成山堂書店の書籍紹介

磯焼け対策シリーズ2 磯焼けを起こすウニ−生態・利用から藻場回復まで−

藤田大介・町口裕二・桑原久実 編著

環境要因による藻場の衰退を扱っている内容。さらに、もっと根本的な問題として、藻場の変動特性、日本沿岸の藻場分布、藻場の成立や衰退を左右させる環境要因等、藻場とそれを構成する藻類について包括的にまとめている。 また、従来主流であったハード主体の藻場造成手法や施肥に対して批判的に検討するなど、従来の藻場造成関連本とは一線を画す内容である。 著者からこの本を読まれる方へ(「まえがき」より) 四方を海に囲まれた日本は、世界で最も海藻の利用が盛んで、海藻に対して造詣の深い国である。古来、食料、藻塩、布糊、漆喰、海藻風呂など様々な形で生活の中に……

人魚たちのいた時代−失われゆく海女文化−

大崎映晋 著

石原慎太郎氏 推薦! 「彼女たちは、海洋国であるわが国が世界に誇れる素晴らしきレジェンドだ」 人魚(海女)たちの幻想的な美しさ、逞しさを、美しい海を背景に軽妙な文章で綴る。その神秘的で独特な風俗と生活を見事に描いた力作。 【序】より 海なし県といわれる群馬県に生まれて、小さい頃に聞かされた海の話は、幼い私の頭の中に、しっかりとした位置を占めるようになっていた。その頃、その海という見たこともない夢の世界は、ふとしたことで、自分の思うようにならなかったときとか、悲しみに打ちひしがれ、どっか遠いところでも行ってしまいたい、と思ったときなど……

貝殻・貝の歯・ゴカイの歯 ベルソーブックス008

大越健嗣 著

貝殻は身を守るためにある?。歯はものを噛むためにある?。ホントにそれだけ?貝殻や貝の歯に秘められた様々な役割、ふしぎな現象、有効利用法に目を向けてみよう! 【はじめに】 ちょっと乱暴な言い方だが、生物の体は硬い部分と軟らかい部分でできている。ウイルスなどのきわめて微小な生物を除いて、骨や歯、貝殻、甲羅(甲殻)、サンゴなど、ほとんどの生物は何か硬いものを体のどこかにもっている。それなのに一般の関心は軟らかい部分にかたよっているし、軟らかい部分を研究している人の数もはるかに多い。 たしかに、DNA、RNA、タンパク質、糖、脂質といった軟……

江戸の俳諧にみる魚食文化 ベルソーブックス024

磯 直道 著

時は江戸。後世に名を残した芭蕉や一茶、蕪村など、魚介類を味わいつつ、句に庶民の生活や時の流れを綴っていた。 その多くの俳諧から、魚食にまつわる文化を眺めてみよう。 【目次】 第1章 春  1-1 真鯛(まだい)  1-2 鰊・鯡(にしん)  1-3 鰆(さわら)  1-4 針魚・?(さより)  1-5 白魚(しらうお)  1-6 鮎並(あいなめ)  1-7 鱒(ます)  1-8 諸子魚(もろこ)  1-9 鮠(はや)  1-10 伊勢海老(いせえび)  1-11 鮒(ふな)  1-12 鮑(あわび)  1-13 蛤(はまぐり)  1……

本州四国連絡橋のはなし−長大橋を架ける− 交通ブックス112

藤川寛之

行き来しやすくなった本州四国連絡橋。その建設の裏舞台を覗いてみませんか?世界最長の吊橋「明石海峡大橋」等、壮大なスケールの本四連絡橋を実現させた、世界に誇る日本の最先端技術を詳しく紹介。 【まえがき】より 本四架橋ができる前には、四国の住民にとって「四国が離島である」と実感するときが再々あった。それは、霧や風で船が出航できず毎朝配達されるはずの新聞が届けられないとき、本州に行く際に大きな荷物を持って長い桟橋を渡って連絡橋に乗り換えるときなどであったと思う。 多くの犠牲者を出した紫雲丸の悲惨な事故が契機となって、「早く架橋を実現して……

復刻版 海の英語−イギリス海事用語根源−

佐波宣平 著

単なる英和用語事典ではなく、語源から用法、意味の変遷を辿り、日本との国民性の違いや海洋文化の歴史までも浮き彫りにした珍書。 【「序」より一部抜粋】  この「海事用語根源」については、佐波先生が昭和2年京都大学経済学部に入学され、海運研究に従事されてから以来の結実として十数年来書きためられたものである。『40数年終始変わらぬ節操を海運に対して持ち続けているつもりで「海事用語根源」も、つまり、私のこうした節操を示しているようなもんです。それにこれをやると、私が生まれつき大好きな文学への情熱も、いく分は満たされることにもなります。……

LNG船運航のABC(改訂版)

日本郵船LNG船運航研究会 著

【まえがき】より  1964年世界で最初の商業ベースのLNG船が就航してい以来、現在約200隻のLNG船が世界中で活躍している。また、世界のLNG需要は未だ非常に旺盛であり、2010年までに、さらに130隻以上のLNG船の就航が予定されている。このように今後も多くのLNG船が世界中で運航され、その役割がさらに重要となっていく中、LNG船の安全運航はますます重要な課題となってくる。一方、40年以上にわたるLNG船運航の歴史において、LNG船事故(海難)は極めて少なく、大規模なガス爆発やガス漏洩を含む環境破壊事故は一度も発生していない。……

新版 電波航法

今津隼馬・榧野 純 共著

現状の電波航法や関連技術の基本原理からE-Navigation等、今後展開される新システムの理解まで、基礎から応用へと橋渡しをする基本テキスト。 【はしがき】  近年、GPS等の電波航法の発達により、時々刻々の自船位置を正確にとらえることが可能となりました。また、AIS等の通信技術の発達により各船の位置情報を船内はもちろん、他船や陸上でも共有することが可能となりました。  本書は現在の船舶航行に使用されている電波航法を中心に、現場ですぐに役立つだけでなく、次世代のシステム展開に応用できるよう、基本原理についてできるだけわかりやすく、……

舶用ボイラの基礎 【七訂版】

西野 薫・角田哲也・山口康太 共著

舶用ボイラの理論と実務の基礎を解説。多数の図面・演習問題及びわかり易い記述は海技国家試験(1〜3級)に直結する内容。 【七訂版のことば】より 1975 年の初版発行以来,40 年以上にわたって読み継がれてきた『舶用ボイラの基礎』は,蒸気ボイラの課程を修める商船や水産系の学生やエンジニアがその基礎を学ぶ際の最適の教材として利用されてきました。また本書は海技試験(機関)の1 級~3 級に対応しており,海技試験の参考書として多くの商船系の方から愛読されてきました。 今回,西野薫,角田哲也両先生がまとめあげた名著に,改訂版から執筆に……

海と船のいろいろ 【3訂版】

大阪商船三井船舶(株)広報室・営業調査室 共編

海や船の様々な話題を紹介。船の名前やノットの由来、マストやロープ、風や波など図・写真と実際のエピソードを交えわかりやすく説明。 【はじめに】より 本書は海と船にまつわるいろいろな話題を拾い、たとえば船の速度を「ノット」という、そのいわれなど一般の方にも興味をもっていただけるように編集したものです。 大阪商船三井株式会社の社内報「うなばら」に連載された『船の話』がもとになっており、今回の出版にあたり気軽に読んでいただけるように、かなりの部分を書き直し、データなど古くなっている部分については修正しました。また、専門的すぎるものは省いたり……
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