成山堂書店の書籍紹介

海藻フコイダンの科学

山田信夫 著

本書は、フコイダンとはどのような物質であるのか。また、どのような医薬効果があるのかを多くの図表を用いてわかりやすく解説したものです。化学構造・理化学的性状などを解説した上で、抗がん作用・血栓予防効果・血圧低下作用などの医薬効果や皮膚老化予防などの美容効果等の作用機序を解説する構成となっています。また、人間に対する効果ばかりでなく、養殖魚介類の生態防御活性の増強に関する記述も記載されています。  これまで、フコイダンに関する様々な研究論文が発表され、またテレビなどの情報番組などでも、フコイダンに関する情報が断片的に取り上げられることも……

新編 漁業法のここが知りたい【2訂増補版】

金田禎之 著

 漁業法は漁業生産に関する基本制度を定めた法律であり、水産資源の保護培養を目的とした水産資源保護法と不可分一体として運用されています。法の適用対象は広範にわたっており、漁業関係者をはじめ、海運業、遊漁船業等の事業者や、釣り人、サーファー、ダイバーなど、多くの人々と関わりがあります。  このため、法に対する理解の不十分から、トラブルが生じたり、漁業と他分野との利害対立から争いが生じたりすることも少なくありません。埋立てなどによる漁業補償の問題も、本来漁業法は補償とは無関係な法律でありますが、漁業権との絡みもあって誤解されやすいです(実……

写真集 世界の新鋭クルーズ客船

府川義辰 編著

他に類を見ない美しい船体と内装の写真、詳細な解説とデータ。世界中で運航するクルーズ客船の全てを紹介する写真集、客船大百科。

内航客船とカーフェリー(新訂) 交通ブックス208

池田良穂 著

環境の変化に翻弄されつつも、日々の努力と技術発展によって、業界激動の10年を乗り越えてきたその成果と現状を紹介する。 【新訂版発行にあたって】 本書初版を出して10年が経過した。内容を見なおしてみると、驚くほど内航客船の世界は変わっていた。特に、瀬戸内海にかかった3本の橋は、多くの内航客船航路を廃止に追い込んで、内航客船の数は激減していた。しかし、そうした中でも、巨費を投じた巨大国家プロジェクトとして完成した橋に果敢に挑むフェリーがあるのには感動を覚えた。 また、2泊以上の長距離航路では、飛行機との激しい競争によって船の数が……

海苔という生き物 ベルソーブックス012

能登谷正浩 著

海のギャング サメの真実を追う ベルソーブックス028

中野秀樹 著

凶暴なものや温和なもの。大きいものや小さいもの。資源豊かなものや絶滅に瀕するもの。“サメ”とはいったい、 どんな生き物なのだろうか?それぞれが持つ魅力と、人とサメの共存への道を探る。 【目次】 第1章 サメの生態  1-1 サメは何種類くらいいるのか?  1-2 サメは軟骨魚類である  1-3 サメはどのように増えるのか?  1-4 サメはどこに棲んでいるのか?  1-5 サメの体と感覚器官  1-6 サメはなにを食べているのか? 第2章 サメの利用  2-1 人間はどのようにサメを利用してきたのか  2-2 サメ料理  2-3 ……

七つの海を行く −大洋航海のはなし−【増補改訂版】 交通ブックス204

池田宗雄

港へ行けばコンテナ船や貨物船、自動車運搬船などが、貨物を積んで出入りする姿はよく見かけます。積荷の積み卸しや、そのときの船員や作業員の仕事ぶりを見ることもできます。しかし航海中の船内の仕事や船員の生活ぶりを一般の人が知る機会はといえば、ほとんどないに違いありません。たいていの人は、船というのはモノをあちらからこちらへ運ぶ仕事だから、航海中はあまりすることがないだろうと想像するかもしれませんが、この本を読むとそうではないことがよくわかります。出港時と入港時は当然ながらやることが一杯ですが、航海中もすることはたくさんあります。船の仕事は結……

英和対訳 国連海洋法条約[正訳]

外務省経済局海洋課 監修

海洋に関する新しい国際法秩序として発行した国連海洋法条約と実施協定及び第三次国連海洋法会議最終議定書を英和対訳で収録したもの。 (海事図書)

海上リスクマネジメント(2訂版)

藤沢 順・小林卓視・横山健一 共著

ひとたび海難事故が発生すれば直接・間接の損害は計り知れず、いかなるリスクも保険にヘッジしなければ経営は成り立ちません。また、海上のリスクマネジメントは非常に広範囲でありながら、同時に高い専門性も要求されます。本書は、海上保険実務に不可欠なノウハウと関連国際規則を網羅的に解説しています。

操船通論 【8訂版】

本田啓之輔 著

安全運航に関わる操船性能の基本的知識、錯泊の安全確保、大型船のタグ支援操船を詳細に説明。船長、航海士、水先人、学生必携の書。 【はじめに】より  操船者は船の操縦性能を超えて操縦することはできないし、船の動きの予測を誤ると、ときには大きな海難事故を起こす。このため船の操縦には技量の巧拙が問われるわけで、多くの専門的基礎知識とそれをうまく活用する豊富な海上経験がなければ、判断に的確さを欠き、安全第一の中にも操船の妙味を発揮することはできない。  本書は、操船を操船情報の収集ー思考ー判断ー指示の課程をふむ総合した意思決定……
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