ネットを上手に使うために。

  • 2014.06.03 

パソコンからスマートフォンへ。
24時間ネットの世界へアクセスできる世界になっていった。
クリック一つで買い物ができ、翌日には届いている。
とても便利な時代である。

便利なために、思わぬ落とし穴も。
クレジットカードの不正使用、
知らぬ間に引き出されている銀行預金。
1度使ってみると便利だけど、
アカウント管理をしっかりとしていないと、
簡単に盗み出されてしまう。

パスワードの使い回し、
簡単なパスワード設定、
「管理が面倒だからわかりやすくて」
というのもわかるが、
ネットを使う上では自分の身を守るのと同じように、
アカウントの管理はとっても重要。

スマホの登場で気軽にできるようになったソーシャルメディア。
TwitterやFacebookがその代表選手。
身近な友達から久しぶりに出会う友達。
または会ったこともないけど、
共通の趣味などを通じて、
ネットの世界だけで交流もできる。
とても面白い世界だと思う。

しかし、気をつけなければいけないのは、
「相手がどんな人か」
っていうこと。
ネットのつながりって不思議なことに
実際に会うよりも壁が低くなる。
ついつい気を許してしまうことも。
そこに落とし穴があるのではないだろうか。

気軽に友達とコンタクトがとれて、
気軽に投稿ができるのがソーシャルメディアのいいところ。
しかし、使い方にはご注意を。
例えば、公開範囲を限定するとか。
投稿内容も自分のことならいいけど、
友人も含むものであれば、扱い方に注意する必要がある。

会社でやっている人は、
社内情報を出さないとか、
新商品の企画など、まだ世に出ていないことは発信しないとか。

簡単にできるために、簡単に発信してしまう。
そして怖いのが万が一、その情報が拡散されてしまったら、
取り返しのつかないことになる。

遊び半分でTwitterに投稿した情報がリツイートされて、
自分では制御できないところまで行ってしまって、
逮捕されるような事件も起きている。

ネットの世界は怖い。
便利だけど使い方を間違えると本当に怖い。
だからこそ、使い方をしっかりと身につけないといけないと思う。

この本はそんな身近なネットの利用方法や
ネット社会での自分の身を守る方法を紹介しています。

ネットでお買い物をする人、
ネットバンクを利用する人、
Twitter、Facebook、ブログなどのソーシャルメディアを利用している人で、
今まで何も考えることなく「便利だから」「楽しいから」という理由だけで
使っている人は今一度、その使い方を学ぶには良い内容だと思います。

被害にあってからでは遅いので、
読んでみてはいかがでしょうか。