成山堂書店の書籍紹介

高崎商科大学叢書 新流通・経営概論

金 弘Z刀E佐藤敏久・松永美弘・竹上 健・中野文平 共著

ロジスティクスやマーケティングの現状、情報化社会における通信システムを取り上げ、それぞれの問題を指摘し、戦略敵視点からの明確な方向性を指示。 【序文】より  近年、日本の流通構造は大きな転換期を迎えている。経済の高度成長を前提に成立し維持されてきた現行の流通システムに構造変革が迫られている。バブル経済の崩壊後の不況の長期化、政府に寄る規制緩和政策、情報技術の著しい進展、商品調達のグローバル化、環境問題の国際化などの様々な要因が流通における競争関係をますますグローバルな範囲に拡張させている。  とりわけ、小売業間の競争は卸売業……

写真集 昭和の電車がいっぱい−関西の私鉄−

中田安治 写真・文

近畿日本鉄道、南海電気鉄道、京阪電気鉄道、京福電気鉄道、阪急電鉄、阪神電気鉄道、山陽電気鉄道、神戸電鉄 ― 私鉄の「聖地」といわれる関西の電車、なかでも「昭和の電車」を紹介しています。 明治の面影を残す木造車、戦前の黄金期に製造された数々の名車、世界の注目を浴びた新幹線。昭和の時代は、新旧入り混じった、電車の魅力的な時代でした。技術の発展とあいまって創意と工夫が凝らされた「電車たち」は、たくさんの人々に愛されました。 本書に登場するのは、いずれも昭和の電車全盛時代を駆け抜けてきた関西の多彩な名車たち。作者が50余年もの間、昭和の時……

タイタニックから飛鳥2へ−客船からクルーズ船への歴史− 交通ブックス217

竹野弘之 著

歴史への招待状 クルーズ客船史、豪華300頁の旅! ・約150枚におよぶ豊富な船の写真と、客船史研究の第一人者による明解な解説! ・戦争や海難事故、船会社の熾烈な争いなど、客船史にまつわるドラマティックな出来事も多数収録。 ・船に関する緻密なデータ(トン数、造船所、船会社の変遷など)を満載! ・資料的価値が高く、客船史の初学者や船会社の社員教育にも最適な一冊。 19世紀、欧米では大西洋航路を最速で横断した船に贈られる「ブルー・リボン」獲得のため、有力船主による壮烈なスピード競争が繰り広げられていました。航海速力を重視す……

蒸気機関車の技術史(改訂増補版) 交通ブックス117

齋藤 晃 著

元鉄研三田会会長がまとめた蒸気機関車の歴史書 誕生から200年でその使命を終えた蒸気機関車。しかし、第一次機械文明の星として近代社会の発展に貢献した役割は計り知れない。 表舞台から去った今も人々に愛され続けている。力強く、より早く走ることをめざした開発の努力ーそこには人類の英知が結集された。本書は、その技術の側面にスポットをあて生涯をたどった。 改訂増補版では、列車の速度や重量を増加させるのに欠かせないブレーキの技術についての章を追加。有効なブレーキの普及に100年以上の年月を要した。その歴史に埋もれそうな技術を紹介。 【……

新訂 空港のはなし 交通ブックス307

岩見宣治・長谷川武 共著

空の旅の玄関口“空港”はどのような施設か?安全で快適な空港を作るためにどのような工夫がなされているのか?そんな空港の基礎が体系的にわかる本です。これを読むと空港に行くのが楽しくなります。 ●ひと口に空港といっても種々様々、内外の空港事例を紹介。 ●空港は色んな施設の組み合わせ、その成り立ちをわかりやすく解説。 ●空港の計画・建設から管理・運用にいたるまで、各段階の知識を網羅。 ●わが国の航空と空港の歴史を振り返り、これからの空港を考える。 【新訂まえがき】より 戦後わが国の経済発展を支えた空港は,一時期他の公共事業と同……

列車ダイヤと運行管理(2訂版) 交通ブックス116

列車ダイヤ研究会 編著

鉄道会社の輸送のプロの教科書にもなり得るとともに、「鉄道」に興味をお持ちの方々の入門書としても最適です! 部門の連携を図り、鉄道運行を支える列車ダイヤ。ダイヤ作成には、需要予測、列車計画の諸条件や仕組みなどへの理解が必要です。日々の運行のためにダイヤはどのように構築されているのか?ダイヤ作りと運行管理の実際がわかる1冊です。 ◆以下の情報を盛り込んだ2訂版!◆ ・上野東京ライン、北陸新幹線、北海道新幹線開業のダイヤ改正まで対応した2訂版 ・執筆はJR東日本運輸車両部所属の方たち ・列車を自国と位置で表し、安全・正確な輸送……

日本の港の歴史−その現実と課題− 交通ブックス212

小林照夫 著

港の誕生から現在迄を日本経済との関わりを中心に解説、エコポートの創造や成熟社会の下での経済機能面の強化など今後の課題にもふれる 【はじめに】より 日本は四方海に囲まれている。そのため、早くから海運が発達した。しかし、日本の港が本格的な外国貿易に携わるのは、横浜村に波止場が建設され、英・米をはじめとした欧米列強諸国との交易がはじまってからである。その意味では、わが国を代表する港、横浜といえど、ヨーロッパの港に比べると、その歴史は浅く、140年ほどに過ぎない。 開港当初、江戸時代の長い鎖国体制の下に置かれていたわれわれ日本人は、外国との……

魚貝類とアレルギー(改訂版) ベルソーブックス013

塩見一雄 著

世界で一番の魚好き、エビ・カニ好きの日本人。実は世界一の魚貝類のアレルギー大国だった!? 現代人に急増している食物アレルギーとは何か。水産物をメインにその原因と実状を解説し、対応策を探る。 【はじめに】より  日本人の3人に1人は、何らかのアレルギーをもつと言われている。私自身も、数年前に突然花粉症にかかり、毎年2〜4月は鼻水、鼻づまり、くしゃみなどに苦しんでいる。また、大掃除では必ずくしゃみや眼の痛み、呼吸困難などが起こるので、ハウスダスト・アレルギーに、さらに研究で実験動物に用いることから、ウサギ・アレルギーにもなっている……

沿岸漁業の歴史 ベルソーブックス029

山口 徹 著

房総、三浦、瀬戸内など、沿岸で暮らす人々はどのような漁業を営んできたのだろうか。 自然の中で様々な技術をあみ出してきた漁民たち。彼らの生活を振り返り、漁業の変遷を辿る。 【はじめに】より 私が漁業と漁村の歴史に関心を持つようになったのは、それほど古いことではない。つい20年ほど前、わが国の漁業史研究に先駆的な役割を果たしてきた渋沢敬三が創立した日本常民文化研究所の再建に携わってからのことである。その研究を継承するために、まずは漁業・漁村を知ろうと思い、調査に入ったのが千葉県の房総半島や九十九里浜の漁村であり、かつお一本釣りで……

青函連絡船 洞爺丸転覆の謎 交通ブックス211

田中正吾 著

1954年9月26日、1430名の命を奪った大惨事「洞爺丸事件」から様々な教訓を学んだ(元)青函連絡船船長が本事件の全てを解説。 【まえがき】より 洞爺丸事件の風化を憂い、語り継ごうとすることは、再び「洞爺丸事件」を起こしてはならないと念願するからである。洞爺丸の惨事を、単に函館における青函連絡船の台風海難と矮小化するのではなく、台風国日本の船舶が遭遇する台風災害という視点で見るとき、「洞爺丸」から今日的意義のある重大な教訓をくみ取ることができると思うのである。 私は洞爺丸事件の翌年、一九五五年に航海士として青函連絡船に乗船……
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