的経済水域(以下、EEZ:Exclusive Economic Zone)の設定により、沿岸国に囲い込まれてしまった。そして、沿岸国による資源の合理的利用、すなわち漁業の望ま……

空飛ぶ漁師カワウとヒトとの上手な付き合い方―被害の真相とその解決策を探る― ベルソーブックス042

坪井 潤一 著

カワウを悪者にする水産資源管理はもうやめよう! 元来、カワウは″水に潜って魚を食べる鳥″。魚や鳥の暮らす水辺環境をヒトの都合だけで管理してはならない。カワウの生態や取り巻く環境を理解すれば、やるべきことは見えてくる。 著者が試行錯誤を重ねてきた対策方法やカワウから教わったことが満載の本書を読んで、できることから始めよう! 【はじめに】より  筆者とカワウとの出会いは、母校北海道大学水産学部での講義だった。小城春雄先生が静かな語り口で説明する。 「最近、本州の河川ではカワウという鳥が急激に増えていて、水産被害や森林枯死が深……
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