本は最高の勉強仲間

  • 2019.05.21 

疑似体験をさせてくれる身近な勉強道具、それが本なのです。

成山堂書店という専門書をつくっている会社の三代目(専務)の小川啓人です。
海に関すること(船、海洋、水産)、気象、飛行機、鉄道などの物流の専門書から、
深海魚、釣り、海の生き物などの趣味的な本までを発行しています。

疑似体験ができる本

行きたいところ、聞きたい話、やりたい勉強は数多くあるけども、あれもこれもできるわけではない。人生の多くの時間を占める仕事。その中で何をやるか、選択するかを決めなくてはならない。その限られた時間の中で多くのことを体験しようと思うなら、読書がオススメ。

過去のことを知りたいなら歴史の本、有名経営者の話を知りたいならビジネス書や偉人伝、小説はその世界に浸ることができますね。このように、本は様々なことを僕たちに教えてくれます。たくさんの本が毎日発行されているので、何を選んだらいいか迷います。そんな時は本屋さんへ足を運び、気になった本を手にしてみるのもよし。話題になっている本、どこかで紹介されている本、友人からの紹介などで選んでみましょう。

目を通すだけでもOK

じっくり読むのではなく、さ〜っと目を通すだけでもよし。空いた時間に5分くらい読むのもよし。読んでいくと、本の世界へ入り込み、あたかもその中にいるような感じにもなります。ちなみに、僕がいま読んでいるのはこちら。

米沢藩再建のために養子となった、上杉鷹山の物語。その時代に行きていなくても、本に書かれている文章を想像して、どんな場所だろうか、どんな風景なのだろうかと思いを巡らせることもできます。そこに正しい間違いはなく、自分の想像力を働かせることで、脳が活性化していくんじゃないかなとも思うわけです。

たまにはスマホを置いて本を持とう

いつでもインターネットに接続している現代。それはそれで便利ですけども、紙をめくる感覚、あとどれくらい残っているのだろうか?という紙の分量、それを実感できるのが紙の本なんです。時にはスマホを置いて、できれば電源も落として、ゆっくりと本の世界に浸ることもオススメです。知らなかった世界が広がるかもしれませんよ。