読了『「いいね」を購入につなげる短パン社長の稼ぎ方』

  • 2020.01.14 

好きだから続けられるし、好きだから楽しめる。嫌いなことって続けられないでしょ? 仕事ならまだしも、プライベートで嫌いなことをわざわざ続けることって、拷問のようだから。

みなさん、こんにちは。
成山堂書店という専門書をつくっている会社の三代目(専務)の小川啓人です。
海に関すること(船、海洋、水産)、気象、飛行機、鉄道などの物流の専門書から、
深海魚、釣り、海の生き物などの趣味的な本までを発行しています。

SNSに触れている人は多い

「SNSでモノが売れるの?」っていう声を何度聞いたことか。売れるかもしれないし、売れないかもしれない。それは自分次第ってところ。Twitter、Facebook、Instagramなど、様々なSNSがあって、それぞれで多くの人が楽しんでいる。多くの人は見るだけなのかな。僕も周りもやっている人が多いけど、一部の人を除いては、「見る専門」みたい。

Twitterを真剣にやり出して、もうすぐ3年。ようやく効果を実感するようになってきた。でも、でもね、現代は多くの情報が飛び交っていて、いま発信した情報は数秒後には過去のものとなる。流れていって、見つけてもらい、見てもらうことが本当に困難な時代。じゃあ、たくさん発信すればいいかというとそういうことでもない。

好きなことを発信し、自分な好きなことを好きな人とつながって、コミュニケーションとっていくこと。やみくもに「いいね」をつけたり、どうでもいい人とつながって、フォロワーや「いいね」を闇雲に増やしたって、モノは売れない。

愛だよ愛

この本を読んでいると、短パン社長の「愛」を感じる。洋服が好きなことは当たり前で、カレー、ビール、コーヒーなど、自分が好きなものを、自分が好きな人に愛を持って発信をしている。自分の発信で楽しんでもらいたい。そんな思いが伝わってくる。

今でこそ有名人になった短パン社長だけど、はじめた頃はフォロワーも少なければ「いいね」は6しかつかなかったとのこと。それが今は一つの発信で、200や300の「いいね」がつくようになった。それは、続けてきたから。自分が好きなことをとことん発信し、それに興味を持ってくれた人たちとつながって、コミュニケーションしてきたから。発信すると同時に、多くの人の投稿も見ているからこそ、SNSでもモノが売れるようになってきた。

いつでも誰でもできるのがSNSのいいところ

誰にでも使うこのとできるSNS。しかも無料。やればやっただけ反応がリアルにわかるからこそ、やったほうがいいと思う。すぐに反応が見れるから、違っていたら修正すればいい。そして、何が楽しいって、同じ価値観を持った人とつながることができる。しかも全国の人と。SNS上だけでなく、リアルに会って飲みに行ったり、ゴルフしたりと。そして「はじめまして」なのにはじめまして感がゼロ。それは日頃からSNSでコミュニケーションしてるから。昔からの友達のような感じ。それがいいところから。

「SNSってなんか怖いな」と思っている人は、この本を読んでみることをオススメします。ビジネスに生かすだけじゃなく、楽しみたいと思っている人も読んでみて。読んで、実践することで、世界が確実に広がるから。