意外とアナログ、地下水の水量の調べ方

  • 2020.10.22 

地下水や湧水という言葉は聞いたことあるけど、身近に感じることってなかなかない。蛇口をひねれば水が出てくるわけですからね。まして、井戸水となると、「どこにあるの?」という感じです。会社が四谷に近いので、四谷怪談を思い浮かべてしまいます。

みなさん、こんにちは。
成山堂書店という専門書をつくっている会社の三代目(専務)の小川啓人です。
海に関すること(船、海洋、水産)、気象、飛行機、鉄道などの物流の専門書から、
深海魚、釣り、海の生き物などの趣味的な本までを発行しています。

当社から発行している『地下水・湧水の疑問50』という本。読んでいると非常に興味深い。その中で、地下水の水量の測り方が載っていて、井戸にロープを垂らしたり、浮きを浮かべて水量の増減を調べるとか。

意外とアナログですね。現代だと地面に機械を設置して超音波で調べるのかと思っていました。水量を調べ、この先どのくらいの水が使えるのかがわかるそうです。水は無限にありそうですけどそんなことはなく、使いすぎればなくなるし、雨が降らなければダムにも貯まらない。雪が降らなければ雪解け水はなく、地下に浸透していかない。

だから大切に使わないといけないんです。この本を読みながら、当たり前のように使っている水の大切さを感じました。