成山堂書店の書籍紹介

新訂 竜巻ーメカニズム・被害・身の守り方ー(極端気象シリーズ5)

小林文明 著

いつどこで発生するかわからない「竜巻」の仕組みを、第一線の研究者が、発生する仕組み突風・トルネードとの違いを学び、さらに竜巻から身を守る方法、過去の竜巻事例、最新の情報をもとにわかり易く解説。 【本書のポイント】 ・竜巻の科学的メカニズムをやさしく丁寧に解説 ・過去の事例から日本における竜巻の実態をしる ・最近の竜巻観測について紹介 ・竜巻から身を守る方法を知り、防災に役立てる 中身を見てみる 【はじめに】より 『竜巻―メカニズム・被害・身の守りかた』(初版)は、ちょうど10年前の東日本大震災(2011年……

ニッポン潜水グラフィティ

須賀次郎 著

ダイビング界のレジェンドが今、ここに語る! 【本書の内容】 著者の潜水活動は、海洋調査、器材開発、教育・指導、各種大会主宰など多岐にわたりそれぞれ興味深いが、1963年に挑戦した当時前人未到の100m潜水がハイライトと言えます。器材や潜水システムの開発も自ら手掛けたクリエイティブな挑戦であり、潜水が冒険そのものであった時代の金字塔と言っても過言ではありません。 その他も1950?80年代を中心に描かれています。よみうりランドの人気アトラクションであった水中バレエ劇場や、スピアフィッシング(魚突き)、水中スポーツ大会など、当時を知る世……

地球を救うメタルバイオテクノロジー −微生物と金属資源のはなし−

山下光雄・清 和成 編著

「産業のビタミン」といわれるレアアースから、土壌汚染が問題となっている放射性セシウムまで、ベースメタルや半金属の回収技術に着目した最新の研究事例を一挙公開。 【巻頭インタビュー・山下光雄先生】 一石二鳥の新技術が地球を救う!  本書の代表編者の1人・芝浦工業大学の山下光雄教授に、メタルバイオテクノロジーについてうかがいました。新しい技術の応用方法や学問としての魅力とは・・・。さらに、これから学ぶ学者へのメッセージも語ってくださいました。 ◆金属は生命を構成する重要な元素 ーまず、タイトルにもなっている“メタルバイ……

シップリサイクル条約の解説と実務

大坪新一郎・加藤光一・仲條靖男・成瀬健 共編著

シップリサイクル条約の ・条約策定までの背景や経緯 ・採択に日本が果たしてきた役割 ・関連する国際規則との関係 ・条約に基づく手続きの実務 ・リサイクル施設の要件と手続き ・必要な様式の解説と作成例 ・各国リサイクル施設の情報 などを4名のエキスパートが執筆。 船舶の安全な解体と環境保全の見地から、2009年5月に「安全かつ環境上適正な船舶のリサイクルのための国際香港条約(シップリサイクル条約)」が採択されました。 船舶リサイクル施設での死傷事故や環境への悪影響をできる限り無くしていくには、条約の早期発効が重要であります。またシップ……

東大教授が考えた おいしい!海藻レシピ73

小柳津広志・高木義夫 共著

BOTTLIUM2 ボトリウム−ひとり暮らしの小さな小さな水族館。−

田畑哲生 著

大好評「ボトリウム」第2弾! ワンルームでも大丈夫。リビングや寝室、キッチンに飾って楽しめます。 “100円ショップ”でも一通りの材料が揃えられます。お手入れは、やっぱり週に一度の水替えだけです。 ■著者からのメッセージ 「てっちゃん先生! お魚がごはんを食べてくれました! すごい勢いですね」 先日、ボトリウム体験をされウキウキで帰られた女性からのご連絡でした。みなさんボトリウムを手にしたその日から、お部屋にやってきたボトリウムに興味津々。 「お魚、今日は元気かな?」 「あれ? 貝ちゃんはどこいった? なんて自然にボトリウムと……

例題で学ぶ航空工学−旅客機・無人飛行機・模型飛行機・人力飛行機・鳥の飛行−

片柳亮二 著

航空機を安全に飛ばすため、設計するためには、空中での航空機の挙動を十分理解しておく必要があります。本書は、無人飛行機や模型飛行機、鳥の飛行についてなどを例に、航空機の飛行に係わる基本から実際の応用までを詳細に解説します。たとえば、主翼と尾翼の関係はどのように決めるのか、鳥にはない垂直尾翼はなぜ必要なのか、垂直尾翼がないと何が困るのか、など通常の航空機の設計の現場ではあまり議論されることはない「当たり前の疑問点」について詳説しています。 これらの例題は、初学者だけでなく、実際の航空機設計に携わる専門家においても貴重な解析例として使用され……

二つの顔をもつ魚 サクラマスー川に残る‘山女魚’か海に降る‘鱒’か。その謎にせまる! ベルソーブックス043

木曾克裕 著

どうして山女魚になり、どうして鱒になるのか? 本書は、サクラマスの特徴的な分布域である三陸地方南部にスポットを当て、サクラマスという魚の生き方の多様性を解説しながら生活史研究のおもしろさを紹介。 その謎に満ちた生態からサクラマスの生活を見直し、著者がフィールドワークで得た生きた情報に基づいて彼らの種の持つ本質を浮かび上がらせる。 学術的な解説をベースにしながら、教養的に読める10本の「コラム」や、専門知識を確認できる「Study」を随所に配置しバランスよい知識が得られる。 [toc] 【はじめに】より 残雪を踏みし……

新幹線×陸送 COMPLETE PHOTO BOOK

荒川陽太郎 著

深夜の薄暗い夜道、仕事で疲れた体を引きずりながら、トボトボと家路を急ぐ。するとそこへ、すぐ脇の道路を新幹線が走りぬけていく。酔っ払っているわけでもないのに、いや、仕事の疲れで、夢か幻覚でも見たのか? 驚きのあまり携帯で写メを撮るタイミングさえも逃してしまう……。こんな驚愕の光景が、1か月に8日間ほど毎月のように繰り広げられていた豊川〜浜松市内。そう、新型新幹線N700 系の搬入のための輸送なのである。  本書は、約10 年間鉄道車両のトレーラによる輸送を追いかけ続けた著者による、おそらく日本初であろう、新幹線の陸送に焦点を当てた写真……

航空の時代を拓いた男たち 交通ブックス309

鈴木五郎 著

航空の未来を信じて可能性に挑戦し、夢の実現に賭けた熱き男たちの物語 ライト兄弟の動力機による初飛行から10年あまりで飛行機は急速に進化を遂げ、群雄たちが航空路開拓と新型機開発にしのぎを削る一方、第1次世界大戦での優位性が認められ、兵器としても一段と改良が進められた。 これは、大航海時代になぞらえて「大飛行時代」とも称すべきこの時代に、航空の未来に賭けた熱き男たちの物語である。 【まえがき】より  わずか110年前に誕生した飛行機だが、赤児のよちよち歩きから第一次対戦の試練を受けて急成長し、次いで船の大航海時代にな……
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