『トヨタの段取り』

  • 2015.11.15 

仕事をしていると、いろいろな問題に直面する。

時間が足りない
間に合わない
ミスが発生
足りない
何かを探していて時間が過ぎてしまった
急な仕事を依頼された

などなど、順調にいっているときのほうが少ないんじゃないかと思うくらい、毎日何かがある。

例えば何か問題が発生したとき。その場しのぎで回避していないか? なんとか回避できて、それで安心してしまうと、いつかまた同じ問題が発生する。この本では、そうならないためにも「なぜそれが起きたのか?」の原因をその時点で突き止め、二度と同じようなことが起こらないよう対策を講じることが必要だと書かれている。

その他も「段取り」の重要性を様々な例を用いて解説している。やることが多いと惰性で行ったり、ルーチンになっていることは多いと思う。「わかっちゃいるけど」と思っている人も多いだろう。そんな人にこそ読んでもらいたい1冊。

トヨタで働いていたベテラン技術者たちが書いた本。世界一の自動車メーカーであるノウハウも、中小企業でも十分生かせると思います。製造業にかかわらず、すべての業界で生かせることもたくさん載っています。