いつから本が好きになったんだろうか?

  • 2019.01.11 

最近は、時間さえあれば、いや、時間がなかったらつくってでも、本を読むようになりました。

みなさん、こんにちは。

成山堂書店という専門書をつくっている会社の三代目(専務)の小川啓人です。
海に関すること(船、海洋、水産)、気象、飛行機、鉄道などの物流の専門書から、
深海魚、釣り、海の生き物などの趣味的な本までを発行しています。

読書感想文が嫌だった

子供の頃に書かされた「読書感想文」。当時は「こんなの意味ないじゃん」と思い、本を読むのが嫌だった。いつしか、そんなこともなくなった頃、赤川次郎の「三毛猫シリーズ」にハマり、読みふけっていたこともあった。

しかし、そのブームも去り、しばらく本を読まない時期に突入。興味のないことは何をやっても面白くなく、何も読まなくなった。

出会いとは突然やってくる

それが大学3年生のとき、暇つぶしに本屋さんをうろうろとしていたら、ある1冊の本と出会い、そこから書籍、新聞、ビジネス雑誌など、活字に目を通すことが一気に増えていった。面白かったんですよね。知らない世界を知ることができ、知識が増え、世界が広がっていった。

それから20年以上経った今、また読書ブームがきている。スマホに時間を奪われ読書時間が減っていった。本はいつも持ち歩いているけど、ついついスマホを手にとってしまう。「これじゃいかん」と思い、あえて読書する時間を増やしてみたら、以前に増して、本から得られることが増えていった。

やっぱり読書は心を豊かにしてくれる。そんなことを感じる最近なのです。

ジャンルはなんでもいい

読みたい本を読めばいいと思うんです。友達のオススメでもいい、どこかの紹介でもいい。気になった本を手に取り、まずは読んでみる。面白くなければ次の本へ。本はものすごい種類があります。だって、年間に約8万タイトルの本が出ているんですもん。選び放題だけど、ありすぎて選ぶのが大変。本屋でも図書館でも、まずはブラブラしながら本を眺め、気になったら手に取る。そんな感じで読んでいくと、そのうち、自分に合う本を手に取るようになるんですよね。本が自分を呼んでいるかのように。

そうやって、読書の時間を多くの人に楽しんでもらいたいなって思います。一気に読まなくてもいい。5分、10分と空いた時間にちょくちょく読んでみてください。世界が広がりますよ。