成山堂書店の書籍紹介

英国コンテナ海運史 -世界をリードしたコンテナ船社OCLの航跡-

Alan Bott 編 / 油谷正彰 訳

かつて日本船社(NYK、MOL)などとコンソーシアムを組んで欧州航路を担っていた英国の大手海運会社「OCL」が、海運激動の1970年代から1990年代における、コンテナ海運を中心とした事業について、歴史、人材、技術、経営、マーケティングなど多角的な視点からまとめたものです。 【目次】 第1章 始まり 第2章 最初のサービスを計画 第3章 豪州への航海 第4章 同盟、コンソーシャムそして日本への渡航 第5章 一貫輸送ビジネスの構築 第6章 極東トレード 第7章 1973 年から1978 年までの期間 第8章 ニュ……

牛乳の疑問75 みんなが知りたいシリーズ23

日本酪農科学会 編

そのまま飲んだり日々の料理等に使ったりするのはもちろん、チーズ・バター・ヨーグルト等の主原料でもある牛乳。栄養豊富で非常に身近な存在であるものの、「牛乳」「加工乳」「乳飲料」の違いや「生乳」と「牛乳」の違いを知らない人は意外と多いものです。牛乳は日常的に口にする食材なので、消費者もある程度の知識を身につけておいた方がよいでしょう。 本書は、人類と牛乳の関わりから、栄養成分、保存方法、法令、乳牛、生産・加工・流通に至るまで、牛乳研究の第一人者たちがわかりやすく解説したものです。ホルスタイン乳とジャージー乳の違いや殺菌方法など基本的な項……

高速バスのビジネス-業界の変遷・現状と今後の戦略- 交通ブックス131

成定 竜一 著

通勤通学の多い短距離・昼行路線から長距離・夜行路線まで、年間輸送人員が約1億人と、実は航空国内線に匹敵する高速バス事業。本書は、業界や法令の変遷、市場(利用者像)の理解を踏まえ、最新の法令改正への対応やウェブマーケティングの活用、インバウンドの取り込みなど、直面する課題や求められる戦略を解説する。 【はじめに】 筆者が高速バスの事業と初めて出会ったのは、大学生の時、新宿の高速バスターミナルでアルバイトを始めた時であった。 その時、二つほど、不思議に感じたことがあった。 一つ目は、あくまで当時の話だが、バスターミナルで働く先……

海の物語

イカ先生のアオリイカ学(2訂増補版)ーこれで釣りが100倍楽しくなる!ー

富所 潤 著

釣り人の「知りたい!」を釣り人目線で解説 好評につき、アオリイカ3種の近年の分布や、 アオリイカ釣りの今後の傾向を記述した新章を追加した、 改訂増補版をお届けします。 釣り人の「知りたい!」を釣り人目線で解説。 釣り人を魅了してやまないアオリイカ。でもハマればハマるほどアオリイカへの疑問が湧きませんか?本書は釣り人の知りたい情報や疑問から釣り人にありがちな誤解までイカ釣りのスペシャリストが楽しくお伝えします。知らなくてもアオリイカは釣れます。けれど知ってしまったらきっとあなたはアオリイカがもっと好きになること間違いな……

空ときどきクリオネ

國本未華 著

クリオネマニアのお天気キャスターが伝えたい、クリオネの魅力や海洋酸性化の問題。気候変動に揺さぶられる動物たちの危機。独自の目線で綴った未来に繋げたいメッセージ。 ……

津波ー脅威、メカニズム、防災と備えー

今村文彦 著

「津波警報・津波注意報」がでたらどうする? すぐに、命を守る行動を! ● 海岸や河口の近くにいるときは、すぐに離れて! ● 浸水エリア内にいるときは、すぐに高台や周辺の津波緊急避難場所や避難ビルに移動して! ● 車で逃げないで、徒歩で! ● 警報・注意報の解除まで、地震・津波情報、避難指示など情報確認を続けて! 津波は、繰り返し襲ってきます。ほんの数十センチメートルの高さの津波でも、 強大な力で流される危険があります。津波に備えて、命を守る行動をとってください。 東日本大震災以来、注目されることの多い津波、そのメカ……

実用海事六法 2025年版

海事法令研究会 編著

収録法令数170件。 重要法令を収録した本書は、業務はもとより、海事代理士試験の受験参考書としてもご利用いただけます。

海事法規の解説 改訂版

神戸大学海事科学研究科海事法規研究会 編著

海事法規解説の定番書。 海事の理解と運用に必須の16法令を丁寧に解説。商法の改正など最新の法令改正に対応。初学者から海技士・海事代理士の勉強にも役立つ海事法規の入門書。 【はしがき】 『海事法規の解説』の初版は,『概説海事法規(初版2010(平成22)年)』以来改訂を経て,2022(令和)年に刊行されました。 世界では,紛争により,紅海(レッドシー)を避けた喜望峰経由での運航や,気候変動に起因する水不足によるパナマ運河の喫水制限等,国際海上輸送の安定がおびやかされている状況にあります。国際海上輸送は世界のサプライチェーン……

研究者がズバリ科学で答える!ココが知りたい地球温暖化

国立研究開発法人 国立環境研究所 地球システム領域 編

地球温暖化のことは見聞きする機会が多いですが、よく知っているようで、知らないのが現状。地球温暖化の科学・対策にまつわる、よくある質問、素朴な疑問に、答えます。 【はじめに】 私たちの住む地球には、空気があり海があり、そして陸があります。降り注ぐ太陽のエネルギーは地面や海面を暖め、水を蒸発させ、対流をはじめとするさまざまな空気の循環をつくりだします。蒸発した水は上空に運ばれて雲になり、雨や雪を降らせます。地球を巡る大きな風の流れが変わると、時に猛暑や干ばつ、大雨や大雪がもたらされます。このような地球の上で私たち人間は長い時間をか……
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