本を買うとき、中身を見てから買いたいですよね。だって、どんな内容か知りたいから。
みなさん、こんにちは。
成山堂書店という専門書をつくっている会社の三代目(専務)の小川啓人です。
海に関すること(船、海洋、水産)、気象、飛行機、鉄道などの物流の専門書から、
深海魚、釣り、海の生き物などの趣味的な本までを発行しています。
今は本は本屋さん以外でも買うことが容易になりましたよね。アマゾンを代表するように、ネットで簡単に買えます。本屋さんに行って気になる本をパラパラめくって、「これ面白そう」とか、見た目だけで選んだりとか。それはそれで楽しかったんですけど、ネットだと目的の本をワンクリックで買える時代です。
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ネット書店だと外れに出会うことも
リアルでできてネットでできないことって、「中身を確認すること」なんですよね。アマゾンだと「なか見!検索」というのがあるけど、見られるのはほんの一部。全体を見ることができないんですよね。だから、買ってみて「あれ?違う」っていうこともありますよね。
そこで、「動画で紹介したら伝わるかもしれない!?」と思って、当社から発行している本を動画で紹介しています(ときどきね)。
限られた時間で伝える難しさ
こんな感じで動画で紹介しています。
久々に動画をアップ。マニアックな本をいくつか紹介。iMovieでの編集は楽しいけど、あっという間に時間が過ぎていく。
文章もいいけど、動画で伝えることも、もっともっとやっていこう。#成山堂書店は出版社です pic.twitter.com/UWconTVaHW— 小川啓人・専門書出版社の専務 (@mahaloyanyan) 2019年1月17日
これは3点を紹介しているので駆け足になっていますが、1点だけなら2分で収まるかな。そのためにも、本の内容をわかってないといけないんですけどね。なので、できた本は必ず読んでいます。専門書とは言え、一通り目を通しています。「専門的な内容だからわからない」では、出版社で働くものとして、「自社の商品のことは知らない」と言っているのと同じですからね。
難しい本ほど動画のほうが伝わりやすいかも
文字で伝えることも当然していきますけど、そこに動画が加わるとより伝わりやすくなるんじゃないかと思うわけです。それも通り一遍の説明ではなく、マニアックなポイントとか、制作秘話とか、著者のこととか、本の裏側まで伝えられると、より面白くなるんじゃないかと考えています。
いろいろと試しながら、当社の難しい専門書が多くの人に知ってもらえるようやっていきますので、見ていただけると嬉しいです。