成山堂書店の書籍紹介
改訂増補 南極読本ーペンギン、海水、オーロラ、隕石、南極観測のすべてがわかるー
南極OB会編集委員会 編
知りたい情報満載の“南極ペディア”
南極は、どのような場所で、
観測隊員たちは何を調べ、どのような成果があったのか――
南極の歴史から、気象、地理、生物、物理観測、生活に至るまで、南極観測隊員が分かりやすく解説。
章の内容を大幅に見直したうえ、最新の成果をまとめた「観測トピックス」を加えた“新・南極読本”を初版から6年ぶりに刊行!
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【はしがき】より
南極観測隊は南極に赴く観測船上で「しらせ大学」を開き、初めて南極観測に参加する隊員へ南極自然、観測の歴史などを講義した。また昭和基地での越冬中には「昭和大……
星の海を航く
石橋 正 著
昔、漁師が出漁を判断するときには、
夜空に上ってくる特定の星(ヤクボシ)が
重要な役割を持っていて、日本各地の漁村に
伝わっていた。
しかし、漁業の近代化によって、そのような星や
星座は人々の記憶から忘れ去られようとしている。
日本各地の漁村を巡り、失われた星たちの和名を
65年にわたって追い求めている著者のライフワーク
をまとめたエッセイ。
随想集 嘯風弄花(しょうふうろうか)
石橋 正 著
生死の狭間をさまよった旧海軍時代の思い出。
戦後の復興に力を尽くした船員・船長時代。
未来を担う若者を育てるために長きにわたって
務めてきた水産高校の熱血教員時代。
己の生き様を、星・音楽・花・船・自然などを題材に語る。
【まえがき】より
家の前に小さい空き地がある。ある明け方、空の様子を見ようと窓を開けると、夜明けの薄闇の中、その空き地に一面に星が降りていた。白くかそけく、ひしめき合うように煌いている。まだ夢の中なのか、と思いながら、音楽さえ聞こえて来そうな星の群れに見惚れていた。
少しずつ薄闇が消えていくに連れて星たちの煌き……
随想集 海路残照(かいろざんしょう)
石橋 正 著
生死の狭間をさまよった旧海軍時代の思い出。戦後の復興に力を尽くした船員・船長時代。未来を担う若者を育てるために長きにわたって務めてきた水産高校の熱血教員時代。己の生き様を、星・音楽・花・船・自然などを題材に語る。
【まえがき】より
ひとつの事を長く続ける原動力とは何なのであろうか。
船上で講師を務め始めた頃、
『あなたの話に感動したので、自分の修養のために、帰ったら毎日ハガキを書きます』
と、言ってくれた人がいた。
そして毎日葉書が届くようになり、1年で365通、5年で1,800余通、10年で3,650通と続いた。
数年前に、『高齢……
交通論おもしろゼミナール10 日本の文化と乗り物
澤 喜司郎 著
乗り物から、日本の文化が見えてくる!?
さまざまな乗り物に見られる日本文化について概観。「神道」「アニメ文化」「官僚体制」などのテーマについて、豊富な写真と事例をもとに解説しました。日本交通文化論の入門書として最適の一冊です。
【まえがき】より
外国人から見た日本の不思議、外国人から見た日本の変わった習慣、外国人が日本に来て驚くこと、これらは文化の違いによるものです。日本人にとっては当たり前のことなので、日本人がそれを文化として認識することはほとんどなく、そのため外国人から見た日本の不思議や変わった習慣を聞くことによって私た……
現代海上保険
Barrie G.Jervis著 大谷孝一・中出 哲 監訳
貿易、海運、物流、海洋工事などにおける危険に対処する保険として、企業のグローバルビジネスを支える重要な制度である海上保険について、その歴史や原理をわかりやすく解説するとともに、船舶保険、貨物保険、P&I保険などの内容を詳細に検討し、さらに保険金請求や再保険についても網羅的に解説した格好の海上保険入門書。
【監訳者序文】
本書は、ロイズの正会員、Barrie G. Jervis氏による“Reeds Marine Insurance”(2005年)の全訳(ただし、付録資料の一部を除く)である。原著のタイトルの“Reeds\は、世界の港……
流氷の世界 気象ブックス038
青田昌秋 著
白い海の不思議に迫る!
冬になるとオホーツク海にやってくる流氷。実は海が凍るってそうそう簡単なことではないのです。以前は港をふさいで厄介者だった流氷が、いまでは豊富なプランクトンのゆりかごだったり、地球環境に影響していると知られるようになりました。オオワシが舞い、アザラシがひょっこり顔を出す白い海に魅せられて50年、流氷博士からの贈り物です。
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【はじめに】より
海氷研究のためにオホーツク沿岸の小さな街に赴任したのは1965(昭和40)年の秋でした。はじめての冬が来ました。ある朝、水平線が輝いていました。流氷の到来……
大野龍太郎の魚拓美ー色彩美術画集ー
大野 龍太郎 著
【訂正のお知らせ】
内容の一部に誤りがありました。
・訂正箇所
【誤】背ビレを切り取り
【正】腹ビレを切り取り
お詫びして訂正いたします。
大手釣具メーカーの「ダイワ魚拓カレンダー」を手掛けるカラー魚拓のパイオニア、大野龍太郎の作品集。魚拓の域を超えた芸術品の数々。魚が好き、釣りが好きだからこそ到達できる領域がある。
1点1点がどれも美しく、繊細かつ鮮やかで躍動感あふれる作品。
大野流カラー魚拓の作り方を収録。制作に必要な道具や過程を紹介しています。
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海事代理士口述試験対策問題集
海事代理士 坂爪 靖 編著
海事代理士試験の口述試験に出題された問題とその類似問題・派生問題に、ヒント(=解答の根拠となる条文)、解答、解説(=関連する条文等の参考事項)を記載した問題解答集。
【著者紹介】
昭和43年 東京水産大学卒
昭和海運、三菱鉱石輸送航海士・船長海難審判庁審判官/理事官、
高等海難審判庁審判官、長崎地方海難審判理事所長、
門司/仙台地方海難審判庁長
運輸安全委員会事務局横浜事務所長
海事代理士
【はしがき】より
海事代理士の国家資格を取得するには、筆記試験に合格した後、口述試験に合格しなければなりません。筆記試……
BOTTLIUM ボトリウム−手のひらサイズの小さな水槽。−
田畑哲生 著
ボトリウムは食器や花瓶を利用し、水草や石をレイアウトするだけの、新感覚のアクアリウム。魚や貝類を飼うこともできます。メンテナンスは基本、水替えだけなので気軽に始められます。
でも、なぜこんなことができるのでしょうか。
ボトル内に“植えた”水草は水を浄化し、酸素を作り出します。貝類はボトルに付着した苔を食べ、貝のフンは土の中のバクテリアが分解し、水草の養分となります。そうです。小さなガラスの容器に地球の営みができるのです。
本書では、この魅力的なボトリウムの作り方や飾り方、水草や飼える魚の種類まで余すところなく紹介しています。
【著……