朝、昼、晩と食後に歯を磨いたほうがいいのはわかっている。しかしついつい、面倒になって磨かなかったり、チャチャッと済ませてしまうこともある。幸いに今のところ虫歯はないし、不調もない。3ヶ月に1度、歯の検診も受けているので、大丈夫。しかし、以前に歯医者さんからは、「君は矯正をしていて、歯が普通の人よりも少ないから、大切にしなさい」と言われている。だから、きちんとケアしてあげるべきなのに、ついつい。。。
そんなときにこの本と出会った。タイトルは「歯は磨かないでください」とありますが、正しい磨き方を覚えましょうね、ということだと理解しています。今までの磨き方は誰かに教わったわけでもなく、歯をなぞっていただけなのかもしれない。
歯の表面を磨くことばかりが多いのではないだろうか？ しかし大事なのは歯の間。そこは歯ブラシでは届かないところなので、「フロス」や「歯間歯ブラシ」を使うことになる。この歯の間につまった汚れを放置しておくと、虫歯になるとのこと。面倒でもこれをやることが、虫歯や歯周病の予防につながるそうです。
磨き方としては、歯の間も含めて、4方向から磨くこと。1本の歯を表、裏、両サイドの4ヶ所とのこと。両サイドは奥歯以外はフロスや歯間歯ブラシを使うことになります。これをきちんとやること。
あと便利なのが、電動歯ブラシ。1分間に3万〜4万回の振動で歯の汚れを落としてくれるとのこと。調べてみると多くの種類があり、値段も様々。試していませんが、おそらく値段相応なのかなと思います。
その他、歯にまつわる病気や、顔の中での歯の印象など、歯を大切にすることがどれだけ、健康につながるか、いいことがあるかなど書いています。歯が汚いのは印象がよくないです。歯並びが悪いとかではなく、「明らかにこの人は歯を磨いていないな」というくらい汚く、黒ずんでいる人って不潔な印象を与えてしまいます。
体の健康診断と同じように、歯も定期的に検診を受けることをおすすめします。虫歯になってからの治療は痛みがあります。あの「キィ〜ン」という音は聞きたくないですしね。目を背けがちな歯ですが、日頃からきちんと磨いてあげれば、歳をとっても、自分の歯で美味しく食事をすることができます。
