日本にマクドナルドをもってきた、藤田田さんによる、ユダヤの教科書?的な本。「銀座のユダヤ」と言われた藤田田さん目線の、ユダヤ人の視点がおもしろい。
みなさん、こんにちは。
成山堂書店という専門書をつくっている会社の三代目(専務)の小川啓人です。
海に関すること(船、海洋、水産)、気象、飛行機、鉄道などの物流の専門書から、
深海魚、釣り、海の生き物などの趣味的な本までを発行しています。
バリバリ、ゴリゴリの経営者の本はおもしろい。経営者というより、商売人。藤田田さんの原点は、ユダヤ人との商売のやり取りがあったからこそ、マクドナルドを日本に持ってきて、ここまでの会社にできたのだろう。
ユダヤ人と言えば、世界的に見ても商売のプロ。特に金融にかけては、相当なものだとか。右に出る人種はいなとも言われているようですね。
1972年発行の本ではあるけど、今でも通用することがたくさん載っている。人としての基本、ビジネスの基本はいつの時代になっても変わらない。そんなことを思いながら読んで、気になった文章を以下に。
・必ずメモを取れ
・雑学に強くなれ
・時を盗むな
・金銭教育は子供の時からやれ
・一人合点して相手を信用するな
・病欠とはズル休みのことだ
・ゴルフする奴は発狂しない
ズバズバと言う書きっぷりが読んでいて気持ちが良い。
今は新装版として出ているようなので、興味のある方はお読みくださいな。