カテゴリー「海事」図書一覧

内航海運概論

国内貨物輸送活動量の4割以上を占める重要な輸送手段「内航海運」。その一方で、船員の高齢化や内航船の老朽化、内航海運業の特殊な業界構造など多くの課題を抱えている。本書は、内航海運業の概要、現状、仕組み、課題と展望、今後の方策まで、実務経験豊富な著者が自身の経験と多くのデータを元に詳しくわかりやすく解説した入門書です。 【はしがき】 一般に「ないこうかいうん」と聞いて思い浮かぶのは、どんな漢字であろうか。「ないこう」とパソコンに入力すれば、上位には「内向」という漢字が出てくるだろう。また、「かいうん」と入力すれば、「開運」がでてくるのであろう。このように「内航海運(ないこうかいうん)」とは、日常的にほぼ変換する機会のない、聞き慣れない言葉なのである。それを一発で変換できるのは、海事関係者ぐらいであろう。そして、その「かいじ」ですら、イメージできる人は多くないであろう。 私の父は、伯父……

設問式 シップファイナンス入門

シップファイナンスに携わる金融機関,船会社,保険会社,造船所,商社,ブローカーを対象としてできるだけわかりやすく説明した本であり、シップファイナンスに関する入門書です。 近年,海運関連企業の海外進展に伴い,日本の金融機関や船主が英国法を準拠とする船舶融資契約に関わる機会が増えています。日本法に基づく船舶融資契約とは考え方が異なるため,知識や理解の不足からトラブルになるケースもあるといいます。このような船舶融資契約に見られるシップファイナンスとは,船舶抵当権や傭船料債権譲渡などを担保として主に傭船料を返済原資とする資金調達手法のことで,最近も大型船融資の新スキームを創設するなど積極的に取り組む金融機関も少なくありません。 本書は,シップファイナンスの入門書であり,金融機関,船会社,保険会社,造船所,商社,ブローカーなどの実務家のために分かりやすく解説したものです。実際のビジネスシーン……

新訂 港運がわかる本

港湾運送のことが、この1冊でよくわかります。 陸と海の接点で貨物を動かす港湾運送の成り立ちから最新の情報までをまとめた解説書。平成6年初版の内容を全面改訂。特に港湾労働と職業訓練に関する記述を充実させました。 【はしがき】 港湾職業能力開発短期大学校横浜校に勤務していた時期,『港運がわかる本』を授業準備に活用していたため,天田先生の著書を担当する話を伺った際,身が引き締まる思いだった。天田先生の記述した内容は,変更箇所がない限り残すことを前提にして,新たに港湾労働に関する章を加筆したことが,今回の改訂版の特徴である。港湾労働を新たに追加した理由は三つある。一つは,港湾労働法に関する記述を大幅に取り入れたことである。編集者から港湾業界から改訂版の要望が強いと伺い,港湾実務者を対象とするのであれば,港湾三法の一つである港湾労働法に触れなければならないと考えたからである。二つめは,……

液体貨物ハンドブック【2訂版】-実務に便利なデータと数量算出法-

業界で統一的に行われているケミカル・液化ガス類、石油類の数量算出法およびこれに必要な各製品の密度・容積換算率を含む諸データを収録した便覧です。 【はしがき】 「ケミカル・液化ガス・石油ハンドブック」は,2012年9 月に改訂されたが,以来,主にJIS 規格,並びにその他諸表が改訂された。そこで内容を見直し,新たに発刊することとした。 本ハンドブックは業界で統一的に行われているケミカル・液化ガス類,石油類の数量算出法およびこれに必要な各製品の密度・容積換算係数を含む諸データを収録しているものである。 次の諸表,およびデータが収録されている。 ・基礎関連データおよび諸表 ・ケミカル類の性状および諸表 ・液化ガス類数量算出法および諸表 ・石油類数量算出法および諸表 ご活用いただければ幸いである。 2020年7月 一般社団法人 日本海事検定協会 検査第二サービス……

「みなと」のインフラ学 ーPORT2030の実現に向けた処方箋ー

港湾の果たすべき役割、道筋をまとめた提言集 我が国経済・社会の発展及び国民生活の質の向上のために港湾が果たすべき役割や、今後特に推進すべき港湾製作の方向性をとりまとめた港湾の中長期政策「PORT2030」。本書は、このPORT2030を具現化するにあたり、港湾と空港に係る国土交通省の政策担当者と研究者からなる、「港湾・空港領域の政策課題検討の官学交流プラットフォオーム」研究会におけるさまざまな提言を一冊にまとめたものである。 【目次】 序章  みなとの空間計画を歴史・文化・生活から発想  PORT 2030 Premium Port の実践  1 待望の中長期ビジョン  2 これまでのビジョンの変遷と空間計画  3 PORT 2030・プレミアムポートの実践にむけての3 つの提言  4 これからの時代の技術者像「アーティステイックエンジニア」のすすめ 第1章 ……

LNG船運航のABC(2訂版)

世界的な需要の高まりからLNG船は今後も大量に運航されるでしょう。本書では,LNG船の入出港,荷役,航海,エンジニアリングを通してそのしくみと実際の業務を紹介します。 今回は,LNG燃料船に関し全面改訂し,LNG燃料船の現状や今後の動向などについて,より広く解説しました。現状や,普及と課題についても触れました。運航実務者,海運会社の業務内容を理解したい人は必携です。 【2訂版まえがき】 本書は2015年に第1回改訂を実施したが,それから5年が過ぎた現在,環境問題や船舶燃料の多様化などを背景に,LNG船の需要は相変わらず高くなっている。一方LNG 燃料船は,SOX規制が2020年に開始されたことに伴い,造船,運航,燃料補給インフラ作りと,本格的な検討が世界レベルで行われるようになった。このような状況の中で,新情報や付加情報も多くあり,読者にこれらを提供することが必要と考え,ここに2……

海損精算人が解説する共同海損実務ガイダンス

共同海損とは、航海中に発生した損害をその航海に関わる荷主・船社等の関係者で負担し合う制度。共同海損下では、たとえ自分の積荷が損害を受けていない場合でも一定の金額を負担することになる。近年は、ハード・ソフト両面からの安全対策が充実したこともあり共同海損発生件数が減少傾向にあるが、それ故に共同海損に精通した実務者が減ってきており、実際に発生した際に対応に戸惑う荷主・船会社等も多い。 本書は、共同海損に必要となる知識や段取りを専門家が分かりやすく解説したものであり、共同海損になじみのない(初めて関わる)海事関係者(荷主・船社・保険会社等)には特に役立つ。 【はじめに】 浅井市川海損精算所は1925 年(大正14年)に浅井義晭(よしてる)氏が市川牧之助氏と共に神戸に設立した会社であり、現存する日本最古の海損精算事務所です。二人の名前が社名の由来です。浅井氏は大阪商船(現在の商船三井)に入……

LNGの計量ー船上計量から熱量計算までー

LNGの輸入量は増加の一途を辿り、現在では年間8,000万トンに達する。近年では、輸出国及び輸入国の増加に伴い、国際的な貿易量も増加している。主要エネルギーとしての需要はもちろん、海洋環境保護のためのSOx 排出削減を目的としたLNG 燃料の船舶なども出現しており、船舶燃料としてのLNG 利用の拡大も見込まれている。このLNGは伝統的にMMBTU(100万英国熱量単位)を単位とする熱量で取引される。LNG船1船分の熱量は、売買契約書に基づいて荷役の都度実施される船上計量、サンプリング及び組成分析により確定するが、1回の計量における0.1 %の差異は数百万円に相当し、長期にわたる取引では契約内容や実施手順の違いから累積的な機会収益または機会損失が生じ得る。 本書は一般的な売買契約の内容や関連規格を参照しながら、LNGの計量に関する作業及びそれに付随する要求事項等を、技術及び契約の両面から包括……

クルーズポート読本

現在、クルーズ人口は増加の一途を辿っており、国は「2020年にクルーズ訪日旅客数500万人達成」を目標として掲げている。それを踏まえ2017年10月に実施された「クルーズポート・セミナー」の講演内容(海事関係団体、大学、官公庁や自治体など各界の識者6人が演者)を第1章のベースとして書き起こし、クルーズの歴史に始まり各港の取り組みや国内外の現状や課題までを概説している。それらを補完するものとして、2章以降に国交省港湾局の出したクルーズ船受け入れのための「ガイドライン」、クルーズポートに関する基礎知識を整理した「関係用語集」と「Q&A」、総括として国交省発表の最新データを掲載して「現状と将来展望」をまとめあげている。 【はじめに】 近年、クルーズ人口は増加の一途をたどっております。2018年6月12日に国土交通省より、「2017 年の日本人のクルーズ人口が31.5万人になり、過去最多と……

傭船契約の実務的解説 2訂版

傭船契約から船を雇い入れる契約(他人の所有船を一定の取り決め、条件の下使うこと)→裸傭船、定期傭船、航海傭船これらについてのポイントを民法・商法の典拠を明らかにし、様々な契約書式(海運集会所フォーム、ボルチック国際海運協議会書式のBARECON、BALTIME、NYPEを用いて、国内外の契約に関する争議の判例も挙げながら実務上の注意点を解説。 平成30年に公布が期待されている「商法及び国際海上物品運送法」の改正法案を見据えての解説を加えた「2訂版」。 実務で使われている契約書式(海運集会所フォーム、BARECON、BALTIME、NYPEなど)をサンプルとして多数収録。それらの契約書式条文に基づいて逐条的に解説。 「国際海上物品運送法の改正予定法律案を改正箇所を明らかにして、改正条文案を巻末資料として収録。 【「2訂版」に寄せて】 谷本裕範 海商関連業務を律する商法……
本を出版したい方へ

成山堂書店のBLOG