成山堂書店の書籍紹介

鯨と海のものがたり−地球最大の動物賛歌−【増補版】

奈須敬二 著

鯨に魅せられた故奈須博士の名著に、捕鯨問題に詳しい水産ジャーナリスト梅崎義人氏による「政治に利用された鯨」を増補しての復刊。 【目次】 1.鯨とは  鯨地球にあらわれる  鯨海へうつる  鯨のからだ 2.鯨のなかま  ひげ鯨と歯鯨  セミクジラとホッキョククジラ  コククジラ  シロナガスクジラ  ナガスクジラ  イワシクジラ  ニタリクジラ  ザトウクジラ  ミンククジラ  マッコウクジラ 3.鯨の由来  鯨の語源  イサナの語源 4.海とは  地球の誕生  海の誕生  海のすがた  生命の誕生 5.鯨と海の流れ ……

なぜ、魚は健康にいいと言われるのか?

鈴木たね子 著

「魚の健康効果」を徹底研究! 「魚介類に特徴的にある脂肪酸、EPAは心筋梗塞や脳梗塞を防ぐ」「魚をよく食べる人は長生きである」など、魚が人間の身体に与える健康効果は、広く語られている。しかし、どんな魚を、どのようにして食べればよいか、あるいは、数多く語られる健康効果の根拠を科学的に、わかりやすく、丁寧に解説した書籍は皆無に等しい。「日本で初の「魚の健康効果をわかりやすく説いた書籍」の登場です。 【巻頭付録 魚を食べて健康になる】 ・干した魚のタンパク質の栄養価は鮮魚に同じ 魚に期待したい健康効果は、干物で代用できる 塩……

海洋深層水利用学−基礎から応用・実践まで−

藤田大介・高橋正征 編著

地球上最大の水資源である海洋深層水。その基礎知識から製品への利用、資源としての価値や役割まで、海洋深層水のすべてがわかる入門書。 【目次】 【目次】 第1章 海洋深層水とは  1.1 海洋深層水とその利用の歴史  1.2 海洋深層水の形成の仕組み  1.3 日本列島周辺の海洋深層水  1.4 海洋深層水の性質と資源価値  1.5 海洋深層水資源の利用地域と水域 第2章 海洋深層水の取水と放水  2.1 海洋深層水の取水  2.2 海洋深層水の放水  2.3 取水に伴う諸問題 第3章 海洋深層水による海洋生物の増養殖  3.1 海……

水産・海洋ライブラリ3 水族育成論−増養殖の基礎と応用−【2訂版】

隆島史夫 著

海水産・淡水産の有用水産動植物延べ42種を例に、それらの生物学的な基礎知識から増養殖・栽培漁業の応用技術までをわかりやすく解説。 【目次】 基礎編 第1章 生殖  1.1 生殖腺の構造と発達   1.1.1 雌   1.1.2 雌  1.2 成熟の内分泌支配   1.2.1 雌   1.2.2 雄  1.3 産卵行動の内分泌支配  1.4 ホルモンによる成熟のコントロール   1.4.1 利用可能なホルモン物質の種類   1.4.2 投与上の注意  1.5 性周期とそのコントロール   1.5.1 生殖周期   1.5.2 周年採……

四国八十八ヶ所霊場めぐり切り絵集

萩原幹生 画・文

海難の世界史 交通ブックス213

大内建二 著

海難の悲劇はタイタニック号だけではなかった!歴史の中に埋もれた数々の海難を紹介。 豊富な線画と写真で明らかにされる海難秘話。 【目次】 第一章 海難とは何か 第二章 海難の歴史  第一節 古代の海難   1 実証に見る古代地中海の海難   2 記録に見る古代日本の海難  第ニ節 中世の海難   1 中世ヨーロッパに見る海難   2 中世アジアと日本に見る海難  第三節 近世の海難   1 大航海時代の幕開け   2 カリブ海を中心としたスペイン船の海難   3 北米大陸東岸の海難と蒸気船の苦悩   4 近世の日本の海難  第四節……

海藻の食文化 ベルソーブックス014

今田節子 著

健康食として注目されている海藻。日本では古くから薬効をもつ食べ物として、今よりも多種類の海藻が利用されていた。 海藻の食文化を見直すことで、新しい利用法も見えてくる! 【目次】 第1章 海藻とは何か?海藻の食文化を理解するために?  1-1 海藻と海草はどう違う  (1)海藻と海草を区別する  (2)海草利用の伝統  1-2 海藻の分類と特徴  (1)色による海藻の分類  (2)「〜モ」「〜メ」「〜ノリ」  1-3 海藻が生える環境とその採り方 第2章 食用海藻の種類と移り変わり  2-1 食べている海藻は一握り  2-2 昔はた……

エチゼンクラゲとミズクラゲ−その正体と対策− ベルソーブックス030

安田 徹 著

ふぅわり、ゆらゆら 優雅に海中を漂う美しいクラゲたち。 心を癒すものもいれば、 人々に大きな被害を与えるものもいる。 不思議に満ちたクラゲたちの生態、被害対策、利用法を探る。 【はじめに】より 近年、温暖化に伴う地球環境(大気や海洋等)の変化・異常現象が話題となっています。新聞、雑誌やテレビなどのメディアを通じて、私たちは世界規模で起こっているその現状を知ることができます。海洋に関することでは、海面の水位や水温の上昇、豪雨による沿岸土砂の流入等がとりあげられ、今後の見通し・予測が論じられています。 では海洋生物ではどうでしょうか。最……

和英英和 船舶用語辞典

東京商船大学船舶用語辞典編集委員会 編

船舶の建造、あるいは運航に携わる人と学ぶ人のため、造船、造機、航海、機関、自動化などの各分野から、約8,500語を精選収録し解説。 【まえがき】より 船舶は造船、造機、電気など種々の専門技術の結集である。しかも船舶の建造に当たっては船舶安全法に定められた法律、規則の適用を受けるばかりでなく、船級協会規則による検査にも合格しなければならない。また、船は変化の激しい海象、気象のもとに航海し、沿岸航行、港の出入港などのためには諸施設があり、航法があるなど建造された船舶が航海して、旅客、各種貨物の運送等の任務を遂行するために関連する……

船舶安全法の解説−法と船舶検査の制度−【5訂版】

有馬光孝 編著

船舶検査制度の基になる船舶安全法について逐条解説。関連各種制度の詳細、検査業務の実際、申請手続等も実務に則して詳説。平成26年9月現在。 【はしがき】より  本書の原本である「船舶安全法と船舶検査の制度」が著されてから32年、途中『船舶安全法の解説 -法と船舶検査の制度-』と書名を変えて今回が5度目の改訂版となる。船舶安全法は、わが国における船舶及び人名の安全を確保するための取締法規の一つで、SOLAS条約を国内法化するための根幹をなす法律である。昭和8年の法律制定以来世の中の変遷と共に幾多の改正を行いながら今日に至ってい……
本を出版したい方へ