成山堂書店の書籍紹介
初等ディーゼル機関 【改訂増補版】
黒沢 誠 著
船用ディーゼル機関の理論、構造、作動、及び事故例について、挿絵と写真によって詳述。商船校、水産校等の教科書、3〜5級(機関)向。
【まえがき】より
発明以来60有余年、現今20世紀の我々文化生活の中に、ディーゼル機関はなくてはならない存在であります。陸に海に、その進歩と利用度は正にすさまじいものがありますが、しかしその中にあって舶用ディーゼル機関の取扱者、特に漁船機関士の方々には、漁撈上の分野までも負う多忙の中にある関係で、なかなかに、その原理や構造上まで理解する暇もなく、唯機関を運転するだけの不安な気持ちを有しておられる方も……
コンテナ船の話
渡辺逸郎 著
今から40年ほど前、初めて海上コンテナ輸送が開始されたときは、海運に一大変革をもたらすものとして、驚きと期待をもって迎えられたことを記憶している方も少なくないでしょう。今日ではこの輸送システムはすっかり定着し、コンテナ船も初期の数百個積みから今や1万個積みにまで大型化してきています。ここに至るまでにはさまざまな輸送方式の船が登場しましたが、主流はほぼ一貫してセル構造のフルコンテナ船でした。
本書は、このコンテナ専用船に的を絞って、発展の系譜をたどったものです。
コンテナ輸送開始の頃からしばらくの間は関連書籍も数多く出版されましたが、最……
鉄道整備と沿線都市の発展−りんかい線・みなとみらい線・つくばエク
(独)鉄道建設・運輸施設整備支援機構 審議役 高津俊司 著
今後ますます連携が求められる鉄道整備とまちづくり。その事業を近年首都圏で開業された3路線の事例をもとに調査・分析し、考察する。
【目次】
第1章 都市を支える鉄道ネットワーク
1 人口の集中が進む首都圏
2 首都圏における都市鉄道のあゆみ
3 拡大する鉄道ネットワーク
4 都市鉄道に係る社会環境の変化
5 都市の再生
6 望ましい都市鉄道サービスの改善
7 今後整備予定の鉄道新線
第2章 鉄道整備とまちづくりの連携
1 わが国における連携事例
2 欧州などにおける連携事例
3 何故連携が必要なのか
4 連携……
炉の歴史物語−省エネルギー・環境対策の発展に学ぶ−
杉田 清 著
人類文明の象徴であり世界産業を支えた「炉」の技術発展と関連する省エネ・環境対策の歴史を時代背景や活躍した人物と共に紹介する。
【まえがき】
われわれ現代人は、直接、間接を問わず「炉」の計り知れぬ恩恵にあずかっている。同時に、そのエネルギー問題や環境対策い悩まされている。文明の象徴であり、人類の生存に不可欠となっている「火」そして「炉」と、どのようにして共生していけばいいのか。これは、21世紀が人類に突きつけている最重要課題の一つである。地球温暖化の問題は、まさにその核心であろう。
その重要性のわりには、炉についての社会全般の関心や……
釣りと気象 気象ブックス006
長久昌弘 著
釣り人のための気象をわかりやすく解説。長年の釣り経験に基づく興味深い話題をまじえ、楽しみながら天気図の読み方が学べる1冊。
【まえがき】より
釣りは、男女を問わず子供かた大人、高齢者に至るまで、多くの人々が手軽にできるレジャーである。そのためか、近年、立派な設備を整えた「釣り公園」が各地に建設されている。どこの釣り公園も竿の放列にはびっくりする。港周りの波止から小磯、防波堤も太公望でにぎわっている。
しかし、同じ釣りでも荒磯釣りとなると、手軽にできるものではない。わざわざ渡船を使って沖の荒磯に渡り、危険性に高い、むつかしいテ……
和文・英文 日本の漁業と漁法 【改訂版】
複雑な日本漁業を漁業制度と漁法の上から分類し豊富な図で解説。重要項目に英文併記。制度・法律の改正に併せた改訂版。
【まえがき】より
日本の漁具と漁法については、1977年に日本各地のものについて、取りまとめて「日本漁具・漁法図説」として刊行して以来、一部改正して「増補改訂版」として現在に至っている。最近、内外からもう少しコンパクトなものを作ってほしいとの要望が多く、これに応えたものが本書である。
日本の漁具・漁法は、日本の漁業の長い歴史の積み重ねによりもたらされたものであって、それは、小規模、零細・単純なものから、大規模、複……
商用魚介名ハンドブック【3訂版】−学名・和名・英名・その他外国名−
(社)日本水産物貿易協会 編
貿易対象魚介類及び海外種・日本近海種1909種の学名・和名・外国名を産地や毒性等の特記事項を加えて収録。主要魚介は口絵にも掲載。
●魚類、甲殻類、軟体類、水棲無脊椎動物類、海藻類のうち、易の対象となる種に加え、
これら海外種を中心に日本近 海種を含め総計1909種を採録。
●全種を28の章に類別、学名・和名・外国名・産地・毒性等の特記事項を記載。
●学名、和名、外国名の3パターンから引ける索引を掲載。
●新たに「魚介類の名称のガイドラインについて(中間とりまとめ)」を追加
【目次】1.ヤツメウナギ、サメ類2. ……
水産食品デザイン学−新製品と美味しさの創造−
渡邊悦生 編著
カニ棒のような付加価値の高い商品開発や原料を無駄なく利用するための食品加工技術を、伝統食品の知恵から最新の研究まで具体的に解説。
【はしがき】より
本書は3部から構成されております。第1部「魚をデザインする」では、例えば、これまでそのまずさから好まれなかったスケトウダラやクロカジキをいかに食べられるようにしたか、一度にプール一杯分位に獲れたイワシをどう処理するか、魚の油からどうやってマーガリンを作るかなどなどを平易な文章で面白楽しく紹介しております。
第2部「魚の美味しさの追求」では、例えばピチットシートを用いたアジ開き干しの製造……
養殖マグロビジネスの経済分析−フードシステム論によるアプローチ−
小野征一郎 編著
近年急速に市場を拡大した養殖マグロの生産から流通、消費までを解説。養殖ビジネスの実態を分析する。マグロ関係者必携の一冊。
【はしがき】より
本書は、21世紀COEプログラムに採択された「クロマグロ等の魚類養殖産業支援型研究拠点」の流通・経済部門の成果である。研究の出発点が「クロマグロの完全養殖」にあることは言うまでもないが、流通・経済部門が研究に取りかかった2003年度においては、私を含め研究スタッフの全員が、養殖マグロの日本の主産地が奄美大島であることくらいしか知らなかったと思う。もっともこの事態は今もあまり変わっていないのではな……
南極観測船ものがたり−白瀬探検隊から現在まで−
小島敏男 著
わが国の南極観測は、1911〜12年の白瀬探検隊を端緒として、第二次世界大戦後は1956年からほぼ継続的に観測が行われています。オゾンホールの観測や、隕石調査など世界的に注目される研究や報告がなされていますが、これらは人員・物資を滞りなく供給できる船があってはじめて成り立つもので、南極観測船は“影の主役”であると言えます。
本書は、南極観測を支える南極観測船にスポットを当て、白瀬探検隊時代の「開南丸」から「宗谷」「ふじ」「しらせ」まで各船の誕生の経緯から、南氷洋での苦難の航海,救出劇などをまとめたものです。一般に、白瀬隊や「宗谷」……



