成山堂書店の書籍紹介

海洋深層水利用学−基礎から応用・実践まで−

藤田大介・高橋正征 編著

地球上最大の水資源である海洋深層水。その基礎知識から製品への利用、資源としての価値や役割まで、海洋深層水のすべてがわかる入門書。 【目次】 【目次】 第1章 海洋深層水とは  1.1 海洋深層水とその利用の歴史  1.2 海洋深層水の形成の仕組み  1.3 日本列島周辺の海洋深層水  1.4 海洋深層水の性質と資源価値  1.5 海洋深層水資源の利用地域と水域 第2章 海洋深層水の取水と放水  2.1 海洋深層水の取水  2.2 海洋深層水の放水  2.3 取水に伴う諸問題 第3章 海洋深層水による海洋生物の増養殖  3.1 海……

水産・海洋ライブラリ3 水族育成論−増養殖の基礎と応用−【2訂版】

隆島史夫 著

海水産・淡水産の有用水産動植物延べ42種を例に、それらの生物学的な基礎知識から増養殖・栽培漁業の応用技術までをわかりやすく解説。 【目次】 基礎編 第1章 生殖  1.1 生殖腺の構造と発達   1.1.1 雌   1.1.2 雌  1.2 成熟の内分泌支配   1.2.1 雌   1.2.2 雄  1.3 産卵行動の内分泌支配  1.4 ホルモンによる成熟のコントロール   1.4.1 利用可能なホルモン物質の種類   1.4.2 投与上の注意  1.5 性周期とそのコントロール   1.5.1 生殖周期   1.5.2 周年採……

四国八十八ヶ所霊場めぐり切り絵集

萩原幹生 画・文

日本の港の歴史−その現実と課題− 交通ブックス212

小林照夫 著

港の誕生から現在迄を日本経済との関わりを中心に解説、エコポートの創造や成熟社会の下での経済機能面の強化など今後の課題にもふれる 【はじめに】より 日本は四方海に囲まれている。そのため、早くから海運が発達した。しかし、日本の港が本格的な外国貿易に携わるのは、横浜村に波止場が建設され、英・米をはじめとした欧米列強諸国との交易がはじまってからである。その意味では、わが国を代表する港、横浜といえど、ヨーロッパの港に比べると、その歴史は浅く、140年ほどに過ぎない。 開港当初、江戸時代の長い鎖国体制の下に置かれていたわれわれ日本人は、外国との……

魚貝類とアレルギー(改訂版) ベルソーブックス013

塩見一雄 著

世界で一番の魚好き、エビ・カニ好きの日本人。実は世界一の魚貝類のアレルギー大国だった!? 現代人に急増している食物アレルギーとは何か。水産物をメインにその原因と実状を解説し、対応策を探る。 【はじめに】より  日本人の3人に1人は、何らかのアレルギーをもつと言われている。私自身も、数年前に突然花粉症にかかり、毎年2〜4月は鼻水、鼻づまり、くしゃみなどに苦しんでいる。また、大掃除では必ずくしゃみや眼の痛み、呼吸困難などが起こるので、ハウスダスト・アレルギーに、さらに研究で実験動物に用いることから、ウサギ・アレルギーにもなっている……

沿岸漁業の歴史 ベルソーブックス029

山口 徹 著

房総、三浦、瀬戸内など、沿岸で暮らす人々はどのような漁業を営んできたのだろうか。 自然の中で様々な技術をあみ出してきた漁民たち。彼らの生活を振り返り、漁業の変遷を辿る。 【はじめに】より 私が漁業と漁村の歴史に関心を持つようになったのは、それほど古いことではない。つい20年ほど前、わが国の漁業史研究に先駆的な役割を果たしてきた渋沢敬三が創立した日本常民文化研究所の再建に携わってからのことである。その研究を継承するために、まずは漁業・漁村を知ろうと思い、調査に入ったのが千葉県の房総半島や九十九里浜の漁村であり、かつお一本釣りで……

英和 海事大辞典

逆井保冶 編

収録語数約23,000語。帆船時代からの海事全般を網羅し、1000余枚の説明図を付した本格的大辞典。特に帆船用語の充実ぶりは類書を圧倒する。 【まえがき】より 海事用語と簡単に言ってもその範囲は広く、航海・運用・機関・電気・電子・自動制御・造船・海象・気象・法規・保険・運輸・荷役等をはじめとして、他の多くの学問の分野に関連しています。それに加えて古語もあり新語も次々に生まれてまいります。したがって海事用語を統合するには、それぞれの専門分野の多数の学者の協力をまたねばなりませんが、船舶運航者の日常の職務に、船員教育に携わる方々の記憶の……

船舶安全法の解説−法と船舶検査の制度−【5訂版】

有馬光孝 編著

船舶検査制度の基になる船舶安全法について逐条解説。関連各種制度の詳細、検査業務の実際、申請手続等も実務に則して詳説。平成26年9月現在。 【はしがき】より  本書の原本である「船舶安全法と船舶検査の制度」が著されてから32年、途中『船舶安全法の解説 -法と船舶検査の制度-』と書名を変えて今回が5度目の改訂版となる。船舶安全法は、わが国における船舶及び人名の安全を確保するための取締法規の一つで、SOLAS条約を国内法化するための根幹をなす法律である。昭和8年の法律制定以来世の中の変遷と共に幾多の改正を行いながら今日に至ってい……

船舶通信の基礎知識(3訂増補版)

鈴木 治 著

船舶運航上、GMDSSをはじめとする重要な役割を持つ船舶通信。その内容を、運航場面別に豊富な図・写真をを用いてやさしく解説しました。無線従事者国家試験を目指す受験生、船舶通信を学ぶ学生、船会社の初級乗組員ほか、船舶通信に携わる関係者すべての方に最適の入門概説書です。 [toc] 【はじめに】 これまで船員にとっての無線に関する知識は、通信士や経験豊富な船員から仕事をしながら聞いて得たものでした。しかし日本人船員が少なくなり、また通信士の乗船していない船がほとんどとなった今では、そうもいきません。 本書は、乗船経験のない学生……

ロープの扱い方・結び方

堀越 清・橋本幸一 共著

ロープ作業をする場合の正しい扱い方、並びに結び方に力点を置き、著者の豊富な海上経験をもとにわかりやすく図版中心に解説。 【はしがき】より  ロープ作業の要旨(こつ)は、使用するロープの性格をよく把握し、懸る力と摩擦力を、有効に利用することである。そこには理に適った“扱い方”、“結び方”がおのずから存在し、何世紀もの昔から研究され、工夫され、そして使用されて来たものがある。しかし時勢は刻々推移し、使用される物も対象も変わりつつあり、特に最近は科学の進歩により、合成繊維のロープが登場し、従来のロープ作業の感覚にも、かなり修正が加えられる……
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