本のサイズを気にしたことはありますか?
こんにちは。
成山堂書店という専門書をつくっている会社の三代目(専務)の小川啓人です。
船や魚、お天気、飛行機、鉄道などなどのちょっと難しい本から、とっても難しい本までを発行しています。
本のサイズはいろいろとあって、代表的なのは、
・文庫版(105mm × 148mm)
・新書版(105mm × 173mm)
・四六判(127mm × 188mm)
・A5判 (148mm × 210mm)
・B5判 (182mm × 257mm)
といったところでしょうか。
当社では主に、四六判、A5判、B5判をメインに出しています。
ちなみに、

A5判
上製本と並製本で少しサイズが違ってきます。右は上製本。板ボールで表紙を作っているので、通常のサイズよりも少し大きくなっています(以下同様です)。

四六判

B5判
あまりサイズ感がわかりませんね・・・。
その中でもA5版が多いですね。教科書として使うにはちょうどよいサイズ。どういう風に分けているかというと、
・A5判
教科書や研究書、実務書として使われることが多いです。
・B5判
問題集や写真を多く使っているような内容。
・四六判
読み物関係の内容。
ざっというと、こんな感じです。他の出版社も、想定する使い方、読む場所などで版型を分けているのではないでしょうか。
その他、変形版ということで、
横にしたものを出すこともあります。ただ、本屋さんの棚では置きにくいそうですけど。。。
本にはいろいろなサイズがあるので、本選びの際にはそういうところも見ると、楽しさが増えるかもしれませんね。
僕はビジネス書や小説を電車の中で読むことが多いので、四六判の並製本が持ちやすく読みやすいですね。