海事の書籍紹介

船舶からの大気汚染防止関係法令及び関係条約

国土交通省海事局安全基準課 監修

平成17年5月から施行された海洋汚染等防止法に基づく船舶からの大気汚染防止に関する法令を、英和対訳の技術規則等も含めて収録。 (海事図書)

六訂版 航海学 【上巻】 

辻 稔・航海学研究会 共著

水路図誌、航程線航法、大圏航法、潮汐潮流などの地文航法とGPS、レーダなどの電波航法を解説。計算器を使った例題付。海技士(航海)1〜3級向。 【はしがき】より 航海学の専門図書としては多数の名著が出版されていますが、学生の能力に応じた適当な教材または参考書の発刊を望む声も少なくありません。 このような要望にこたえて本書が発刊されて以来20数年の年月が過ぎました。 この間、航海学の分野においても科学技術の進歩に伴い、各種電波計器の自動化、船位表示のデジタル化、自動衝突予防装置の開発、NNSS、GPSの普及等目覚ましいものがあ……

How to ロープ・ワーク

及川 清・石井七助・亀田久治 共著

基本的なロープの結び方、これを応用した各種の実用的な結び方・装飾的な結び方をイラストを中心にやさしく解説。万人向きの結びの本。 【まえがき】より わたくしの家業の関係からか、小学生のころからロープを手にするようになったが、当時は、“よぼい”や“さつま”と読んでいた“垣根結び”や“ショート・スプライス”、あるいは“もやいむすび”などができる程度であった。 ところが戦時中の中学校の動員先が航空機の格納庫用天幕や爆弾用の落下さんの製作工場であったため、ここでもロープ・ワークやキャンバス・ワークをいや応なしに体得させられた。そして、……

初心者のためのエンジン教室

山田淳一 著

誰もが頭を悩ますエンジンの仕組や動きを、多くの図を用い易しくわかりやすく説明。苦手意識克服に役立つ。水上バイク愛好家にもお薦め。 【まえがき】より エンジンがわからないと悩んでいる初心者のための、この本を書きました。 エンジンを知らなくて損をしている人のためにこの本を書きました。  ガソリンが燃えるとなぜ車が走るのか?  ディーゼルエンジンはなぜ燃料消費量が少ないのか?  エンジンオイルはなぜ交換しなければならないのか?  冬になると車の排気管から水滴が落ちるのはなぜか?  下り坂で車のエンジンブレーキがかかるのは……

流体力学と流体抵抗の理論

鈴木和夫 著

水や空気という流体の流れの現象を扱う流体力学、その応用である流体抵抗。この二つを盛り込んだ、初学者も技術者も使えるテキスト。 【まえがき】より  流体力学は水や空気と言う流体の流れの現象、すなわち流体の運動を扱う学問ですが、その重要な使命の1つに、流体機械、自動車、航空機、船舶といった流体に関係する物体に加わる流体を推定し、かつそれらのデザインに応用するということがあげられると思います。本書はそのタイトルに「流体力学と流体抵抗の理論」と銘打っていますように、単に流体力学について紹介するだけではなく、一様な速度で前進している物体……

英和対訳 国連海洋法条約[正訳]

外務省経済局海洋課 監修

海洋に関する新しい国際法秩序として発行した国連海洋法条約と実施協定及び第三次国連海洋法会議最終議定書を英和対訳で収録したもの。 (海事図書)

五訂版 航海学 【下巻】

辻 稔 著

天文概説から船位の決定に至る天文航法のすべてを理論と実際面から体系的に解説。海技試験問題例も多数収録しテキストに最適。1〜3級向。 【五訂版発行にあたって】  近年の航海学の進歩はめまぐるしく、天文航海学の分野においても同様です。かつて、天測による船位の算出は航海士にとって必携の技術でしたが、GPS等の普及により実務では六分儀を持つ機会も少なくなってきています。しかし、海技士を目指す人たちにとってその学習は必要不可欠なものであり、避けて通ることはできません。今回の改訂では、例題に卓上計算機での計算方法を具体的に示しました。また……

図解 ロープワーク大全−使いたい結びがすぐわかる−

前島一義 著

 普段、特に意識されることは少ないですが、「結び」が必要な場面は意外と多いものです。日常生活においても古新聞・雑誌を束ねたり、靴ひもを結んだり、ダンボール箱にひもをかけたりと、枚挙に暇がありません。しかし、結び方が自己流であったり、状況に適した結びでなかったりなどして、緩んでしまったり、二度と解くことができなくなってしまうことも多くあります。  本書は基礎的なものから応用に至る約350通りの結び方を「この場面に適している結びは何か」がすぐわかるよう、用途別に分類しています。家庭で便利な結び方から、アウトドア、釣り、装飾、緊急時に使え……

コンテナ船の話

渡辺逸郎 著

今から40年ほど前、初めて海上コンテナ輸送が開始されたときは、海運に一大変革をもたらすものとして、驚きと期待をもって迎えられたことを記憶している方も少なくないでしょう。今日ではこの輸送システムはすっかり定着し、コンテナ船も初期の数百個積みから今や1万個積みにまで大型化してきています。ここに至るまでにはさまざまな輸送方式の船が登場しましたが、主流はほぼ一貫してセル構造のフルコンテナ船でした。 本書は、このコンテナ専用船に的を絞って、発展の系譜をたどったものです。 コンテナ輸送開始の頃からしばらくの間は関連書籍も数多く出版されましたが、最……

海洋汚染防止規程【400トン以上有害液体物質ばら積船用】

日本内航海運組合総連合会 編

平成12年の「海防法」一部改正、平成14年の「同法施行規則」一部改正に伴い、総トン数400トン以上の有害液体物質を輸送する船舶は、従来の「油濁防止規程」及び「有害液体汚染防止規程」の両方の備置に代えて、これらを統合した本書「海洋汚染防止規程」の備置が認められた。 (海事図書)
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