成山堂書店の書籍紹介

南極海に生きる動物プランクトンー地球環境の変動を探るー極地研ライブラリー

福地光男・谷村篤・高橋邦夫 共著

小さくて大きい、プランクトンの世界をみてみよう。 南極海にすむ動物プランクトンの多様な生存戦略と、 そこから見えてくる地球環境の将来を徹底解明。 流氷の妖精、クリオネに存亡の危機? 地球温暖化が南極海にもたらす影響とは? 【はじめに】より  本書は国立極地研究所からの情報発信活動の1つとして、「極地研ライブラリー」シリーズの一冊として出版される。本シリーズの主な読者は高校生ないし大学初年級を対象とし、一般の方々にも、南極や北極のサイエンスを分かりやすく紹介するものである。  今回は、「プランクトン」を話題に取り上げ、……

南極観測隊のしごとー観測隊員の選考から暮らしまでー極地研ライブラリー

国立極地研究所南極観測センター 編

南極観測隊員の選考から出発,基地での「衣・食・住」といった暮らしまでをわかりやすく解説!南極観測の計画がどのように企画され,観測隊が組織され,現場での観測実施に至っているのか,その過程を生々しく描く。 【はじめに】 丹沢山塊越しの富士山が美しい立川市の一角に,国立極地研究所がある。主屋の研究棟には,極地の科学に関するさまざまな研究施設が整備され,研究が進められている。また,その敷地内には「南極・北極科学館」があり,南極観測の成果や歴史が紹介されている。科学館の西側には,一五頭のカラフト犬のブロンズ群像と白瀬探検隊の記念碑のある……

マグロの資源と生物学 水産総合研究センター叢書

独立行政法人 水産総合研究センター 編著

太平洋と大西洋のクロマグロは別の種だった! マグロが食べられなくなるって本当か? 主要マグロ6種について、分類・生物から資源状況・管理・ 資源評価・環境問題・漁業・養殖と畜養まで資源と生物全容を網羅する。 マグロの関する最新の情報を掲載 太平洋クロマグロと大西洋クロマグロの違いとは? ⇒携帯分類学と遺伝学的分類を記述 注目されるマグロ資源管理と資源評価方法 ⇒種類・海域別に詳細に解説 ⇒CITES・IUCN、混獲とエコラベル 外洋における行動・回遊を明らかにする ⇒アーカイバルタグ、ポップアップタグで衛星から追……

国際関係と国際法【改訂版】

澤 喜司郎

複雑化する国際社会の現実を理解するため、平和および安全の維持、すなわち国際的な安全保障と 一国平和主義的な日本の安全保障の現状と問題点について、国際法の観点から解説を試みる。 【はじめに】より 政党は大きく保守系とリベラル系に分けられ、日本では保守系はタカ派、リベラル系はハト派と呼ばれ、言葉から受けるイメージではタカ派は武力的あるいは好戦的、ハト派は平和的あるいは友好的と受けとめられています。世界一の民主主義国家を自認する米国では、共和党が保守系、民主党がリベラル系ですが、米国が関与した世界的規模での戦争を見ると、第一次……

日本の港湾政策―歴史と背景―

黒田勝彦 編著 奥田剛章・木俣順 共著

日本の港湾をもっと元気に! 近世から現代に至るまで日本の経済発展を支えてきた港湾。明治・大正・昭和・平成を通して港湾政策が 目指してきたものとは?日本の港湾政策の変遷を知ることで世界の中の日本がわかり、これからの日本の 港湾の方向性も見えてきます。 【目次】 第1章 近代国家成立期及び工業育成期の港湾政策 第1節 開国前夜の国際情勢と港湾整備  1・1 対明・南蛮貿易と津湊  1・2 徳川鎖国政策と湊  1・3 国内物資輸送と津湊政策  1・4 列強進出と開港 第2節 開国と港湾・海運政策  2・1 政体整備と港湾管理  2・2 西……

船舶で躍進する新高張力鋼―TMCP鋼の実用展開―

北田博重・福井 努 共著

日本の造船界、学会、船級協会ほかが技術を結集して開発してきたTMCP鋼と呼ばれる高性能の鋼材について、 安全性確保の検討・評価を船級規則からの視点でまとめた一冊!船会社、造船所、製鉄所、船級協会の若手技 術者や船舶の設計、施工、材料の開発実務者の方にオススメです。 【まえがき】より  日本の造船業は、高度成長期の1960年代中頃には新造船の建造量で全ヨーロッパを抜き、世界の建造量の約50%を占めるまでに成長した。その後2度の造船不況に見舞われたが、1990年以降のグローバルな経済発展に伴う船舶需要拡大により日本の建造量は右肩上がりで……

なるほど納得!パワーエンジニアリング【応用編】エネルギー資源・パワープラントを知り尽くす

杉田英昭

マリンエンジニア必読のバイブル! マリンエンジニアがぜひ身に付けてもらいたい学問の中に、パワーエンジニアリングというエネルギー問題を扱う分野があります。本書は、長年教育現場で培ってきた経験を活かしながら、パワーエンジニアリングの基礎から応用までを懇切丁寧に解説した今までに類をみない体系的な力作。 本書は2分冊構成を採用し、基礎編では初学者にとって必須な工業熱力学を中心に様々な教育的配慮が施されているのが大きな特長となっています。例題、演習問題、詳解、重要語、テクニカルターム、科学史の話題など初学者のみならず教鞭をとる先生方にとっても利……

なるほど納得!パワーエンジニアリング 【基礎編】工学熱力学を学び尽くす

杉田英昭

マリンエンジニア必読のバイブル! マリンエンジニアがぜひ身に付けてもらいたい学問の中に、パワーエンジニアリングというエネルギー問題を扱う分野があります。本書は、長年教育現場で培ってきた経験を活かしながら、パワーエンジニアリングの基礎から応用までを懇切丁寧に解説した今までに類をみない体系的な力作。 本書は2分冊構成を採用し、基礎編では初学者にとって必須な工業熱力学を中心に様々な教育的配慮が施されているのが大きな特長となっています。例題、演習問題、詳解、重要語、テクニカルターム、科学史の話題など初学者のみならず教鞭をとる先生方にとって……

世界を読む 国際政治経済学入門[2訂版]

澤 喜司郎 著

今、世界で何が起こっているのか、それは何故か? 本書では国際政治経済学の見地から、民族・宗教、 資源、金融、物流など地球規模の問題を、客観的 かつわかりやすく解説。 「国際社会に対する認識」が養える1冊である。 【目次】 序章 政治と経済の不可分性  1 保守主義とリベラリズムの政治思想    政治思想とは    自由主義とリベラル政党    現実主義と理想主義  2 保守主義とリベラリズムの経済政策の違い    経済思想とは    小さな政府と大きな政府    低福祉低負担と高福祉高負担  3 保守主義とリ……

衣服と気候 気象ブックス039

田村照子 著

「持ち運べる小さな環境ー衣服」にまつわる 科学と文化のはなし。 ヒトはなぜ服を着るのか? 永年にわたり、衣服を科学してきた著者が、 カラダと着衣、そして気候の関係を徹底追及。 服飾の勉強をしている学生、アパレル関係者はもちろん、 住宅や家電業界など生活環境に関わるすべての方、 必読の1冊です。 【目次】 巻頭インタビュー 著者に聞く「この本を書いて思うこと」 序章 衣服は持ち運びできる微小環境 第1章 衣服の起源  1.1 ヒトー裸のサル  1.2 衣服の起源ー防寒が先か、装身が先か 第2章……
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