海事の書籍紹介

海事一般がわかる本(改訂版)

山崎祐介 著

船員を目指す人は必読の一冊! 航海・運用・海事法規・安全の基礎全般を図・写真を用いてわかりやすく解説する。船員をめざす学生および船舶運航に携わるすべての人の入門書。 【まえがき】 本書『海事一般がわかる本』は,船舶職員を目指す方々をはじめ,船舶の運航に関わるすべての方々が,最低限知っておくべき「海事」の知識を網羅して,簡潔にまとめたものである。幸いなことに,海事関係の学校の教科書を中心に,多くの方々に利用していていただいてきたが,初版発行以来,12年を経過した今般,操船,海事法規などを中心に改訂を行った。 地球上には……

機関算法のABC−SI単位による計算−

折目耕一・升田政和 共著

4・5級海技士を目指す人へ基本的な算法を、豊富な例題でわかりやすく解説。SI単位系もわかりやすく解説。 【はしがき】より ご存知のとおり、単位が従来の重力単位系からSI(国際単位系)へと移行し、海技試験問題における単位も、過渡期のSI、重力単位系の併記を経て、いずれは完全にSI単位になると考えられます。 長年にわたり多大のご評価をいただいて(故)折目耕一氏著『受験生の為の機関術算法』は多くの海技試験受験者に貢献してきましたが、単位系の移行は海技試験における状況も変化させました。海技試験の現状を踏まえ、全面的に改訂を行うことと……

造船技術の進展−世界を制した専用船−

吉識恒夫 著

わが国造船業は、1956年に建造量世界一を達成して以来、約半世紀にわたって世界をリードし、現在もトップグループを維持し続けています。このように日本が長期間にわたり世界を牽引する立場にある大規模産業は非常に稀です。景気変動・新興国の台頭などを経て未曾有の船舶建造ラッシュに沸く昨今、日本における海事産業の重要性が再認識されつつあります。そのような折、わが国造船技術の発展過程を豊富な事例で解説した書籍を発行しました。 本書は,幕末維新期から現在まで、わが国が造船大国として成長・成熟していく過程を時系列であらわす一方、ポイントとなる新技術の開……

実用 英文機関日誌記載要領

岸本佳治・大橋信夫 共著

機関室で行う諸整備作業、機器の運転、諸計算、毎日の仕事を英文で記述できるように多くの例文を引用して詳しく説明。初級機関士向。 【目次】 第1章 機関日誌取扱および記注心得 第2章 ボイラ 第3章 電気機械 第4章 冷凍機 第5章 ディーゼルエンジン 第6章 蒸気タービン 第7章 ドンキー作業 第8章 出港および入港 第9章 荷役 第10章 ドッキング 第11章 人事 第12章 船内時間 第13章 手紙 付録 用語 掲示・看板文例 工具および計器 機関部消耗品リスト 主要金属材料記号一覧表 単位換算表 温度換算表 外国貨幣換算率 ……

船舶安全法の解説−法と船舶検査の制度−【5訂版】

有馬光孝 編著

船舶検査制度の基になる船舶安全法について逐条解説。関連各種制度の詳細、検査業務の実際、申請手続等も実務に則して詳説。平成26年9月現在。 【はしがき】より  本書の原本である「船舶安全法と船舶検査の制度」が著されてから32年、途中『船舶安全法の解説 -法と船舶検査の制度-』と書名を変えて今回が5度目の改訂版となる。船舶安全法は、わが国における船舶及び人名の安全を確保するための取締法規の一つで、SOLAS条約を国内法化するための根幹をなす法律である。昭和8年の法律制定以来世の中の変遷と共に幾多の改正を行いながら今日に至ってい……

LNG船運航のABC(改訂版)

日本郵船LNG船運航研究会 著

【まえがき】より  1964年世界で最初の商業ベースのLNG船が就航してい以来、現在約200隻のLNG船が世界中で活躍している。また、世界のLNG需要は未だ非常に旺盛であり、2010年までに、さらに130隻以上のLNG船の就航が予定されている。このように今後も多くのLNG船が世界中で運航され、その役割がさらに重要となっていく中、LNG船の安全運航はますます重要な課題となってくる。一方、40年以上にわたるLNG船運航の歴史において、LNG船事故(海難)は極めて少なく、大規模なガス爆発やガス漏洩を含む環境破壊事故は一度も発生していない。……

航海学概論(2訂版)

鳥羽商船高専ナビゲーション技術研究会 編

船員の職務や船舶の概要から運航に必要な知識や技術を豊富な図版とともにわかりやすく解説。船乗りをめざす人のための入門書。 新技術の導入、法令改正を反映させた改訂版。 【まえがき】より 我が国は、エネルギー資源をはじめとして国民の生活を支えるさまざまな物資を海外から輸入し、多彩な製品を輸出することで経済発展を遂げている貿易立国です。そして、その輸送のほとんどを担っているのが海運です。貿易量において、海外貿易が占める割合は2004年の統計で見ても金額にして68.1%、重さにして99.7%であり、海運が我が国にとって不可欠な輸送手段であるこ……

機関科一・二・三級執務一般(改訂版)−英語・法規も完全収録−

細井 登・佐藤 勉・須藤信行 共著

機関科一・二・三級の執務一般に関する科目について海技試験科目細目に準拠しわかりやすく解説。英語や法規(口述試験)問題にも対応。 著者からこの本を読まれる方へ(「はしがき」より)  「合格」というゴールをめざす受験勉強とは、「力と技」の習得です。  まず「力」とは基礎学力です。これは、基礎知識の積み重ねを日々精進することによって得ることができます。しかしながら、それだけでは、ややもすると応用力に欠け「合格」というゴールに到達することは困難です。  このため、「技」すなわち受験技術を身につける必要があります。受験技術とは、実際……

発音カナ付英文・和文新しい機関日誌の書き方【新訂版】

斎竹政利 著

最もわかりやすい英文機関日誌の書き方。基礎となる語句や英文の書き方、話し方を紹介。事故・緊急時の文例も豊富に収録。船舶機関士向。 【目次】第1編 機関日誌 第1章 機関日誌の種類 第2章 機関日誌の取扱いと記載上の心得 第3章 機関日誌 第2編 基礎 第1章 始めに知っておきたいこと  1.発音について  2.語の配列順序  3.英文における習慣  4.八品詞 第2章 奇数と序数 第3章 日づけ 第4章 時刻  1.時刻の書き方  2.時刻変更の必要と日付変更線  3.時刻の変更 第5章 天候・波浪(海上の模様)・風力……

船舶検査受検マニュアル(増補改訂版)【復刊】

国土交通省海事局 監修

「船舶検査の方法」に準拠して受検の方法を詳細に解説した、船主・造船所・メーカー等関係者必携の実務書です。また、整備記録・成績表など各種様式を豊富に掲載しており、すぐに役立つ内容。 【主な改訂のポイント】 ・海水バラストタンク及びバルクキャリヤの二重船側部の防食塗装に関する検査の方法を追加。 ・確率論による損傷時の復原性の検査の方法を追加。 ・救命整備、圧力試験、電気艤装、BNWAS(航海当直警報装置)、VDR(航海情報記録装置)等の検査に関する  記述を追加、改正。 【はしがき】より 本書は、船舶安全法に基づく船……
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