読了『虹の岬の喫茶店』

森沢明夫さんの本は、いつも笑わせてくれる。そして、その情景が頭に浮かんでくる。そんな文章が僕は好き。

みなさん、こんにちは。
成山堂書店という専門書をつくっている会社の三代目(専務)の小川啓人です。
海に関すること(船、海洋、水産)、気象、飛行機、鉄道などの物流の専門書から、
深海魚、釣り、海の生き物などの趣味的な本までを発行しています。

内容を書いてしまうとネタバレになってしまうので、気になる人は読んでみてください。

とある岬に佇む、一軒の喫茶店を舞台にした物語。

それぞれの主人公に秘めた思いがあり、たまたま見つけた喫茶店で、その解決策を見出していく。

涙あり、笑いありの物語。

喫茶店の主の雰囲気も手にとるようにわかってくるのがおもしろい。

呼んでいくなかで、

「自分は何をやりたいんだろうか? 夢は? 目標は?」

と、そういうことを考えさせられる部分もあった。

いまを楽しめているだろうか。

思いっきり笑っているだろうか。

そんなことも思い描きながら読み進めていくと、より楽しめるかもしれない。