数々の作品が出ている、浅田次郎。読んでみたいと思いつつ本屋で手にとってみるものの、なぜか購入にいたらなかった。友人のFacebookでこの本をすすめていてた。「電車の中で読んでいたにもかかわらず、涙が止まらなかった」とのこと。
そんなにも素晴らしいものかと思い、即購入。非常に読みやすい短編小説が7つ。どの作品も、その情景が浮かんでくる。そして友人がすすめていたように、涙なくては読みきれないものも。僕も電車の中で目に涙を浮かべてしまいました。
小説はその場面が頭に浮かんでくるかどうかで楽しさが決まる。合う合わないはあるにせよ、自分にあった小説、自分が好きな著者を選んで読んでいくのがよい。
浅田次郎作品、この本でハードルが下がりました。