読了『大人も知らない?ふしぎ現象事典』

ラジオから聞こえてきた本の紹介を聞きながら、「それ、あるある」とうなずいてしまった。内容が気になり、すぐにポチッと。翌日に届き読んでみると、大人だけではなく、子供とも一緒に楽しめる内容。全てにルビがふってあるので、子供も読めるしね。「○○の法則」「○○現象」なんていう言葉もあるので、そこからさらに勉強もできそう。

みなさん、こんにちは。
成山堂書店という専門書をつくっている会社の三代目(専務)の小川啓人です。
海に関すること(船、海洋、水産)、気象、飛行機、鉄道などの物流の専門書から、
深海魚、釣り、海の生き物などの趣味的な本までを発行しています。

止まっているエスカレーターを上るとき、止まっているとわかっているのに「あれ?」って思ったことは誰しもがあるはず。僕も、止まっているとわかっているのに、毎回変な感じがするわけです。これは「エスカレーター効果」と呼ばれるものとのこと。心理学の分野にあるようです。

脳は「エスカレーターは動いているもの」と認識しているから、止まっているエスカレーターを見ても、動いていると思うらしい。その感覚で乗るから、踏み出し着地した瞬間のあの違和感があるとか。脳は一度認識したものはそのまま続けるとのことで、簡単にその意識は抜けないとか。脳はだまされやすい??

そのような日常生活で「あるある!!」ということがたくさんのっていて、なぜそうなるのかもよくわかるので楽しく読めます。お子さんの夏休みの自由研究にも使えそう。知っていると役立つことも多いので、読んでみてください。