海洋建築序説 海洋建築シリーズ


978-4-425-56141-4
著者名:海洋建築研究会 編著
ISBN:978-4-425-56141-4
発行年月日:2022/7/28
サイズ/頁数:B5判 172頁
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海洋建築工学は、建築学の中の新しい学問領域であると同時に海洋工学の中の1つの分野です。本書では海洋建築工学における水波について、数学モデルで表し、解析することで水波という物理現象を明らかにしています。

【目次】
第1章 海と建築
はじめに
1.1 海と日本人の係わり
(1)海がもたらす文化
(2)海と生活
1.2 海と建築の係わり
(1)海がもたらす建築
(2)海と建築の関係性
(3)海と船と建築
おわりに

第2章 海の空間利用 はじめに
2.1 海洋空間の資質
(1)歴史・風土に見る海の空間利用
(2)沿岸,島嶼,洋上の空間特性
2.2 海洋利用の空間的概念
(1)ウォーターフロント
(2)沿岸域
(3)海洋空間
おわりに

第3章 海と陸の関係を示すもの はじめに
3.1 地形のつながり
(1)日本列島の横断地形
(2)プレートと地震活動
(3)プレートと火山活動
(4)プレートと堆積物
3.2 海のつながり
(1)海の広さ
(2)大洋・縁海・地中海
(3)排他的経済水域(EEZ)
3.3 海のうごき
(1)大気と海洋の循環
(2)潮汐・潮位・潮流
(3)波浪
(4)波による流れ
(5)海岸
3.4 海のめぐみ
(1)空間資源
(2)生物資源
(3)溶存資源
(4)表在資源
(5)埋在資源
3.5 陸と海のつながり
(1)陸から海への栄養
(2)陸から海への土砂
(3)陸から海への汚染
おわりに

第4章 海の特性と環境圧 はじめに
4.1 人間の五感に関する環境圧
(1)熱
(2)音
(3)光
(4)臭い
4.2 心理的な環境圧
(1)海洋恐怖症
(2)荒天時の恐怖感 
4.3 物理的な環境圧
(1)高波・津波
(2)強風
(3)振動や動揺 
おわりに

第5章 海からの脅威 はじめに
5.1 強風と風害
(1)強風の要因
(2)風害の事例
(3)建築の風害対策
5.2 高潮・高波と浸水被害
(1)高潮の要因
(2)高波の要因
(3)高潮・高波による災害
(4)建築物の高潮・高波対策
(5)台風による被害 
5.3 津波と災害
(1)津波の要因
(2)津波被害の事例
(3)建築の津波対策 
5.4 塩風と塩害
(1)塩害の要因
(2)塩害の事例
(3)建築の塩害対策
5.5 飛砂害
( 1 )飛砂の要因
(2)飛砂害の事例
(3)建築の飛砂対策
5.6 海岸侵食と防災機能低下
(1)海岸侵食の要因
(2)侵食による災害事例
(3)建築や地域の安全対策 
おわりに

第6章 海洋空間利用の状況 はじめに
6.1 日本の海洋開発の系譜
6.2 各省庁や民間企業による海洋空間利用構想
(1)各省庁の海洋空間利用構想
(2)各企業による海洋空間利用構想
(3)建築家による海上都市構想
6.3 海上都市の系譜
(1)人工島による海上都市の動向
(2)世界の人工島の動向
(3)地球環境に対応した海洋建築物のあり方
おわりに

第7章 海洋建築の定義と特徴 はじめに
7.1 海洋建築の定義
7.2 海洋建築の特徴としての機能空間構成
(1)海洋建築物の設置形態
(2)海洋建築物の基礎構造形式
(3)立地する場の多様性
(4)機能・用途
7.3 狭義の海洋建築物
7.4 Marine Architecture
7.5 海洋工学における建築
おわりに

第8章 海洋建築の利用 はじめに
8.1 国内外の海洋建築の利用動向
8.2 海洋建築の機能・用途
8.3 「住む」ための海洋建築の利用
8.4 「働く」ための海洋建築の利用と気候変動への対応
おわりに

第9章 海の建築の立地特性 はじめに
9.1 海岸後背域の特徴
(1)地形・地質・海気
(2)海岸後背域の建築の立地特性 
9.2 海岸域の特徴
(1)地形・地質・海象
(2)海岸域の建築の立地
9.3 海域の特徴
(1)海域の特徴
(2)建築の立地
おわりに

第10章 海の影響を緩和する建築的手法 はじめに
10.1 海の影響要因と建築物
(1)海水自体の物理的性質
(2)流体力学的要因
(3)静水圧・動水圧
(4)浮力
(5)海水の化学的作用
(6)海洋生物による作用
10.2 影響要因に対する緩和対策 000
(1)流体力学的要因に対する緩和対策
(2)静水圧・動水圧に対する緩和対策
(3)浮力に対する緩和対策
(4)海水の化学的作用に対する緩和対策
(5)海洋生物に対する緩和対策
おわりに

第11章 海洋建築と技術 はじめに
11.1 建築する技術
11.2 海に造る技術
11.3 安定させる技術
11.4 風に耐える
11.5 地震に耐える
(1)耐震基準
(2)耐震構造
(3)制震構造
(4)免震構造
(5)水に浮く構造物
(6)海震という現象
(7)固有周期と外力
11.6 波浪に耐える
11.7 津波に耐える
11.8 総合的な技術
おわりに

第12章 海洋建築物の歴史 はじめに
12.1 海洋建築物の成立要因 000
(1)日本の海洋建築物の成立要因
(2)水面空間利用の計画的背景
12.2 海洋建築の系譜
おわりに

第13章 海の建築のレガシー はじめに
13.1 加藤渉とコンクリート船
13.2 菊竹清訓と海上都市構想
(1)加納久朗の「東京湾埋立構想」
(2)大高正人の「海上帯状都市」
(3)丹下健三の「東京計画1960」
(4)菊竹清訓の「東京湾計画1961」
13.3 平清盛と厳島神社
(1)厳島神社の概要
(2)廻廊による社頭景観創出の工夫
(3)社殿に施された減勢的・減災的な工夫
(4)社殿の高潮被害の歴史と対策に見る問題点 
おわりに
カテゴリー:気象・海洋 
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