交通の書籍紹介

関西の鉄道史−蒸気車から電車まで−

世界鉄道探検記−ユーラシア大陸をゆく−

秋山芳弘 著

世界での鉄道乗車記を現地の雰囲気や技術的な視点など様々なエピソードを交えユニークに紹介する。「世界の車窓から」製作者との対談も掲載。 【まえがきー鉄道旅行の勧めー】より 外国の鉄道に対する技術協力や技術的助言(コンサルティング)、また鉄道調査を職業としている関係で、世界各地の鉄道に乗車する機会が多いので単に仕事で滞在するだけと違い、鉄道を通してその国(地域)の自然や社会・文化の状況がわかってきます。 では、なぜ自動車や飛行機ではなく鉄道かといいますと、 1.鉄道には庶民列車や高速列車・豪華列車まであり、その国(地域)のいろ……

英国鉄道完乗への挑戦

宮田 進 著

完乗めざして11年、ビールと路線図を手に乗りまくる。その距離28,500キロ。人とのふれ合い、素晴らしい風景、魅力溢れる鉄道旅行記。

イギリスの鉄道のはなし−美しき蒸気機関車の時代−

?畠 潔 著

「機関車の芸術品」と讃えられたイギリスの鉄道。 カラフルで美しく、速い蒸気機関車とその周りで生まれたエピソードが満載の一冊。 【目次】 プロローグ 第1章 駅のはじまり  (1)マンチェスター・リヴァプール・ロード駅  (2)ダーリントン・ノース・ロード駅 第2章 北への競争  (1)プロローグ  (2)第1回競争 ロンドンからエジンバラへ1888年  (3)第2回競争 ロンドンからアバディーンへ1895年 第3章 ゲージ戦争  (1)43年振りの再開  (2)ブロード・ゲージ(広軌) ……

列車ダイヤのひみつ−定時運行のしくみ−

富井規雄 著

世界一正確な日本の列車ダイヤは、どんな技術により可能なのか。スジ屋からダイヤグラムまでダイヤに関わる様々なしくみを紹介。 【目次】 1 はじめに  世界一正確な日本の鉄道  昔から定時運行だったか?  定時運行の秘密 2 鉄道というシステム  2・1 定時運行を支える人たち  2・2 分散協調システムとしての鉄道     きまり−動作を決めておく     共通の情報としての列車ダイヤ 3 遅れないダイヤを作る  3・1 ダイヤ図のはなし     ダイヤとは?     ダイヤを作るのはスジ屋……

ヨーロッパ駅舎放浪記−各駅停車スケッチ紀行−

栗 進介 画・文

ヨーロッパ16か国の取材旅行を綴った駅舎のスケッチとエッセイ。駅舎風景のなかで、鉄道建築とその背景をぶらりと歩きながら描く。 何気なく開いたページから読んで戴ければそれでよい。 駅舎取材も何気なく降りた駅が新しい発見をさせてくれたように・・・。 【登場する駅舎】 イギリス  アーノスグローブ地下鉄駅  アプルビー駅  イースト・ボーン駅  ヴィクトリア駅  ウォータルー駅  オックスフォード駅  キングス・クロス駅  クラクトン駅  セント・パンクラス駅  チャリング・クロス駅  テンプル・ミー……

実践 鉄道RAMS−鉄道ビジネスの新しいシステム評価法−

溝口正仁・佐藤芳彦 監修 日本鉄道車輌工業会RAMS懇話会 編

【まえがき】より 〔社会資本の信頼性と安全性確保の重要性〕  近年、科学技術の革新と社会構造の複雑化が進展するなかで、社会資本といわれる大型プラント、原子力発電設備、宇宙ロケット、航空機、鉄道車両等はシステムとして複雑かつ高度化するとともに巨大化する傾向がみられる。これら社会資本が事故を起こした場合、極めて深刻な事態を招くことはこれまでの各種事故の実例が示すところである。それらの信頼性と安全性の確保が現代社会の大きな課題となっている。 〔信頼性と安全性の評価法RAMSの発展と適用範囲の拡大〕  1950年代後半より、信頼性……

つくばエクスプレス建設物語−構想・施工・新技術の紹介−

都市高速鉄道研究会 編

構想から開業までの経緯、土木・軌道・建築・電気・機械など結集された新技術、TXの特徴である高速性・安全性、駅施設など建設の概要を網羅。 【目次】 1 つくばエクスプレス開業までの道のり  第1章 つくばエクスプレスの構想と計画の具体化   1.五方面作戦   2.第二常磐線構想   3.運輸政策審議会答申第7号   4.運輸政策審議会答申第18号    ●01 秋葉原駅  第2章 一体化法と整備スキーム  1.これまでの鉄道整備の形態  2.一体化法  3.つくばエクスプレスの整備スキーム   ●02 新御徒町駅 第3章 ……

アメリカの鉄道史−SLがつくった国−

近藤喜代太郎 著

鉄道会社の隆成や各路線の延伸,SLの車両技術の進歩などを踏まえて,鉄道がアメリカの発展に果たした役割を解説する。 【序】より 本書は蒸気機関車に特別の配慮をした、アメリカ合衆国の鉄道史である。しかし。鉄道という窓から覗いたアメリカ史にしたいと努めた。もちろん、アメリカの通史ではないので、重要な史実でも鉄道に関わりがなければ割愛し、また微細な史実でも鉄道史の立場から大きく扱った部分がある。そして、本書を著す上で大切と考えたのは、鉄道だけを追うのではなく、社会の中で鉄道がどう存在し、社会をどう変え、ひいてはアメリカが今日の姿となっ……

宇高連絡船78年の歩み

萩原幹生 編著

瀬戸大橋開通により、その歴史に幕を下ろした“海を航く鉄道宇高連絡船の生涯を(元)船長が緻密な調査と豊富な資料・写真の下に編集執筆。 【目次】 第1章 旅客輸送  1.はじめに  2.明治以前  3.明治時代  4.岡山〜高松間四国連絡航路時代  5.鉄道の国有化  6.宇高航路の開設  7.臨時運行のはじまり  8.貨車航送はじまる  9.中型船時代へ(山陽丸から日華事変まで)  10.戦時航送と輸送統制  11.終戦後の混乱  12.大型化する貨車航送船  13.東海道新幹線の開業  14.新造船時代の到来  15.瀬戸大橋時代へ……
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