釣り人にはヒントを、釣ったことのない人には新しい視点を!

  • 2020.12.16 

水族館で魚を見るとき、どんな視点から観察されていますか?「かわいい!」「きれい!」「動きが面白い!」「思ったより賢いのかも?」「スーパーの魚売場では見たことがあるけど……」

もしあなたが釣りをするなら、こう思われているかもしれません。「こいつはどうやったら釣れるんだろう?」こんな質問を飼育員さんに投げかけたことのある釣り人の方もいらっしゃるのではないでしょうか。

「この魚はどうやったらもっと釣れるの?」そんな疑問に答えるべく、この本があなたの代わりに飼育員さんたちに訊いちゃいました!

本日は『水族館発!みんなが知りたい釣り魚の生態』で、釣りの、水族館での魚ウオッチングの新境地をご提案します!

【『飼育員×アングラ―』精鋭の29名が、普段は見えない水面下での魚の行動を横から、裏から暴きます!】

「そんなことを言ったって、水族館の魚は安全な暮らしでだらけているだろう。参考にならないのでは?」心配ご無用。飼育員さんが魚の生態に詳しいのは当然のことです。しかし、更にその方々が熟練の釣り人でもあったなら……?両方の視点を掛け合わせて、釣り人が知りたいポイント『いつ、どの場所で、何を使えば釣れるのか』をあらゆる角度から検証して答えてくれます。

地域の生態系全体を考えることで場所を選び、意外なもので魚の食欲と闘争心を掻き立て、水族館秘伝の食いつき抜群の餌や仕掛けを用いて、水族館での行動から自然状態の魚たちの行動を予測し、大漁、大物ゲットへの道を開いてくれるのです。

「シーバスの食欲を掻き立てる餌の動きとは?」「アオリイカにはトリッキーな動きを!」「究極のエサはこれだ!」等、比較的容易に実践できそうな知識から、なかなか挑戦しづらいピラニア釣りの秘策まで、紹介される場所も魚も幅広いです。

「魚に針を呑まれてしまって、やむなく糸を切った。あいつは死んでしまったんだろうか?」釣り人の小さな心の痛みにも、前向きな回答が示されますよ。

【釣らない人にも『こんなこと知ってました?』が満載!】

水族館の水槽の横に貼ってある豆知識、どこの水族館も本当に面白いですよね。水槽前を通り過ぎるだけでは気づかない。毎日魚と向き合っている飼育員さんだからこその豆知識たち。この本は、そんな豆知識たちが1冊になったようなものなんです。

少しだけ紹介してしまうと、「顔で仲間を見分けている魚がいる」「タチウオは立って泳ぐというのは知られているけど、実は横泳ぎになるときもある。どんなとき?」「『タコにラッキョウ』は本当か?」「嫌われ者のブラックバスだけど、実はこんなに賢いんです!」などなど。こんなことを知ってしまうと、熱心な水族館ファンならすぐにでも出かけてその一瞬を見てみたい!と思われるかも……?

次に水族館や釣りに出かけられる前に、この本で予習はいかがでしょう?今まで見えてこなかった魚たちの『水面下の顔』が見られるかもしれませんよ!