家族が増え、自分も年を重ねていくと、将来のことが気になってくる。子供の教育費、老後のことなど。お金はただ持っているだけでは増えない。銀行に入れたって、なんの足しにもならない。正しく使ってこそ、お金は増えるのである。
「お金に働いてもらう」。人と同じでお金にも働いてもらわないと、増えていかない。しっかりと働かないと、お金にならないのは人もお金も一緒である。
この本では、難しいことは書かれていなくて、ちょっとの知識でいま持っているお金を、年率5%くらいで増やしていきましょうということが書かれている。
投資と聞くと、「ギャンブルと同じでしょ？」「どうせ儲からない」という人が多いが、それは正しい知識がないまま、「なんか儲かりそう」とか「株が上がってるから買えば儲かる？」という安易な思いから投資をし、失敗するということになっているのである。
しっかりとお金の勉強をすれば、正しい知識を知っておけば、失敗することはないとのこと。当然、それなりのリスクはあるが、それを知った上できちんと投資をすれば怖いものではない。仕事だって同じである。何かを成し遂げたいのであれば、それなりのリスクはある。完全に上手くいくビジネスなどないのであるから。失敗して、そこから学び、またチャレンジする。同じことである。
タイトルのように、難しことはわからないけど、ちょっと投資してみたいという人にはいい本だと思う。僕もここで得たことを、実践してみようと思う。リスクをわかった上で投資するのは怖くはない。
