「タウリン」と聞いて、何を思い浮かべますか?
みなさん、こんにちは。
成山堂書店という専門書をつくっている会社の三代目(専務)の小川啓人です。
海に関すること(船、海洋、水産)、気象、飛行機、鉄道などの物流の専門書から、
深海魚、釣り、海の生き物などの趣味的な本までを発行しています。
タウリンと聞くと、栄養ドリンク。栄養ドリンクと聞くと、「ファイト〜!いっぱぁ〜つ!」が頭に浮かんできます。よくCMで見かけたので、知っている方も多いのではないでしょうか。
そのタウリン。どんな効果があるのでしょうか。当社から発行している『読んで効くタウリンのはなし』からいくつか見ていきましょう。
目次
タウリンってどんなもの?
純粋なタウリンは無味無臭の白い粉で、人間の体内にも60グラムのタウリンが存在しているようです。そして、タウリンは、生命の誕生・進化と密接に関係している物質であり、細胞や臓器が正常に機能するよう、機械の潤滑油のような働きをしている物質と考えられています。
有酸素運動に効果的なタウリン
筋肉には2種類あり、速筋と遅筋。速筋は瞬発力に、遅筋はマラソンのような長距離に効果を発揮します。タウリンは速筋よりも遅筋型の運動に効果的とされています。運動前、運動後に摂取することで、筋肉痛を和らげる効果があるとも言われています。
アルコール分解にも助けてくれるタウリン
タウリンにはアルコールの解毒を助ける働き、肝臓や脳を守る働き、アルコール依存症を予防する働きなど、お酒を飲む際には有益な働きがたくさんあります。例えば、
・二日酔いに効果的
・飲み過ぎから守ってくれる
・アルコール分の排泄を助けてくれる
などなど、お酒を飲む方には、積極的に摂っていただきたいものなのです。
タウリンはどう摂取すればいいの?
タウリンの含有量が多いのは魚介類。しかし、水に溶けやすい性質のため、煮てしまうと、タウリンの成分が出ていってしまうようです。魚や海藻類を積極的に食べることで、タウリンを多く摂取することができるようですが、食べ過ぎには要注意です。
タウリンが体にいいからといって食べ過ぎず、適量を摂取しましょう。
最新の研究によると、ある難病にタウリンを大量摂取することで、体のまひや発作を抑えられるという結果が出たという薬もあるようです。
飲んで食べて効くタウリン。その前にタウリンの知識を読んで入れることで、より効果がたかまるかもしれませんね。