水産の書籍紹介

マグロは絶滅危惧種か ベルソーブックス015

魚住雄二 著

健康食として注目されている海藻。日本では古くから薬効をもつ食べ物として、今よりも多種類の海藻が利用されていた。 海藻の食文化を見直すことで、新しい利用法も見えてくる! 【目次】 第1章 海藻とは何か?海藻の食文化を理解するために?  1-1 海藻と海草はどう違う  (1)海藻と海草を区別する  (2)海草利用の伝統  1-2 海藻の分類と特徴  (1)色による海藻の分類  (2)「?モ」「?メ」「?ノリ」  1-3 海藻が生える環境とその採り方 第2章 食用海藻の種類と移り変わり  2-1 食べている海藻は一握り  2-2 昔はた……

海洋微生物と共生−サンゴ礁・海底熱水孔の生き物たち− ベルソーブックス031

石田祐三郎 著

葉緑体やミトコンドリアは別の生き物だった!きらめくサンゴ礁を支えているのは何か?光も酸素もない深海底に生物がひしめいていた!生命活動、進化、地球環境の維持から健康維持まで、驚異と不思議に満ちたミクロの共生の世界。 【はじめに】より 生き物は程度の差こそあれ、互いに助けあったり、潰しあったりして生きている。 本書に取り上げた海洋におけるサンゴと褐虫藻、海綿と微生物、ハオリ虫と最近等々は、大変興味深い「助け合い」の共生関係にある。ただ、主役である微生物が肉眼で見ることが難しいなど、一般の読者には馴染み難く、専門用語も読者の理解を得にくい……

さかなの寄生虫を調べる ベルソーブックス016

魚の卵のはなし ベルソーブックス017

平井明夫 著

色も形も性質も、まったく異なる魚卵たち。親魚が卵に託した生き残り戦略とははたしてどんなものか? 小さな卵が繰り広げる不思議な世界をとくとご覧あれ! 【はじめに】より  あるテレビ番組の調査によると日本人の96%は魚卵が好きだとのことである。もちろん、私は魚卵の類は大好物である。魚の卵の話を書いたこの本を読み始めた貴方も当然大好きにちがいないと思う。その番組によれば、好きな魚卵の順位は一位「イクラ」、二位「タラコ」、三位「カズノコ」だそうだが、それぞれの親の名前をご存知だろうか。そう、「イクラ」はサケ、「タラコ」はスケトウダラ……
本を出版したい方へ