海事の書籍紹介

日本の港湾政策―歴史と背景―

黒田勝彦 編著 奥田剛章・木俣順 共著

日本の港湾をもっと元気に! 近世から現代に至るまで日本の経済発展を支えてきた港湾。明治・大正・昭和・平成を通して港湾政策が 目指してきたものとは?日本の港湾政策の変遷を知ることで世界の中の日本がわかり、これからの日本の 港湾の方向性も見えてきます。 【目次】 第1章 近代国家成立期及び工業育成期の港湾政策 第1節 開国前夜の国際情勢と港湾整備  1・1 対明・南蛮貿易と津湊  1・2 徳川鎖国政策と湊  1・3 国内物資輸送と津湊政策  1・4 列強進出と開港 第2節 開国と港湾・海運政策  2・1 政体整備と港湾管理  2・2 西……

船舶で躍進する新高張力鋼―TMCP鋼の実用展開―

北田博重・福井 努 共著

日本の造船界、学会、船級協会ほかが技術を結集して開発してきたTMCP鋼と呼ばれる高性能の鋼材について、 安全性確保の検討・評価を船級規則からの視点でまとめた一冊!船会社、造船所、製鉄所、船級協会の若手技 術者や船舶の設計、施工、材料の開発実務者の方にオススメです。 【まえがき】より  日本の造船業は、高度成長期の1960年代中頃には新造船の建造量で全ヨーロッパを抜き、世界の建造量の約50%を占めるまでに成長した。その後2度の造船不況に見舞われたが、1990年以降のグローバルな経済発展に伴う船舶需要拡大により日本の建造量は右肩上がりで……

なるほど納得!パワーエンジニアリング【応用編】エネルギー資源・パワープラントを知り尽くす

杉田英昭

マリンエンジニア必読のバイブル! マリンエンジニアがぜひ身に付けてもらいたい学問の中に、パワーエンジニアリングというエネルギー問題を扱う分野があります。本書は、長年教育現場で培ってきた経験を活かしながら、パワーエンジニアリングの基礎から応用までを懇切丁寧に解説した今までに類をみない体系的な力作。 本書は2分冊構成を採用し、基礎編では初学者にとって必須な工業熱力学を中心に様々な教育的配慮が施されているのが大きな特長となっています。例題、演習問題、詳解、重要語、テクニカルターム、科学史の話題など初学者のみならず教鞭をとる先生方にとっても利……

なるほど納得!パワーエンジニアリング 【基礎編】工学熱力学を学び尽くす

杉田英昭

マリンエンジニア必読のバイブル! マリンエンジニアがぜひ身に付けてもらいたい学問の中に、パワーエンジニアリングというエネルギー問題を扱う分野があります。本書は、長年教育現場で培ってきた経験を活かしながら、パワーエンジニアリングの基礎から応用までを懇切丁寧に解説した今までに類をみない体系的な力作。 本書は2分冊構成を採用し、基礎編では初学者にとって必須な工業熱力学を中心に様々な教育的配慮が施されているのが大きな特長となっています。例題、演習問題、詳解、重要語、テクニカルターム、科学史の話題など初学者のみならず教鞭をとる先生方にとって……

現代海上保険

Barrie G.Jervis著 大谷孝一・中出 哲 監訳

貿易、海運、物流、海洋工事などにおける危険に対処する保険として、企業のグローバルビジネスを支える重要な制度である海上保険について、その歴史や原理をわかりやすく解説するとともに、船舶保険、貨物保険、P&I保険などの内容を詳細に検討し、さらに保険金請求や再保険についても網羅的に解説した格好の海上保険入門書。 【監訳者序文】  本書は、ロイズの正会員、Barrie G. Jervis氏による“Reeds Marine Insurance”(2005年)の全訳(ただし、付録資料の一部を除く)である。原著のタイトルの“Reeds\は、世界の港……

海事仲裁がわかる本

谷本裕範 著

知ってるようで知らなかった海事仲裁のことが全部丸わかり!! 今まで誰も書けなかった! 半世紀を海事仲裁とともに歩んだからこそ書ける!! ★裁判とは違う、当事者同士による話し合いとも異なる。海 事仲裁って一体何なの? ★早い・安い・秘密保持が仲裁の良いところって聞くけど本当のところはどうなの? 他にメリットはあるの? ★海事仲裁が商事仲裁より先に普及したのはなぜなの? ★わが国の海事仲裁の更なる発展のためには、どうしたらいいのだろう? 【著者紹介】 谷本 裕範(たにもと・ひろのり) 兵庫県西宮市出身。昭和32年……

海洋構造物 船舶海洋工学シリーズ12

飯島一博・鈴木英之・井上俊司・高木健・岡田真三・前田克弥・尾崎雅彦・正信聡太郎・神田雅光・松浦正己・和田良太・平林紳一郎・武内崇晃

海洋開発の基礎技術が1冊に! 資源開発、環境対策で注目される海洋開発に用いられる機器や設備を、海洋の波、風、流れ、水圧など厳しい環境下で保持し、安全に機能させるための基盤技術として、海洋構造物の基本的概念から力学的特徴、設計の考え方について紹介する。 【改訂版発行にあたって】 2013年に本書の初版を発行以来、学生・設計者をはじめ多くの関係者にご利用いただいた。そして,10 年を経て改訂のタイミングとなった。10年前の当時、学生でこの教科書を手に取った元学生はベテランに差し掛かる頃である。彼らは10年の間、いろいろな専門書を読……

船舶性能設計 船舶海洋工学シリーズ11

荻原誠功・山崎正三郎・芳村康男・足達宏之

船舶流体力学を基礎とする船舶性能に関する理論を紹介。船体の抵抗成分と船型設計の考え方、プロペラ推進に基づいた船尾形状設計法、スクリュープロペラの特性とその設計法、操縦運動を制御する操縦装置の設計、船舶に装着される省エネ装置の原理とその結果、就航後の船舶性能の解析手法などについて実例を示しながら解説した。 【まえがき】より  近年の船舶系の大学での履修状況は、造船工学に関する基本的あるいは実務的な履修に多くの時間を割くことが難しくなり、その内容は必ずしも以前のような形態がとられていません。また、船舶系の学科の卒業者数が減少し、造船産業……

船体運動(耐航性能 初級編) 船舶海洋工学シリーズ5

池田良穂・梅田直哉・慎燦益・内藤林

耐航性能の初級知識を徹底管理! 荒れた海の中でも船体、機関、積荷などに損傷を受けることなく予定通り航行できる能力を「耐航性能」という。本書では、この船舶の耐航性についての基礎として学んでおくべき基本的な事項、理論的アプローチなどについてわかりやすくまとめた。船舶の耐航性能の初級の知識を徹底整理する上で最適な1冊。 【まえがき】より  大洋を航海する船舶にとって、荒天でも本来の機能を発揮することがもっとも重要である。荒れた海の中でも船体、機関、積荷などに損傷を受けることなく予定通り航行できる能力を耐航性能という。本書では、この船……

船体構造(振動編) 船舶海洋工学シリーズ8

荒井誠・遠山泰美・渋江唯司・修理英幸・深沢塔一

接水振動や防振対策、波浪中での船舶の動的応答についても詳しく解説した振動学の新定番!振動に関する基礎知識、基礎理論から、船体振動問題への応用について学習でき、とくに一般的な振動学の教科書にはない、梁や板の振動理論、接水振動いついては詳しく解説した。 【まえがき】より  大学の機械系学科においては、基礎科目として振動学の講義が開催されており、多くの優れた教科書や参考書が出版されている。本書も振動学の教科書であるため当然のことながら振動の基礎知識をまとめており、既存の書物と共通した内容の記述も多い。しかしながら、本書は船舶海洋工学系の学……
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