藤村先生の本は何冊も何度も読み返している。「販促」を行う際にとっても大事なヒントを与えてくれる本である。同じ本でも、その時々で気づくことが違う。「そうだよな」と思う箇所も違う。そこで得たことを、仕事で試す。うまくいったことは続け、そうでなかったことは、また本を読み勉強をする。
この本の中でも、それ以外の本でも藤村先生が常に言っていることは、
どんなに素晴らしい価値であっても、その価値がお客さまに伝わっていなければ、お客さまにとっては存在しないのと同じことです
ということ。そして、さらに大事なことは、商品そのものの価値だけを伝えるのではなく、
人の思いやストーリーを伝えるということ
がポイントということ。例えば、その商品の制作秘話。なぜ、その商品がこの世に生まれたのか、「人のぬくもり」が感じられるようなことがあると、グッと身近になるんだと思います。
販促をするには、モノではなく、その奥にある「価値」が大事なんです。「思ったように売れないな」という方には藤村先生の本はなんらかしらのヒントになるでしょう。