読了『父が娘に伝える自由に生きるための30の投資の教え』

投資に関する本を読むようになって思うことが、投資のことだけを学ぶ本ではないということ。欧米では子供の頃からお金に関する勉強があると聞く。日本ではどうだろうか。僕の記憶では学校ではもちろん、家庭でもお金に関する教育は受けたことがない。

よく、「無駄遣いはするな」と聞くけど、無駄遣いってなんだろうか? 「貯金をしなさい」と聞くが、何のための貯金なんだろうか? 「投資はギャンブルだ」と聞くが、本当にそうなのだろうか? 正しくお金のことを勉強してきていれば、そんな風に言われることはないのかもしれない。

投資のテクニックを教える本もあるけども、海外の投資に関する翻訳本を読んでいると、お金に関する大事なことを教えてくれる。お金だけに限らず、働くこと、将来のことを深く深く考えさせられる内容のものが多いような気がする。

お金はあればいいわけではなく、その使い方や生かし方で、生きたお金になるのかそうでないのかが分かれるのだろう。小さい頃からお金に関する勉強をしておくことは、これからの社会で生きていく上で大切なことだと思う。

そういう教育を受けてこなかったからといって悲観することはなく、いつからでも勉強は可能である。こうやって本を読んで気づきを得て、これからのお金の使い方を変えていけばいい。