読了『社員心得帖』松下幸之助

社員でなくとも生きていく上で大事なことが書かれている一冊。最近、若い社員に言うのは、礼儀。スマホが当たり前の世の中で、誰とでも気軽に連絡を取ることができるようになった。メールではかしこまっていても、LINEになると砕けた口調になることはないだろうか?それはそれでいいのかもしれないけども、上下関係が昔よりも薄くなっている気もする。

最低限のマナーとは言うけども、最低限とはなんだろうか? どうせ身につけるのであれば、しっかりと身に着けたほうがいい。

やはり会社は上下関係で成り立っている。どっちが偉いとかではなく、それぞれの役割があり、意思疎通ができて事が前に進んでいく。お互いに気を使いながら、やるべきことをやっていく。

新人、中堅、幹部、ベテランと、それぞれができることをしっかりとやることが大事である。

この本では、それぞれの立場によって書かれているけども、どの年代が読んでも全て勉強になる。それに人間関係についても勉強になる。円滑な人間関係を作っていくための一冊。