カテゴリー「水産」図書一覧

水産・海洋ライブラリ9 ヘルスフード科学概論

近年、食品関係者だけでなく一般の人々の間でも食と健康に対する意識が高まっています。EPA(エイコサペンタエン酸)やDHA(ドコサヘキサエン酸)といった言葉もすっかり定着した感があります。一方、食品開発の現場では消費者の健康志向に応えるべく、ヘルスフードの概念から特許戦略に至るまで総合的な食の知識が求められるようになってきました。 本書は、食品産業に携わる人が食と健康を考える上で必要となる知識や食品研究・開発のあるべき姿をまとめたものです。  内容は、食品産業の現状、予防医学の概念、臨床試験の組み立て方、機能性食品素材の探索等についてそれぞれ専門の著者が解説しています。数式・化学式による説明は極力省き、食品開発関係者であれば理系・文系に関わらずスムーズに読むことができます。 ヘルスフードの基礎を学ぶ学生の教科書として最適であるばかりでなく、食品開発担当者、ヘルスフードビジネスの起業家にと……

マグロは絶滅危惧種か ベルソーブックス015

健康食として注目されている海藻。日本では古くから薬効をもつ食べ物として、今よりも多種類の海藻が利用されていた。 海藻の食文化を見直すことで、新しい利用法も見えてくる! 【目次】 第1章 海藻とは何か?海藻の食文化を理解するために?  1-1 海藻と海草はどう違う  (1)海藻と海草を区別する  (2)海草利用の伝統  1-2 海藻の分類と特徴  (1)色による海藻の分類  (2)「?モ」「?メ」「?ノリ」  1-3 海藻が生える環境とその採り方 第2章 食用海藻の種類と移り変わり  2-1 食べている海藻は一握り  2-2 昔はたくさん食べていた  2-3 古代から近世の食用海藻  2-4 海藻の産地と流通の歴史  2-5 限定されてきた海藻の種類 第3章 伝統的な海藻の食文化  3-1 海藻採取の目的  (1)自給自足のための採取  (2)産業としての採取  3-2 海藻と祭り  ……

海洋微生物と共生−サンゴ礁・海底熱水孔の生き物たち− ベルソーブックス031

葉緑体やミトコンドリアは別の生き物だった!きらめくサンゴ礁を支えているのは何か?光も酸素もない深海底に生物がひしめいていた!生命活動、進化、地球環境の維持から健康維持まで、驚異と不思議に満ちたミクロの共生の世界。 【はじめに】より 生き物は程度の差こそあれ、互いに助けあったり、潰しあったりして生きている。 本書に取り上げた海洋におけるサンゴと褐虫藻、海綿と微生物、ハオリ虫と最近等々は、大変興味深い「助け合い」の共生関係にある。ただ、主役である微生物が肉眼で見ることが難しいなど、一般の読者には馴染み難く、専門用語も読者の理解を得にくいのではないかと思い、本書をまとめるのに二の足を踏んでいた。 自然環境には途方もないほど多くの未知の微生物が生存している。それにも拘らず、近年までパスツールやコッホの開発した従来の培養法による分離・培養によってしか微生物を研究の対象にできなかった。しかし、最近で……

アオサの利用と環境修復 【改訂版】

各地の沿岸で大繁殖し、被害を及ぼすアオサは環境修復や飼料などに優れた性質を持つ。その生態や有効な利用・加工方法などを紹介する。 【目次】 第1章 アオサと大繁殖  1.1 アオサとは  1.2 大繁殖するアオサ類 第2章 種と生育の特徴  2.1 長生  2.2 成熟と繁殖  2.3 光合成と生産力  2.4 栄養塩の吸収 第3章 静穏な海域で栄養繁殖する種  3.1 長崎県大村湾では  3.2 横浜市海の公園では 第4章 水質浄化と環境修復  4.1 二酸化炭素の吸収と地球温暖化抑制への寄与  4.2 養殖場の水質浄化  4.3 銅イオンの吸収 第5章 増養殖魚と鶏の餌への利用  5.1 養殖魚の肉質向上  5.2 養殖魚介類への餌料化  5.3 プロトプラストを稚魚・幼生の餌に  5.4 鶏の飼料として 第6章 食用や医薬品への利用  6.1 新しい食材になるアオ……

生命の源マイクロアルジェ−健康・美容・食糧・環境問題の救世主−

自然治癒力の増進、抗ガン、老化防止、美肌効果だけでなく、環境・食糧・エネルギー問題を解決するマイクロアルジェ(微細藻類)の力! 【目次】 プロローグ-生命を育んだ原始の海 第1章 マイクロアルジェがつくった地球環境  35億年前から酸素をつくっていた  テツはマイクロアルジェの贈り物  オゾン層はマイクロアルジェから生まれた  共生-他の生物と助け合って進化する  共存と食物連鎖-生態系を維持する  太陽エネルギーを生命エネルギーに換える 第2章 マイクロアルジェの仲間とその利用  マイクロアルジェの多様な進化  本書に登場するマイクロアルジェ  身近なところにマイクロアルジェ-建築材・爆薬・ビールなど  マイクロアルジェでレトロ調を再現  不毛の地を食糧源に  健康に良い働きがいっぱい  マイクロアルジェの健康補助食品  副作用のない医薬品の開発  望まれる代替医療での活用  マイ……

明太子開発史−そのルーツを探る−

発行までに7年もの歳月を費やした、明太子にかける熱い思いがつまった1冊。 福岡・山口等の土産物として名高く、ご飯のおかずやおにぎりの具はもとより、スパゲッティやもんじゃ焼き、各種和え物など様々な料理に利用されている辛子明太子。現在でこそスーパー等で普通に売られ家庭にも浸透していますが、元々は郷土の名産品のひとつにすぎませんでした。普段何気なく口にしていますが、考えてみると明太子について一般に知られていないことがいろいろと多いことがわかります。例えば、どのようにして全国に広まっていったのか。なぜ全国への供給が可能になったのか。ルーツはどこにあるのか。そもそも明太子とは何か。たらこと明太子の関係はどうなっているのか等々。 本書は、これらの疑問に応えるべく、明太子の歴史から製造法や利用法までを総合的に著わした初めての書です。国内外の様々な文献や実地調査をもとに、豊富な図表と事例を交えて、多角……

さかなの寄生虫を調べる ベルソーブックス016

ふぐの文化 【改訂版】

―ふぐってどんな魚?― 知られていそうで知られていないふぐ。生態から調理法や文化まで不思議なふぐをフルコースで紹介!

生物統計学入門

統計学の初歩から生物学系で多用される主要な分析方法までをわかりやすく解説。「生物資源統計学」を改題しての発行。 【まえがき】より  本書は生物学、農学、医学、薬学、生態学など生物系の学生諸君がはじめて統計学を勉強されるときの教科書ないしは参考書として書かれたものである。今日統計学はデータ解析の学問として非常に広い範囲にわたって応用されている。生物学に関係する分野においても統計学は日常的に使われており、近年注目されているゲノムデータの解析も統計学に基礎を置いている。大学の前半期にしっかり統計学を勉強しておくことは、将来専門分野に進んだとき必ず役立つことであろう。  本書では統計学の初歩から説き起こし、生物系で使用頻度の高い確率分布や推定・検定など基本を押さえた後、主要な分析手法をなっている分散分析、回帰分析、サンプリング理論、ノンパラメトリック検定の他、最尤法や一般化線形……

ビジュアルでわかる魚の鮮度−おいしさと安全へのこだわり−

おいしさの決め手「鮮度」に安全性が加われば間違いなし!様々な角度から魚のおいしさを徹底追及する。カラーイラスト付で解説。 【はじめに】より 魚の鮮度は、牡蠣に示した温度や濃度に対するような科学的定義が不明瞭である。 魚が生(いわゆるお刺身)で食べられなくなるというのは一体どういうことであろうか。簡単に腐ったから、と答えるのは間違いである。なぜならお刺身で食べられないけれども、煮たり焼いたりすれば十分食べられるということは、まだ腐っていない証拠であろう。腐るということは、腐敗菌が筋肉1g当たり5万個〜100万個位に増殖した状態であって、魚肉が分解され、さまざまな分解生成物、たとえばヒスタミン、アンモニアおよび有機酸などが発生し腐敗臭を放つようになったものである。したがって、魚はもちろん野菜でも獲りたて(採りたて)が最も鮮度が良く、魚の場合は「活きの良さ」と表現し、いわゆる「鮮度が良い」と区……
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