水産の書籍紹介

生命の源マイクロアルジェ−健康・美容・食糧・環境問題の救世主−

竹中裕行 著

自然治癒力の増進、抗ガン、老化防止、美肌効果だけでなく、環境・食糧・エネルギー問題を解決するマイクロアルジェ(微細藻類)の力! 【目次】 プロローグ-生命を育んだ原始の海 第1章 マイクロアルジェがつくった地球環境  35億年前から酸素をつくっていた  テツはマイクロアルジェの贈り物  オゾン層はマイクロアルジェから生まれた  共生-他の生物と助け合って進化する  共存と食物連鎖-生態系を維持する  太陽エネルギーを生命エネルギーに換える 第2章 マイクロアルジェの仲間とその利用  マイクロアルジェの多様な進化  本書に登場する……

明太子開発史−そのルーツを探る−

今西 一・中谷三男 共著

発行までに7年もの歳月を費やした、明太子にかける熱い思いがつまった1冊。 福岡・山口等の土産物として名高く、ご飯のおかずやおにぎりの具はもとより、スパゲッティやもんじゃ焼き、各種和え物など様々な料理に利用されている辛子明太子。現在でこそスーパー等で普通に売られ家庭にも浸透していますが、元々は郷土の名産品のひとつにすぎませんでした。普段何気なく口にしていますが、考えてみると明太子について一般に知られていないことがいろいろと多いことがわかります。例えば、どのようにして全国に広まっていったのか。なぜ全国への供給が可能になったのか。ルーツは……

海藻の食文化 ベルソーブックス014

今田節子 著

健康食として注目されている海藻。日本では古くから薬効をもつ食べ物として、今よりも多種類の海藻が利用されていた。 海藻の食文化を見直すことで、新しい利用法も見えてくる! 【目次】 第1章 海藻とは何か?海藻の食文化を理解するために?  1-1 海藻と海草はどう違う  (1)海藻と海草を区別する  (2)海草利用の伝統  1-2 海藻の分類と特徴  (1)色による海藻の分類  (2)「〜モ」「〜メ」「〜ノリ」  1-3 海藻が生える環境とその採り方 第2章 食用海藻の種類と移り変わり  2-1 食べている海藻は一握り  2-2 昔はた……

エチゼンクラゲとミズクラゲ−その正体と対策− ベルソーブックス030

安田 徹 著

ふぅわり、ゆらゆら 優雅に海中を漂う美しいクラゲたち。 心を癒すものもいれば、 人々に大きな被害を与えるものもいる。 不思議に満ちたクラゲたちの生態、被害対策、利用法を探る。 【はじめに】より 近年、温暖化に伴う地球環境(大気や海洋等)の変化・異常現象が話題となっています。新聞、雑誌やテレビなどのメディアを通じて、私たちは世界規模で起こっているその現状を知ることができます。海洋に関することでは、海面の水位や水温の上昇、豪雨による沿岸土砂の流入等がとりあげられ、今後の見通し・予測が論じられています。 では海洋生物ではどうでしょうか。最……

ふぐの文化 【改訂版】

青木義雄 著

―ふぐってどんな魚?― 知られていそうで知られていないふぐ。生態から調理法や文化まで不思議なふぐをフルコースで紹介!

生物統計学入門

山田作太郎・北田修一 共著

統計学の初歩から生物学系で多用される主要な分析方法までをわかりやすく解説。「生物資源統計学」を改題しての発行。 【まえがき】より  本書は生物学、農学、医学、薬学、生態学など生物系の学生諸君がはじめて統計学を勉強されるときの教科書ないしは参考書として書かれたものである。今日統計学はデータ解析の学問として非常に広い範囲にわたって応用されている。生物学に関係する分野においても統計学は日常的に使われており、近年注目されているゲノムデータの解析も統計学に基礎を置いている。大学の前半期にしっかり統計学を勉強しておくことは、将来専門……

ビジュアルでわかる魚の鮮度−おいしさと安全へのこだわり−

渡邊悦生・加藤登・大熊廣一・濱田奈保子 共著 イラスト渡邊未知

おいしさの決め手「鮮度」に安全性が加われば間違いなし!様々な角度から魚のおいしさを徹底追及する。カラーイラスト付で解説。 【はじめに】より 魚の鮮度は、牡蠣に示した温度や濃度に対するような科学的定義が不明瞭である。 魚が生(いわゆるお刺身)で食べられなくなるというのは一体どういうことであろうか。簡単に腐ったから、と答えるのは間違いである。なぜならお刺身で食べられないけれども、煮たり焼いたりすれば十分食べられるということは、まだ腐っていない証拠であろう。腐るということは、腐敗菌が筋肉1g当たり5万個〜100万個位に増殖した状態であって……

マグロは絶滅危惧種か ベルソーブックス015

魚住雄二 著

健康食として注目されている海藻。日本では古くから薬効をもつ食べ物として、今よりも多種類の海藻が利用されていた。 海藻の食文化を見直すことで、新しい利用法も見えてくる! 【目次】 第1章 海藻とは何か?海藻の食文化を理解するために?  1-1 海藻と海草はどう違う  (1)海藻と海草を区別する  (2)海草利用の伝統  1-2 海藻の分類と特徴  (1)色による海藻の分類  (2)「?モ」「?メ」「?ノリ」  1-3 海藻が生える環境とその採り方 第2章 食用海藻の種類と移り変わり  2-1 食べている海藻は一握り  2-2 昔はた……

海洋微生物と共生−サンゴ礁・海底熱水孔の生き物たち− ベルソーブックス031

石田祐三郎 著

葉緑体やミトコンドリアは別の生き物だった!きらめくサンゴ礁を支えているのは何か?光も酸素もない深海底に生物がひしめいていた!生命活動、進化、地球環境の維持から健康維持まで、驚異と不思議に満ちたミクロの共生の世界。 【はじめに】より 生き物は程度の差こそあれ、互いに助けあったり、潰しあったりして生きている。 本書に取り上げた海洋におけるサンゴと褐虫藻、海綿と微生物、ハオリ虫と最近等々は、大変興味深い「助け合い」の共生関係にある。ただ、主役である微生物が肉眼で見ることが難しいなど、一般の読者には馴染み難く、専門用語も読者の理解を得にくい……

日本漁具・漁法図説 【四訂版】

金田禎之 著

467種の代表的な漁業を選び、漁具・漁法を機能的かつ厳密に定義し体系的に分類。漁具・漁法・漁期・漁獲物・漁場について図説。 【序文】より  日本の漁具・漁法は、多種多様の魚介類を対象として漁民が長い歴史の過程で工夫し改良を加えてきた産物であり、零細・単純のものから大規模・複雑巧緻を極めたものまですこぶる変化に富んでいる。戦後は更に、編地に化繊を、又、浮子に合成樹脂製品を使うというように、その素材が大きく改良されるとともに、漁具・漁法の様相は昔日の面影を一新した感が深い。  明治43年に出版された「日本水産補採誌」は、当時全国……
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