成山堂書店の書籍紹介

混乗船のための英語マニュアル

日本郵船(株)海務部 編

船内で明確な指示を出し、円滑なコミュニケーションをはかるため、場面別オーダーの要点、類義語の使い分け等多数例示。好評ポケット判。 【まえがき】より 異文化・異言語を持つ乗組員同士が同一の船に乗船する混乗船では、日常業務を遂行する上で、コミュニケーションがきわめて重要な役割を果たしていることは、疑う余地もありません。最近の混乗船で発生するトラブルの主因として、このコミュニケーション不足が挙げられており、その対策を講ずることが急務との認識に立ち、1992年9月、弊社海務部内関係チームおよび船員研修所等により「混乗船対象実務英語マニュア……

LNG船がわかる本 【新訂版】

糸山直之 著

高熱量・低公害という優れた性質を持つLNG(液化天然ガス)は、近年ますます注目を集め、それに伴い猛烈な勢いでLNG船が建造されています。必然的に、新たにLNG船に携わる人や船舶の絶対数が急増するため、関係者はこれまで以上にLNG船に関する知識をおさえておかなければなりません。 本書は、LNG船の開発を長年手がけてきた著者の知識と経験をもとに、高度な建造・運航技術を必要とするLNG船の概要をわかりやすくまとめたものです。内容は、LNGの物性・特質に触れながら、超低温貨物を輸送するためのタンクがいかに開発され、発展してきたのかを技術的見……

航海当直用 レーダープロッティング用紙

航海技術研究会 編著

海上衝突予防法で義務付けられているプロッティングを、初心者でもすぐに利用できるようにわかりやすく解説した船橋での必需品。 (海事図書)

エンジニアのための熱力学(改訂版)

刑部真弘 監修/角田哲也・川原秀夫・斉藤 朗 共著

シンプルな図を多用し、熱力学の基礎を簡潔にまとめた初学者向けの内容。例題・演習問題も充実。商船・水産・工業系の学校教科書に最適。 【まえがき】 本書は、商船、水産、工業系の学校において、熱力学の過程を修める学生および実務に携わるエンジニアに対し、その基礎を解説したものである。機械系のカリキュラムは大抵熱力学で得た知識を土台にして伝熱工学、冷凍機および内燃機関などを学習するようになっている。このため熱力学は機械工学上重要な学問となっている。 しかしながら、人間は熱を感じることはあっても特に工夫をしない限り、これを目で見ることは……

船舶知識のABC(11訂版)

池田宗雄・髙嶋恭子 共著

船の種類、用語、構造など、船舶における基礎知識を網羅した解説書。船体の構造や、主記・補機、艤装等について、図や写真を使ってわかりやすく紹介。 船のことを知りたい人、これから船舶関係の仕事に就く方、船舶の勉強を始める方にオススメの一冊。本書を読めば、船の基本的なことがわかります。 [toc] 【初版はしがき】 最近の目覚しい技術革新や輸送革新により船舶の種類、構造、設備などが大きく変わりました。RORO(ロロ)船、PCC(ピーシーシー)、LNG(エルエヌジー)船、LASH(ラッシュ)船などの聞きなれない種類の船が多数登場……

関西の鉄道史−蒸気車から電車まで−

新版 日本港湾史

(社)日本港湾協会 編

【発刊に寄せて】より  海洋国家である日本にとって、港湾はいつの時代にも国際交流・国際貿易の窓口として、我が国の経済のみならず文化や社会の発展を支える役割を担ってきました。交通通信手段が飛躍的に発展向上した現在においても、我が国の経済を支える輸出入貨物の99.7%が港湾を通して運ばれていることに端的に表されているといえます。こうした今日の港湾の存在と役割は、長い年月にわたる我が国経済経済社会の要請に応え、課題点を一つ一つ克服する幅広い港湾関係者船先達の取り組みによって積み重ねられたものに他なりません。  明治期以降に限ってみても、……

エルニーニョ現象を学ぶ 【改訂増補版】 気象ブックス007

佐伯理郎 著

ペルー沖の海水温度上昇が、遠くの日本の冷夏など、地球規模の異常気象をもたらすというエルニーニョ現象。知っておきたいその仕組から発生の予測、社会的影響まで地球の躍動をやさしく、ていねいに解説。大気と海洋の、微妙なバランスがつくりだす現象の全貌を、最新の研究成果から明らかにする。 [toc] 【まえがき】 学校における「理科離れ」が問題になって久しいものがあります。この「気象ブックス」シリーズの刊行の趣旨では、その理科離れを引き戻すことも念頭においています。私も微力ながらその趣旨に沿うよう協力できたらというのが、本書を執筆し……

図説 水産概要

村上光由 著

魚の生態・漁法・養殖・栽培・資源管理・貿易など生産、流通、消費の各段階を魚介類の特徴と関連付けながら多数の図とデータから解説。 【目次】 第1章 漁業、水産業を考える 第2章 魚類と人との関わり  (1)魚類と人との共存  (2)魚の棲む場所  (3)魚の生態 第3章 魚の獲り方  (1)網を使った獲り方  (2)釣り針を使った獲り方  (3)その他の獲り方 第4章 魚を育てて獲る  (1)養殖  (2)栽培漁業と海洋牧場 第5章 魚の資源を護る  (1)漁業と魚の資源の関わり  (2)漁業技術の進歩  (3)20……

海藻利用の科学【新訂増補版】

山田信夫 著

食用や肥・飼料としてだけでなく、工業・医薬など多方面で幅広く利用されている海藻。新たに、寒天などの多糖類の高度利用や、これまで伝承でしかないとされていた育毛効果、さらに世界で初の海藻発酵製品の誕生、バイオ燃料の開発研究などの新知見を紹介し、新たな方向性を探る。 【目次】 第1章 海藻と海草  1.1 海藻類の発生  1.2 海藻の種類と分類  1.3 海藻の保護  1.4 海藻と海草の違い  1.5 海草の利用  1.6 哺乳動物の主食である海草  1.7 海草の保護 第2章 世……
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