タグ「鉄道」 一覧

世界の鉄道調査録

月刊『鉄道ジャーナル』誌に10年にわたり連載されてきた「世界の鉄道めぐり」(2002年 第1回~2015年 第157回、海外コラム4回分)を地域ごとに再編集して書籍化。ヨーロッパ・アジア・アフリカ・中東・南北アメリカなど訪れた国と地域は100か所におよぶ。現地の風土を肌で感じられるような読み物風にまとめながらも、海外鉄道の専門家として長く世界の鉄道調査に携わってきた知見、正確な資料、路線図、現地の写真も豊富に掲載している。「鉄道に乗れば、その国や地域がわかる」と言われるように、各国・各地の鉄道文化や雰囲気を知ることができるとともに、比類なき鉄道の調査資料でもある。 【まえがき】 世界初の公共輸送を目的としたストックトン・ダーリントン鉄道がイギリスで1825年に開業して、今年は194年目にあたります。その後の鉄道の発展はめざましく、19世紀から20世紀前半にかけて世界各国で建設が進み……

海外鉄道プロジェクトー技術輸出の現状と課題ー 交通ブックス126

台湾新幹線をはじめとして、現在、日本企業の海外鉄道プロジェクトへの参加が加速しています。とくにアジア圏では、都市交通整備の柱として鉄道需要が高まっており、地下鉄や高速鉄道の建設が数多く計画されています。 一方、日本企業がこれら計画に携わるためには、日本国内とは大きく異なるプロジェクトの実行体制や商慣行、また技術上の課題を乗り越えなければなりません。 本書では、海外における鉄道計画プロジェクトの特徴とその一連の流れについて順を追って解説しています。 【はじめに】より 経済成長のため、閉塞状況にある国内から海外に鉄道を輸出しようとの動きが活発である。政府機関、民間企業あげて取り組んでいる。 その背景としては二つある。一つは、国内鉄道市場は小子高齢化で輸送量が減少傾向にあり、新幹線や大都市圏鉄道といえども先の見通しは明るくない。そのため、各鉄道事業者も経営合理化でスリム化を図ってい……

世界鉄道探検記3−辺境をたずねて−

ラオス、イスラムの古都バクー(アゼルバイジャン)、リトアニア、エジプトなど、各国の鉄道事情などを専門家ならではの視点で紹介。鉄道旅行の醍醐味である、現地の雰囲気や人とのふれあいを、様々なエピソードを交えて綴る。 【まえがきー辺境鉄道の魅力ー】より 21世紀に入り、世界的な環境意識の高まりとともに、大量・高速輸送が可能で、環境負荷とエネルギー消費が少ない特性を持つ鉄道が、再び脚光を浴びています。つまり、「鉄道復権」(鉄道ルネッサンス)の時代の到来とも言えます。その背景には、化石エネルギーの使用料節減や都市交通環境の改善、大都市間を結ぶ経済成長回廊の整備、国によっては景気対策という目的があります。 また、趣味の世界に目を転じますと、老若男女の鉄道ファンが列車の写真を撮ったり、鉄道の旅に出かけたりと、様々な活動をしています。テレビでも国内の海外の鉄道を紹介する番組が多くなっています。こ……

世界の通勤電車ガイド

世界主要都市の鉄道・路面電車等の運営形態、利用方法、歴史、車両について総合的に紹介する。豊富な図や写真を用いわかりやすく解説。 【目次】第1章 都市と鉄道  1.1 世界の通勤電車概観  1.2 交通需要と交通機関  1.3 路面電車  1.4 地下鉄  1.5 近郊鉄道  1.6 その他軌道系交通機関  1.7 運賃とコスト 第2章 ロンドン  2.1 概要  2.2 運賃システム  2.3 路線と列車運行  2.4 歴史  2.5 車両   こぼれ話(1)−ホームのアナウンス 第3章 パリ  3.1 概要  3.2 運賃システム  3.3 路線と列車運行  3.4 地下鉄の歴史  3.5 近郊鉄道の歴史  3.6 車両   こぼれ話(2)−地下鉄の香水 第4章 ベルリン  4.1 概要  4.2 運賃システム ……

世界鉄道探検記−ユーラシア大陸をゆく−

世界での鉄道乗車記を現地の雰囲気や技術的な視点など様々なエピソードを交えユニークに紹介する。「世界の車窓から」製作者との対談も掲載。 【まえがきー鉄道旅行の勧めー】より 外国の鉄道に対する技術協力や技術的助言(コンサルティング)、また鉄道調査を職業としている関係で、世界各地の鉄道に乗車する機会が多いので単に仕事で滞在するだけと違い、鉄道を通してその国(地域)の自然や社会・文化の状況がわかってきます。 では、なぜ自動車や飛行機ではなく鉄道かといいますと、 1.鉄道には庶民列車や高速列車・豪華列車まであり、その国(地域)のいろいろな階層の人々が利用するので、その縮図を見ることができます。どちらかというと、庶民列車の方が面白く、その例として、タイのローカル列車があります。窓から入ってくる自然の風を受けながら、タイの人たちの車内での様子や沿線駅での物売りを見ているだけで、生活の実態がわ……

英国鉄道完乗への挑戦

完乗めざして11年、ビールと路線図を手に乗りまくる。その距離28,500キロ。人とのふれ合い、素晴らしい風景、魅力溢れる鉄道旅行記。

イギリスの鉄道のはなし−美しき蒸気機関車の時代−

「機関車の芸術品」と讃えられたイギリスの鉄道。 カラフルで美しく、速い蒸気機関車とその周りで生まれたエピソードが満載の一冊。 【目次】 プロローグ 第1章 駅のはじまり  (1)マンチェスター・リヴァプール・ロード駅  (2)ダーリントン・ノース・ロード駅 第2章 北への競争  (1)プロローグ  (2)第1回競争 ロンドンからエジンバラへ1888年  (3)第2回競争 ロンドンからアバディーンへ1895年 第3章 ゲージ戦争  (1)43年振りの再開  (2)ブロード・ゲージ(広軌)  (3)天才ブルーネル  (4)ブロード・ゲージの展開とゲージ戦争  (5)意外な結末  (6)タニエル・グーチの「マスター・ピース」  (7)ブロード・ゲージの衰退と廃止 第4章 美しい機関車の色  (1)機関車はどんな色だったのか  ……

ヨーロッパ駅舎放浪記−各駅停車スケッチ紀行−

ヨーロッパ16か国の取材旅行を綴った駅舎のスケッチとエッセイ。駅舎風景のなかで、鉄道建築とその背景をぶらりと歩きながら描く。 何気なく開いたページから読んで戴ければそれでよい。 駅舎取材も何気なく降りた駅が新しい発見をさせてくれたように・・・。 【登場する駅舎】 イギリス  アーノスグローブ地下鉄駅  アプルビー駅  イースト・ボーン駅  ヴィクトリア駅  ウォータルー駅  オックスフォード駅  キングス・クロス駅  クラクトン駅  セント・パンクラス駅  チャリング・クロス駅  テンプル・ミーズ駅  ピカデリー・サーカス地下鉄駅  ベリック・アポン・トウィード駅  マルリボン駅  ユーロスター・ロンドン終着駅  ヨーク駅  リヴァプ−ル・ストリート駅 イタリア  オスティエンセ駅  グロナロロ山頂駅  サンジョバンニ駅 ……
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