海事の書籍紹介

流体力学と流体抵抗の理論

鈴木和夫 著

水や空気という流体の流れの現象を扱う流体力学、その応用である流体抵抗。この二つを盛り込んだ、初学者も技術者も使えるテキスト。 【まえがき】より  流体力学は水や空気と言う流体の流れの現象、すなわち流体の運動を扱う学問ですが、その重要な使命の1つに、流体機械、自動車、航空機、船舶といった流体に関係する物体に加わる流体を推定し、かつそれらのデザインに応用するということがあげられると思います。本書はそのタイトルに「流体力学と流体抵抗の理論」と銘打っていますように、単に流体力学について紹介するだけではなく、一様な速度で前進している物体……

炉の歴史物語−省エネルギー・環境対策の発展に学ぶ−

杉田 清 著

人類文明の象徴であり世界産業を支えた「炉」の技術発展と関連する省エネ・環境対策の歴史を時代背景や活躍した人物と共に紹介する。 【まえがき】 われわれ現代人は、直接、間接を問わず「炉」の計り知れぬ恩恵にあずかっている。同時に、そのエネルギー問題や環境対策い悩まされている。文明の象徴であり、人類の生存に不可欠となっている「火」そして「炉」と、どのようにして共生していけばいいのか。これは、21世紀が人類に突きつけている最重要課題の一つである。地球温暖化の問題は、まさにその核心であろう。 その重要性のわりには、炉についての社会全般の関心や……

LNG船・荷役用語集(改訂版)

三菱商事(株)天然ガス事業本部 監修 ダイアモンド・ガス・オペレーション(株)編著

石炭・石油に比べてクリーンで高熱量のエネルギーであるLNG(液化天然ガス)は、環境問題や石油価格の高騰を背景に世界的に需要が拡大しており、これに伴い新たにLNG業界に携わる人も急増しています。これまでどおりの「安全運航」「安全荷役」を維持するためには、業界全体で基礎知識を共有することが不可欠でしょう。 このような状況の中、LNGに関する情報提供を手がけるダイアモンド・ガス・オペレーション?が三菱商事?の監修を得て「LNG船・荷役用語集」をあらわしました。 本書は、LNG船・荷役の業務に必要な用語を約2,000語収録し、豊富な図表・写真……

英和対訳 国連海洋法条約[正訳]

外務省経済局海洋課 監修

海洋に関する新しい国際法秩序として発行した国連海洋法条約と実施協定及び第三次国連海洋法会議最終議定書を英和対訳で収録したもの。 (海事図書)

航海応用力学の基礎(3訂版)

和田 忠 著

基礎から復原性・喫水・船の動揺・流体等に関して過去の海技試験出題例を参考にわかりやすく解説。2・3級海技士(航海)向。 【3訂版発行にあたって】  3訂版発行にあたり、物理量の表現として原則的に国際単位系(SI)を用いることとした。  国際単位系はメートル系の新しい形態であり、国際的に合意され、明確であり、使いやすい単位の集合として構築されたものである。現在、測定単位の世界的統一性を確保するために、国際度量衝局・国際度量衝総会によって国際単位系の普及が進められている。したがって、海上実務に関わるさまざまな事柄の国際単位系に……

機関計算問題の解き方

大西崇博 著

船舶職員として船舶に乗り組むためには海技士国家試験に合格して海技士の資格を得る必要があります。本書はその海技士試験のための受験対策書です。対象は1・2・3級海技士の機関。筆記試験のなかでも難しく、ちょっとした不注意で得点を失うことの多い「機関その3」に出題される計算問題を扱っています。 過去10年間の試験で実際に出題された問題から107問を例題として収録。機関長としての経験も豊富な海技試験官OBである著者が、模範解答をあげて解説しています。各問題は分野別に章立てて配列されているので、自分の弱点の確認とその克服のために、効率よく学習で……

コンテナ船の話

渡辺逸郎 著

今から40年ほど前、初めて海上コンテナ輸送が開始されたときは、海運に一大変革をもたらすものとして、驚きと期待をもって迎えられたことを記憶している方も少なくないでしょう。今日ではこの輸送システムはすっかり定着し、コンテナ船も初期の数百個積みから今や1万個積みにまで大型化してきています。ここに至るまでにはさまざまな輸送方式の船が登場しましたが、主流はほぼ一貫してセル構造のフルコンテナ船でした。 本書は、このコンテナ専用船に的を絞って、発展の系譜をたどったものです。 コンテナ輸送開始の頃からしばらくの間は関連書籍も数多く出版されましたが、最……

油濁防止規程【150トン以上200トン未満タンカー用】

日本内航海運組合総連合会 編

油の不適正な排出の防止に関する管理及び取扱い事項について定め、海洋汚染防止を目的につくられた規程で、船舶内の備置が義務付けられた法定備品。 (海事図書)

油濁防止規程【200トン以上タンカー用】

日本内航海運組合総連合会 編

油の不適正な排出の防止に関する管理及び取扱い事項について定め、海洋汚染防止を目的につくられた規程で、船舶内の備置が義務付けられた法定備品。 (海事図書)

油濁防止規程【400トン以上ノンタンカー用】

日本内航海運組合総連合会 編

油の不適正な排出の防止に関する管理及び取扱い事項について定め、海洋汚染防止を目的につくられた規程で、船舶内の備置が義務付けられた法定備品。 (海事図書)
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