成山堂書店の書籍紹介

あわび文化と日本人 ベルソーブックス002

大場俊雄 著

あわびは、古くから日本人の生活と共にありました。縄文時代には交易品として、奈良・平安時代には貢物として、戦国時代は武将の出陣の儀式に使われるなど、時代によって様々な役割を果たしてきました。 本書は、そんな日本のあわび文化を詳しく紹介。あわびの生態から歴史、食文化、漁業などに至るまで幅広く取り扱っています。 これを読めば、「あわび」のすべてがわかります! 「はじめに」より 荒海の磯に付いているアワビをはがしとると、殻からあふれ出るように盛り上がった身を生きいきとくねらせる。アワビは貝類の中でとび抜けて肉量が多く、しかも食べ……

環境ホルモンと水生生物 ベルソーブックス019

川合真一郎 著

オスの魚がメス化し、メスの貝がオス化する!オスになれないワニ、子どもを産めないアザラシ、殻が薄く壊れやすい卵を産むワシやタカ! 内分泌錯乱物質、いわゆる「環境ホルモン」の問題は始まったばかりなのだ。 【はじめに】より  わが国では1996年ごろから内分泌撹乱物質についての報道が始まったが、その辞典ではまだ“内分泌撹乱物質”という言葉も定着していなかったし、まして“環境ホルモン”という単語も誕生していなかった。ところが1997年に入ってからは連日のように、“環境ホルモン”に関する新聞、テレビの報道はパニック的ともいえるほどの状況を呈し……

駅のはなし−明治から平成まで− 交通ブックス104

交建設計・駅研グループ 著

初期の木造・レンガ建築から最近の駅ビルまで、 地域の顔でもある駅の変遷を時代ごとにまとめ貴重な写真で辿る。 【目次】 第一章 まがき〜駅舎はドラマである 第二章 創業時代(明治五年明治四〇年)  新橋駅・横浜駅  大阪駅  京都駅  長浜駅  上野駅  二条駅  浜寺公園駅 第三章 鉄道院の時代  札幌駅  有楽町駅  高松駅  門司港駅  鳥森駅(新橋駅)  東京駅  鎌倉駅 第四章 鉄道省の時代  原宿駅  琴平駅  田園調布駅  大社駅  松山駅  高尾駅……

LNG船・荷役用語集(改訂版)

三菱商事(株)天然ガス事業本部 監修 ダイアモンド・ガス・オペレーション(株)編著

石炭・石油に比べてクリーンで高熱量のエネルギーであるLNG(液化天然ガス)は、環境問題や石油価格の高騰を背景に世界的に需要が拡大しており、これに伴い新たにLNG業界に携わる人も急増しています。これまでどおりの「安全運航」「安全荷役」を維持するためには、業界全体で基礎知識を共有することが不可欠でしょう。 このような状況の中、LNGに関する情報提供を手がけるダイアモンド・ガス・オペレーション?が三菱商事?の監修を得て「LNG船・荷役用語集」をあらわしました。 本書は、LNG船・荷役の業務に必要な用語を約2,000語収録し、豊富な図表・……

港則法100問100答 【3訂版】

海上保安庁交通部安全課 監修

港則法の基本的事項を問答形式によりわかりやすくまとめた。立法主旨も含めて逐条的に解説。法律、政省令条文も収録。平成20年1月現在。 【慣習の辞】より  港則法は、昭和23年に施行されたが、それ以来約40年の長きにわたって、港内における船舶交通の安全及び構内の整とんの確保に貢献してきている。  しかしながら、我が国の経済発展に伴い、掘り込み式港湾や大規模な埋立てを始め港の施設整備の進捗は著しく、これらにより船舶が大型化するとともに、港内の船舶交通のふくそうは一段と激しいものとなり、また、原油、LPG・LNG等の危険物を満載した……

海事一般がわかる本(改訂版)

山崎祐介 著

船員を目指す人は必読の一冊! 航海・運用・海事法規・安全の基礎全般を図・写真を用いてわかりやすく解説する。船員をめざす学生および船舶運航に携わるすべての人の入門書。 【まえがき】 本書『海事一般がわかる本』は,船舶職員を目指す方々をはじめ,船舶の運航に関わるすべての方々が,最低限知っておくべき「海事」の知識を網羅して,簡潔にまとめたものである。幸いなことに,海事関係の学校の教科書を中心に,多くの方々に利用していていただいてきたが,初版発行以来,12年を経過した今般,操船,海事法規などを中心に改訂を行った。 地球上には……

機関算法のABC−SI単位による計算−

折目耕一・升田政和 共著

4・5級海技士を目指す人へ基本的な算法を、豊富な例題でわかりやすく解説。SI単位系もわかりやすく解説。 【はしがき】より ご存知のとおり、単位が従来の重力単位系からSI(国際単位系)へと移行し、海技試験問題における単位も、過渡期のSI、重力単位系の併記を経て、いずれは完全にSI単位になると考えられます。 長年にわたり多大のご評価をいただいて(故)折目耕一氏著『受験生の為の機関術算法』は多くの海技試験受験者に貢献してきましたが、単位系の移行は海技試験における状況も変化させました。海技試験の現状を踏まえ、全面的に改訂を行うことと……

【改訂版】 船体と海洋構造物の運動学

元良誠三 監修 小山健夫・藤野正隆・前田久明 共著

船舶及び海洋構造物の運動を、基本から解説したもので、船舶工学、海洋工学をはじめてまなぶ学部学生や操船に携わる実務者などの参考書。 【目次】 船体運動に関する学問は、昭和30年代から急速に発展し、ついで石油掘削リグなどの浮遊構造物が盛んに建造されるにしたがって、浮遊海洋構造物の運動や係留に関する研究が、活発に行なわれるようになってきた。 ところが、この分野における専門書は極めて少なく、教科書または参考書になるような専門書にたいする要望は、かねてから強かった。 本書は研究成果も織り込み、また記述の正確を期してあるので、専門の方々の参考書……

鉄道連絡船100年の航跡 【2訂版】

古川達郎 著

1世紀にわたって活躍した日本の鉄道連絡船の詳細な記録、各地の連絡船史とテクニカルデータを、建造・艤装に携わった著者の視点で紹介。 第1部 連絡船100年の航跡 第1章 湖ではじまった日本の鉄道連絡船  1.琵琶湖連絡 第2章 川で生まれた連絡船  1.利根川連絡  2.吉野川連絡  3.由良川連絡  4.旭川連絡 第3章 海に出た連絡船  1.徳山−門司−赤間関連絡  2.馬関−門司連絡(関門航路・その1)  3.岡山−高松および尾道−多度津連絡(その1)  4.下関−釜山連絡(関釜航路(その1)  5.大村湾連絡 ……

羽田・日本を担う拠点空港−航空交通と都道府県−

酒井正子 著

国内航空の現状を、旅客利便性向上の観点から多頻度運航・ダウンサイジングをキーワードに独自の分析で展望、今後の課題と解決策を提唱する。 【目次】 第1章 わが国の航空輸送市場と世界の航空の動向  1.航空は平和と繁栄が大前提  2.国内航空路線の構造   2.1 旅客需要と運行距離・便数・航空機   2.2 航空機と路線構成   2.3 便数と航空機の関係の経年変化   2.4 事業者の数   2.5 事業者規模と航空機、路線の関係   2.6 運行効率の変遷  3.世界の航空の動向   3.1 航空輸送の実績   3.2 国際機関や……
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