電車通勤にしてから、読書量が一気に増えました。スマホには目もくれず、ひたすら読書。それだけ本を読みたがってたってことなのかな。読みたい本がたくさんあるから、一気に読んでしまう。読書は本当に楽しい。
みなさん、こんにちは。
成山堂書店という専門書をつくっている会社の三代目(専務)の小川啓人です。
海に関すること(船、海洋、水産)、気象、飛行機、鉄道などの物流の専門書から、
深海魚、釣り、海の生き物などの趣味的な本までを発行しています。
この本を知ったのは新聞広告だったかな。
読み終えた瞬間、
お母さんに電話したくなる本
というキャッチコピー。
僕は仕事柄、母とは毎日会っている。でも、仕事上の会話がほとんどでプライベートについてはそこまで話していない。そしてときには、言い合いになったりすることもある。親子だからなのだろうか、他人だったら気にしないことでも親子だから気になってしまうことも多々ある。
親は子の心配をし、子は自分でできると思っている。
自分の息子たちを見ていてもそう。小さくても自分でやろうとする。中学生になる長男は、もう立派な大人。親が口出さなくても、自分でできるようになっていく。そうやって、親の手を離れていくのだろう。だからこそ、親は子供のことを心配しちゃうのかもしれない。
子供の頃を振り返ってみると、僕は親からあれやこれやと言われたことはそんなにない。だから自由にやってこられたんだろうけども、何も言わない親からすれば心配だったのかもしれない。僕はついつい子供たちにあれやこれやと言ってしまう。大丈夫とわかっていても。
子育ては見守ることが大事なのかなと、母の子育てを思い返して実感する。
この本を読みながら、いろいろと考えた。仕事上では上司と部下になるけども、根本は親子。仕事抜きにして、普段から親子として接すれば、ぶつかることも少なくなるだろうし、ぶつかったとしても素直に聞けるんだと思う。
歳を重ねてきた母を見ていると、昔のような元気さはなくなってきていると感じる。
優しく優しく。
後悔のないようにしていきたい。