色が濃すぎる焼酎は焼酎と認められない!?

  • 2019.06.14 

お酒はなんでもいけますが、ビールの次に好きなのがウィスキー。その中でもスコッチが好きです。しかも、癖のあるのが。

みなさん、こんにちは。
成山堂書店という専門書をつくっている会社の三代目(専務)の小川啓人です。
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ウィスキーの色は樽の色

アルコール度数の高い焼酎とウィスキー。その製法は「蒸留」を行うことで高くなります。同じ製法でも色が違う両者。ウィスキーの特徴は「琥珀色」。その色はどこからやってくるのでしょうか?それは、木樽。ここで貯蔵することにより、木から出た成分で色づいていくんです。

色がついた焼酎もあるけれど

焼酎の中にも木樽で熟成させているものもありますが、色が強すぎると法律では焼酎と認められないようです。なので、薄茶色くらいまで。付けすぎには要注意ですね。

焼酎とウィスキーの作り方

焼酎、ウィスキーはどうやってつくっているのでしょうか? 焼酎は並行複発酵、ウィスキーは単行複発酵。発酵期間は異なるようで、焼酎は2週間くらい、ウィスキーは3日ほどと、だいぶ異なりますね。発酵後は蒸留され、焼酎は1回、ウィスキーは2回行います。

世界で作られるウィスキー

焼酎は日本以外だと東南アジアで製造されているようですが、世界的には広がっていません。それに対してウィスキーは、スコットランド、アイルランド、アメリカ、カナダ、日本などが有名ですね。地域によっても原料や製法が違い、見た目、味も様々です。ボトルもいろいろなものがあるので、それを見るのも楽しみの一つですね。