「さて、どこの山に登ろうか?」と読み終わってから、そう思った本です。
みなさん、こんにちは。
成山堂書店という専門書をつくっている会社の三代目(専務)の小川啓人です。
海に関すること(船、海洋、水産)、気象、飛行機、鉄道などの物流の専門書から、
深海魚、釣り、海の生き物などの趣味的な本までを発行しています。
目次
山の本はこれで3冊目
登山はやらないけど、登山の本にハマっています。この本で3冊目。ハマっている理由はこの人の投稿。
やっぱり等身大。共感できるんじゃないかな。山登りの教科書になるかも?
今、振り返るとおかしい。わたしは、下はジャージ、上は綿のシャツを着ていった。山に綿は禁物だ。吸った汗は乾かない。温度の変化で、今度は体を冷やすことになる。#とーる読書メモ#八月の六日間 #山岳小説 pic.twitter.com/wZIdR2PDCm
— 布施徹【と〜る店長】神戸の山登りのお店 (@gachi1127) 2019年1月23日
神戸のアウトドアショップの店長さん。自身でも登山をやっているようで、登山小説をススメていたのがきっかけだったっけな。
自由が丘駅〰️🚃
急行の待ち合わせ。
時間に余裕あるから、空いてる各駅停車で行こう〜♪(^^)#山女日記 でも読みながら…☺️#付箋はなるやま君 pic.twitter.com/yyTzUWDEkD
— 田中明(タラちゃん)☆日本デオドール勤続22年 (@Akira1973T) 2019年2月2日
彼も山岳小説仲間。
僕のまわりでも登山をやっている人がいて、よく誘われるけど、いまいち登山の魅力がわからなかった。でも、本を読んでいくにつれて、山へ行ってみたくなる。
この本に出てくる山は、それなりに経験を積んだ人でないと行けないだろうけど、「いつかは槍へ」と言ってみたい。
キャンプをやっているからアウトドアには慣れているけど、繁忙期の山小屋の混雑っぷりはすごいらしい。でも、今どきの山小屋は快適に過ごせるところもあるらしいので、そういうところを選べばいいのだろうか?
山道具もレンタルできる時代
読み進めていくと妄想はどんどん膨らむ。しかし、待てよ。山道具を揃えないといけないのではないか? 調べてみると結構な値段がする。「これじゃ、なかなか行けないな〜」と思っていたら、山道具のレンタル屋さんがあると、カナダに住む友人が教えてくれた。
#カナディアンロッキー情報
気温よりも”Wind Chill” っていう湿度+風を併せての「体感温度」の表示を目安に、その日の服装や行動を検討します。日本の天気予報でも「風速と湿度」が併記されますよね。今日は気温がマイナス20度でも、Wind Chill がマイナス31度。さすがに快適には遊べません😅💦 pic.twitter.com/Y8Mm4a4vxJ— 田中康一(ロッキー) カナダトレッキングガイド📪 (@tnk51canmore) 2019年2月13日
カナダの自然をSNSで紹介しています。
で、そのレンタル屋さんというのが、「やまどうぐレンタル屋」とそのままの名前のところ。目的に合わせて選べるので、無駄な出費がないみたい。まずはここで借りて山へ行き、ハマったら買えばいい。なんと便利な世の中。
ということで、これから登山してみたい人は想いを巡らせ、登山している人は「あぁ、あそこ行ったな」と振り返るのにはいい本なのかもしれませんね。
主人公の心の描写が、山を自然を愛する人っぽいなって思いました。