カテゴリー「気象・海洋」図書一覧

極限の雪原を越えて−わが南極遊記− 極地研ライブラリー

絶望なんて笑い飛ばそう! 絶望の崖っぷちを乗り越えてきた「極地探検請負人」のストーリー! 日本の南極探検史上唯一の殉職者を出した部隊への参加、地図にない極地の未踏山の登頂、複数の外国隊への参加・・・。極地探検請負人と呼んでいい著者の木崎甲子郎は「今まで絶望なんて事は、ただの一度も感じた事がない」と笑い飛ばす。彼は常人の予想もつかない極地での苦境をどう乗り越えてきたのか? 【目次】 第1章 南極観測の始まり  「どうにもならない」とは、こういうことか?  茅誠司会長の決断が日本の南極観測を動かした  南極は金がかかる  最後の正念場、ブリュッセル会議 第2章 犬ソリの話、今は昔  加納一郎と「世界最悪の旅」  農学部動物学教室、犬飼哲夫教授  白瀬隊の犬ソリ  1954年春、大橋先生の話  北大極地研究グループ発足  ソリ犬?カラフト犬  犬ソリ  ……

井田寛子の気象キャスターになりたい人へ伝えたいこと

氷海に閉ざされた1296時間−第12次南極越冬隊の記録− 極地研ライブラリー

第12次隊を乗せた観測船「ふじ」は、往路40日間、復路14日間にわたり、氷海に閉じ込められた状態・ビセットを経験。これは、歴代の南極観測隊の中で最も長い時間、氷海に閉じ込められた記録となっており、それによって昭和基地に滞在できた日数は1年にも満たなかった。また、氷情が悪く「ふじ」は昭和基地沿岸まで辿り着けず、接岸することができなかったため、大型の観測機器等を輸送することができず、隊員たちは最低限の物資で基地の建設や観測、調査を行わなければならなかった。本書は、このような特異な体験をした第12次観測隊の越冬記録である。 【序文】 12次隊はこれまで50数回に及ぶ南極観測隊の中で、恐らく最も特異な隊だと言えるであろう。観測船「ふじ」が、就航以来初めて、昭和基地到着前に40日間(1971年1月1日から2月10日まで)、帰路でも14日間、海氷に閉じ込められて身動きできない状態に陥った。その……

酸性雨から越境大気汚染へ 気象ブックス036

 酸性雨は古くて新しい環境問題。100年以上前にヨーロッパの工業都市で見つかったこの問題は、やがて国内にとどまらず、欧米では国境を越えた環境問題として認識されるようになりました。  日本の酸性雨も例外ではありません。世界の関心は現在、生産活動の進展が著しい東アジアの越境大気汚染に集まっています。本書では、酸性雨100年の歴史を振り返り、日本と東アジアの現況を分析するとともに、将来のあり方について述べています。 【はじめに】  1970年代から1990年代にかけて、「酸性雨」という用語が日本のマスメディアを賑わした。  レモンのように酸っぱい雨が降ると、眼がチカチカする。ナイロンストッキングに穴があく。アサガオが脱色する。スギが枯れる。コンクリートが危ない。頭髪は? このような日常生活に密着した説明が頻繁に聞かれた。中国では空中塊とよばれることも伝えられた。だが2000年代になる……

日本南極探検隊長 白瀬矗 極地研ライブラリー

鎖国の閉塞した時代醒めやまない明治初頭。齢11の少年が未知の世界への探検を志した。その夢を50歳でかなえた。しかも世界的な探検である。この探検の成功が日本南極地域観測隊の礎となった。 本書は白瀬の生い立ちから南極探検を成し遂げるまで、そしてその探検の成果、今に続く白瀬の功績をまとめています。 【はじめに】より  今から100年前の明治43(1910)年11月28日、大隈重信南極探検後援会長をはじめ、大勢の民衆の手で盛大な送別式が挙行され、一隻の小さな機帆船が東京芝浦埠頭を離れた。船の名前は「開南丸」、白瀬矗(しらせ・のぶ)を隊長とする「日本南極探検隊」の隊員たちを乗せていた。目的地は南極大陸。アジアの国々の中では初めての壮挙であった。  15〜17世紀の大航海時代に活躍したクリストファー・コロンブス(アメリカ大陸の発見者)やバスコ・ダ・ガマ(欧州からアフリカ南岸を経てインドに至……

バイオロギング−「ペンギン目線」の動物行動学− 極地研ライブラリー

動物たちは水の中で何をしているのだろう? 動物たちに超小型の記録計を取り付けて、画像や動物たちの体の動きをとらえることで、動物たちの日常が見えてくる! ■これってホント?  ペンギンやアザラシも泳ぎの燃費を気にしていた!  アザラシの親は、子どもに泳ぎを教えていた!  アザラシは、息を吐いてから海に潜っていた!  ペンギンは海の中を滑空していた!  浮かぶペンギン、沈むアザラシ、では魚は? さぁ、動物たちの背中に乗って、海の中をのぞいてみよう! ※「バイオロギング」とは、動物に計測器を装着して遠隔観測を行うことで、動物の複雑な生態を詳しく知ることにより、生態系の保護・保全を目指しています。 【はじめに】より 科学研究とツールは開発は一体である。ツールなくしては科学の進展はあり得ないし、逆に科学の進展なくしてツールの進展もない。動物科学においても同様である。……

未踏の南極ドームを探る−内陸雪原の13カ月− 極地研ライブラリー

最低気温・氷点下60℃の雪中基地「みずほ」での冬ごもり、未踏のドーム頂上の発見、4000キロの探査行。知られざる南極大陸最前線のドラマを克明に描き、極地ならではのロマンをさわやかに伝える。 1984年11月から1986年3月まで、第26次南極観測越冬隊に参加した著者の、13ヵ月にわたる南極滞在中の詳細な活動記録。一か所に留まるのではなく、内陸の前進拠点を作りながら「みずほ基地」で5名だけの5ヵ月の越冬をし、これまで未踏だった南極で2番目に高いドームを探し出した後、新たなルートで帰還するまでを紹介。 【著者からのことば】 わたしは学生の頃、ヒマラヤの未踏峰と南極の未踏地にあこがれていた。幸いにもヒマラヤは学部生、南極は大学院生の時に早々と実現した。ヒマラヤ遠征の体験は、梅棹忠夫先生の指導を得て学生隊員4人の共著として出版できた。のち大学院生のときにもヒマラヤで初登頂し、前回書い……

気象予報士試験精選問題集(2022年度版)

多くの受験者に支持されている問題集です! 本書は第1回〜第56回試験までの試験から分野ごとに精選した学科試験と実技試験問題を、模範解答・ヒントとともに収録したものです。 気象予報士試験についての解説や今後の展望、受験の手続き、出題傾向と試験対策、参考書の紹介など、資料も豊富に収録。 受験者にとって欠かせない1冊です! 「はしがき」より 平成5年5月の気象業務法の一部改正により、気象予報士という資格制度が設けられました。これによって、予報業務を行う事業者は、平成7年5月から、現象の予想は気象予報士に行わせなければなりませんが、独自の局地予報を一般に提供することができるようになりました。すなわち、これまで気象庁が独占的に行ってきた一般向けの天気予報の部分的自由化です。このような民間の気象事業の新たな展開を左右するのは新しい国家資格の気象予報士です。 本書は気象予報士の資格や今後……

南極で隕石をさがす 極地研ライブラリー

日本は世界一、二を争う南極隕石の保有大国であり、そのほとんどを国立極地研究所が保管している。本書は、極地研の隕石担当責任者、言うなれば日本を代表する隕石研究者が、自分の同行した南極観測を中心に隕石探査活動の記録をまとめている。 【はじめに】より  日本の南極観測隊が南極で発見した隕石の数は、これまでにおよそ1万6800個である。米国、中国など外国隊の成果を合わせると、南極で発見された隕石の数は、4万8000個に及ぶ。これらを南極隕石と呼ぶ。南極以外の場所で発見された隕石数が約1万2000個であることを考えると、いかに多くの隕石が南極で発見され、惑星科学の発展に貢献していたかがわかる。しかも南極以外で発見された1万2000個の隕石のうち1万個近くが、砂漠で発見されている。これは南極でたくさんの隕石が発見され、そのわけを考察し、それを砂漠に当てはめて探査が行われた結果を反映している。 ……

アイスコア−地球環境のタイムカプセル− 極地研ライブラリー

古きをたずね新しきを知る。 地球環境の将来を予測する上で、古気候古環境の情報は、極めて重要である。 極地の氷床(アイスコア)は、時間分解能が高いこと、過去数十万年前以前まで連続して遡れること、昔の空気そのものを含む環境シグナルを保存していることなどから、地球環境のタイムカプセルとも言える優れた記録媒体である。 本書は、気鋭の研究者達が、我が国のアイスコア研究の成果を分かりやすくまとめた最初の書物である。 【はじめに】より  温故知新。地球環境の将来を予測する上で、古気候古環境の情報は、極めて重要である。人工衛星を含む観測技術や観測網の発展、観測データの集積と活用、スーパーコンピューターを用いた数値予測の進展は、地球環境の将来を予測する上で重要な役割を果たしている。しかし。気象や海洋などの観測が地球規模で実施され、そのデータが蓄積されているのは、せいぜい過去50年である。こうし……
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