カテゴリー「交通」図書一覧

東海道新幹線運転室の安全管理 200のトラブル事例との対峙

本書は開業以来、未だ運転事故のない東海道新幹線の運転士たちが体験した様々な出来事を、原因別に集めたトラブル事例集です。 世界一安全と言われた新幹線を支えた運転士の活躍をお届けします。 【はじめに】より 私は幼児期から鉄道が大好きで、齢を重ねても思いは色褪せることはなく、さらに憧れは膨らんでいき、湘南電車の電車運転士に憧れ続けていた。1957年5月30日、ヤマハホールで開催された鉄道技術研究所50周年記念講演会「東京〜大阪3時間の可能性」を聞きに行ったのが新幹線との初めての出会いである。 戦後の残り香りがまだ微かに漂っている1958年4月1日、夢に見た憧れの国鉄に就職、国鉄時代、当時栄光の運転畑一筋に歩み、人間関係にも運にも恵まれた。1962年11月14日武蔵小金井電車区で電車運転士を拝命し、真新しい電車運転士の腕章、マスコンキー、懐中時計を手にした時の概念はひとしおであった。 ……

航空法(2訂版)−法と航空法令の解説−

航空従事者(パイロット(自家用・エアライン)・整備士)にとって、航空法を理解し身につけることは必須であり、航空従事者学科試験でも「航空法規等」として試験科目になっています。しかしながら、航空法を試験に通るための“暗記科目”と捉えて本質をあまり理解していない人も多く、現場でちょっとしたイレギュラーが発生したときにうまく対応できなかったり、無意識に違法行為を犯してしまう人もいます(実際にはチェックの網にかかり未然に防がれる)。 本書は、法学的視点と現場の視点を併せ持つ著者による実務に直結した航空法の解説書で、これから航空従事者を目指す人はもちろん、現役のパイロット・整備士も法知識の維持向上のために役立つ内容です。 【2訂版はしがき】 航空従事者には法学の知識は不可欠です。航空法令を単に試験科目として捉えず、航空の仕事をしていく上でのツールとして身に着け、さらに、航空従事者が法改正に……

ウルトラクルーザー 自作飛行機で空を飛ぶー部品発注から作り方・申請・乗り 方・整備の仕方までー

“モデラー”をはじめ、航空について学ぶ学生、飛行機を愛するすべての人に贈る! 製作期間1年、約1,000時間で自分が乗る飛行機を作る。でも、それほど難しくない飛行機作りと操縦術の本。 【著者について】 1943年3月、佐賀県唐津市生まれ。 子供のころから工作、機械いじりが大好きで特に乗り物好き。飛行機は紙飛行機から始まり模型飛行機で遊び、70年代に自作飛行機を知り、いつかは自分も飛行機を作って飛んでみたいと思っていました。80年代に超軽量動力機のキットを組み立て初飛行。2001年にウルトラクルーザーを知り、図面と材料を取り寄せ自作を開始。2010年に2機目のウルトラクルーザーを完成させました。また、趣味が高じて飛行機作りを始めただけなのに、2010年より数年間、首都大学東京のシステムデザイン学部に特任研究員として招かれ、学生とともに自作飛行機の製作と飛行試験に関わりました。2015年現在……

客船の時代を拓いた男たち 交通ブックス220

船を造り、運航させることに人生を捧げた熱き男たちの物語。 19世紀から20世紀初頭、欧州各国では速くて、大きな大西洋航路定期船を造ることに国威をかけて凌ぎを削っていた。やがて巨大な豪華客船への挑戦が始まる。他方、アメリカは国が持つ世界一の船造りに情熱を燃やす。そして日本では、海運会社の誕生、海外にいくつもの航路を開設し、美しい客船が造られていく。 本書の主人公は、これらの船を造った男たち。ライバル船会社との熾烈な争い、海難事故、戦争など数々の至難を乗り越えながらも船造りに挑み続けた彼らのドラマである。 【まえがき】より  交通機関のなかで、船は《世界最大の動く物体world?s largest moving object》である。海事史を紐解くと、多くの経営者や技術者が船を愛し、その誕生と運航に心血をそそぎ、命までかけた姿が浮かびあがってくる。何故これほどまでに凄まじい生涯を送ること……

現代交通問題 考

「交通」の研究者や学生はもちろん、公共交通・地方交通、流通に関わる企業人、そして行政や政策に携わる方たちに。種々の交通問題を解決に導くため20人の研究者が、専門知識の一端を提供するものである。 【まえがき】より 交通は、私たちの社会を支えるもっとも基本的で不可欠な基盤のひとつを形成している。人や物の移動という交通現象がすべての国や地域で観察されるわけであるが、その中身・内容は当然のことながら国や地域によって異なっている。 わが国では、人の移動の面で、交通手段や情報技術などのイノベーションによってハイレベルなモビリティ(移動)社会が実現されており、総体的にみて、交通が円滑に不自由なく行われている。多くの人々が適切な負担のもとで公平に、質の高い安全なモビリティを享受することができるようになっている。物の移動である物流の面においても、ソフト(制度・仕組み)、ハード(道路、港湾などのインフラ施設……

高度1万メートルから届いた 世界の夕景・夜景

国内・海外各地の夕景・夜景を収めており、美しい写真の他にも、機内から撮影するときの注意点やコツ、元パイロットならではの視点で書かれたコラムなどを収録。 【はじめに】より この写真集は日本をはじめ世界の空で遭遇した「夕景・夜景」を特集したものです。これまで「夕景・夜景」に限定した写真集を目にした記憶はありませんが、民間航空機の機窓から見た都市や風景それに空港における夕景や夜景に特化した写真集の出版は間違いなく初めての試みと思っています。 一般に「夕景・夜景」といえば情緒あふれる時間帯での景色で、旅の中でも強く印象が残るひとときではないでしょうか。私は半世紀近く、飛行時間にして約3万時間の空の生活を公私にわたって過ごしてきました。しかし写真撮影となると1990年代より前では旧ソ連などいくつかの国や都市の上空での撮影は禁止されていたため、空撮を本格的に始めるには時間を要しスタートは1994年の……

鉄道技術者の国鉄改革ー関門トンネルから九州新幹線までー

国鉄分割民営化から四半世紀。 当時を知る人びと、鉄道史の研究者、国鉄ファンにとって興味の尽きない記録である。 日本の高度経済成長を支えた国鉄の建設技術集団。 世界初の鉄道用海底ずい道である「関門トンネル」建設にはじまる下関工事事務所の歴史をとおして、国鉄改革の足跡をたどる。 九州の鉄道インフラを担ってきた技術者たちの、改革の痛み、また九州新幹線の灯を消さないための努力。著者の経験と史資料から後世に伝えるべくまとめた一冊。 民営化四半世紀を過ぎた時点での貴重な回想の記録である。 【目次】 序章 構想・計画から約40年を経て開業した九州新幹線鹿児島ルート  1.九州の鉄道のあゆみ  2.九州の新時代を拓く九州新幹線の開業 第一部 日本の鉄道の成り立ちから国鉄分割民営化まで―建設部門を中心として 第2章 鉄道ステムの構築と建設部門のあゆみ―明治維新か……

海外鉄道プロジェクトー技術輸出の現状と課題ー 交通ブックス126

台湾新幹線をはじめとして、現在、日本企業の海外鉄道プロジェクトへの参加が加速しています。とくにアジア圏では、都市交通整備の柱として鉄道需要が高まっており、地下鉄や高速鉄道の建設が数多く計画されています。 一方、日本企業がこれら計画に携わるためには、日本国内とは大きく異なるプロジェクトの実行体制や商慣行、また技術上の課題を乗り越えなければなりません。 本書では、海外における鉄道計画プロジェクトの特徴とその一連の流れについて順を追って解説しています。 【はじめに】より  経済成長のため、閉塞状況にある国内から海外に鉄道を輸出しようとの動きが活発である。政府機関、民間企業あげて取り組んでいる。  その背景としては二つある。一つは、国内鉄道市場は小子高齢化で輸送量が減少傾向にあり、新幹線や大都市圏鉄道といえども先の見通しは明るくない。そのため、各鉄道事業者も経営合理化でスリム化を図っ……

設計法を学ぶ 飛行機の安定性と操縦性ー知らないと設計できない改善のための17の方法

本書では、飛行機の安定性と操縦性の設計法について、このような例題を通して改善方法をわかりやすく解説しています。スキルアップを目指す技術者や、これから飛行機の運動を学ぼうとしている人にとって必読の1冊です。 【はじめに】より  著者は長らく飛行機の設計の仕事に携わってきた。専門は飛行機の安定性と操縦性の解析である。これは、飛行機の尾翼や操縦舵面を設計する仕事である。飛行機は主翼により機体重量を支え、エンジンにより抗力と釣り合って飛行するわけであるが、この釣合方法を工夫することによって効率的に長距離を飛べるか(巡航性能)、短い滑走路で飛べるか(離着陸性能)など、いわゆる飛行性能の良し悪しが決まる。この機体上下および前後の釣合飛行は、力学的には単純な質点運動(重心の並進運動)として取り扱われる。しかし、これだけでは飛行機を安定に飛行させることはできない。飛行機は重心の動きだけではなく、重心ま……

大江戸線建設物語 地下鉄のつくり方ー計画から開業までー

地下鉄建設事業のすべてがわかる!  計画から約30年の歳月を経て開業した、地下鉄「大江戸線」は、新宿駅から光が丘駅までの「放射部」14kmと、都庁前駅を起点に周回する「環状部」29kmからなる「6の字形」をした地下鉄です。他の路線との接続運転がない完全に独立した地下鉄で、日本で最も長い、総延長43kmの路線です。  世界に誇る都市・東京の地下をはしる大江戸線は、小断面トンネルやリニアモータ車両の採用などをはじめ、当時の最新・最高の技術・知識を導入、数々の苦難を乗り越え、開業しました。  本書は、大江戸線の計画から事業の完成までを、実際の建設に携わったメンバーで組織した「大江戸線建設物語編纂委員会」がまとめたものです。  事業のしくみ、許認可手続き、設計、建設工事、電気、車両、運行システムなど地下鉄事業のすべてを、経緯や技術を踏まえながら、建設当時の実際の図面や写真、資料などを豊富に……
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